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2021年08月30日 01時22分 ~ 2021年09月09日 23時54分 の過去ログ
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石川「 ほー?そりゃ亦如何してだ。( 同様に酒で気分が良くなった彼等と談笑する最中、突然の呟きに緩慢と瞬きをする、) 」   (2021/8/30 01:22:39)

坂口「 新潟のお酒は端麗辛口で有名なんだよね。でも何処で有名になったかって云うと、おいらが思うに其は戦争の後なんだ。其の頃は甘口の日本酒が流行っていてね。でも其の中で不意に、辛くてスッキリした刺激的な新潟のお酒が唐突にブームを巻き起こしたんだ。時代に逆行する形で。( 心地好い湯に目尻は緩み、立ち上る湯気で心は和らぐ。香る潮と硫黄の匂いに、へら、と微笑してみせては、) 坂口くんは戦後に活躍した文豪だし、刺激的だし、尚且つ無頼漢じゃない。おいらはそう云う所がそっくりだと思ったんだ。」   (2021/8/30 01:30:02)

石川「 …。アンタ本当によく知ってんなあ。( つらつら、と並べ立てられる歴史と己との関係性。やや茫然自失気味乍らも整合性は有るもので、感嘆の音を置いては微かな瞠目、) 」   (2021/8/30 01:38:36)

坂口「 えへへ、皆の事は近くで良く見て来たから。( 周りがしいんと静まり返ると何だか照れるもので、ぎゃわずに口元を隠して貰っては目を細める、) オダサクくんも、治くんも、坂口くんも、ダンくんも。おいらより先に死んじゃったでしょ。」   (2021/8/30 01:43:38)

石川「 あ ー…。だ、な。( 次いだ言葉に、ぱち、と瞬きをすれば決まり悪さに濃紺を掻く、) 」   (2021/8/30 01:44:52)

坂口「 あああ、そんな顔しないでよ ~ 。おいらは其で良かったってずっと思ってるんだから。だって最初から最後迄『 無頼派 』って云うものを間近で見れたんだもの。( 気不味そうに濃紺を掻く様子に慌てふためいては、苦笑を浮かべて四人を見る、) おいらは皆をずうっと見て来る事が出来た。其って中々無い事でしょう? … だからおいらはさ、皆に。『 無頼派 』に出逢えて、本当に、ほんっとうに楽しい生涯だったんだよ。」   (2021/8/30 01:50:34)

石川「 …。( 如何したって死と云うものは感傷に浸って仕舞うもの。置いて逝かれる寂しさを知るからこそ思考が微かに傾いた時、続いた言葉に自然と視線が上がる。然し今度はむず痒さが生じれば亦透明を飲み下しては一笑、) そーかい。」   (2021/8/30 01:59:16)

坂口「 うん。だから今度も見守らせて欲しいな。( 己の一言で少し持ち直して呉れたらしい。良かった、と安堵の息を吐けば上記を繋ぎ、牛乳を口に含む、) 」   (2021/8/30 02:03:00)

石川「 …。ん。おうとも。( 改めてと伝え直してくる彼へ己も亦、に、と快活に笑い遣れば何杯目になるか解らない美酒を喉へ、) 」   (2021/8/30 02:09:49)

坂口「 あ、けど早めに行っちゃ駄目だからね。( もう既に酒が入っている彼等は酔い始めるのが比較的早い様子。意識の有る内に止めなければ、なんて思考も今は慌てもしないが、) 」   (2021/8/30 02:17:45)

石川「 ふは。其処は善処するっきゃねえな。( 湯で温まっていると酔いが回るのも早くなるもの。けたけた、と笑い飛ばしては気儘に揺れる隻手、)」   (2021/8/30 02:22:09)

坂口「 頑張って生きないとね。( ¾程度迄飲み切っては細く息を吐き、状況を敢えて見てみる。酔い潰れた者は未だ居ない迄も湯に浸かって温まる以上に顔の真っ赤な四人が其処には居て、後もう少ししたら皆潰れるか、と何処かのんびりした考え、) 」   (2021/8/30 02:28:09)

石川「 ん。( 矢張り何やら改まった言い方に、から、と笑い遣るも酩酊の所為で力無い。暫くもすれば、ぐら、と揺れる視界に耐えきれず湯船の縁に突っ伏して仕舞う、) 」   (2021/8/30 02:30:03)

坂口「 あ、坂口くん。…。坂口くんが潰れたって事はもう皆駄目かな。… うん、駄目みたい。御風呂出なくちゃ。( ふと隣に佇んでいた濃紺が苔の生えた石に突っ伏し、真っ赤な顔を夜風に当てている。其処から早々に諦観が生じれば先刻迄陽気に喋り話を交わしていた友たちは皆同様な状態で。上せたのも有るか、と苦笑しては立ち上がり、山猫達を呼んでは一度脱衣所に彼等を運んで呉れと依頼。部屋に運ぶ迄は自分がする、と言うと山猫達は力持ちなのかえっさほいさと彼等を運んで行く。後ろから瓶やら何やらを抱え付いて行っては、) 」   (2021/8/30 02:40:00)

石川「 ぅ" ~ ん …。( 吐き気がする程では無いが如何せん熱い。熱さの所為で思考回路が壊れた、なんて微かな理性が素頓狂な声を上げるのを隅に、だらり、と肢体を垂らした儘に無抵抗に運ばれて行く、) 」   (2021/8/30 02:44:04)

坂口「 えっと …。あ、山猫さん有難う! 後はおいらがするよ。( 浴衣を着せ終わった所迄は完了した。後は部屋に運ぶのみとして寸時思考しては山猫が帰って行った後、水飲み場の蛇口を捻って出て来た水を能力で操作。大きな犬の形にして命を吹き込めば、一匹につき一人背負わせ其の儘移動開始、) 」   (2021/8/30 02:51:58)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/8/30 03:04:31)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/8/30 03:15:21)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/8/30 23:12:55)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/8/30 23:16:46)

坂口『 …。ぁ。( 向こうの落伍者を避ける形で此方の太宰と共に温泉へ向かい、入浴を終えてから一時間程度経った頃。酒を呑み過ぎたのか直ぐに寝て仕舞った太宰を部屋に残し、己は少し心頭滅却紛いでもと涼みに何処かへ向かう。真夜中の海辺はさぞ絶景だろう、と思いつつ廊下を歩いているも、ふとエレベーターの昇降音がすれば立ち止まり。扉の開く音と共に見えた濃紺の髪の揺れる姿に微かに瞠目するも気付かれない様にと其処に立ち竦むのみ、) 』→   (2021/8/30 23:29:18)

坂口「 … ? えっ、( 何とか彼等の泊まる部屋が在る所迄辿り着いた。後は部屋に届け寝かせるだけだが、と窓から差し込む月光に照らされふんわりと考えていると、水の犬に背負われた内の一人、向こうの太宰が何やら苦しそうにし出す。ぎょっと瞠目しては顔の青さから気分が悪そうなのを瞬時に察しては、振動で吐き掛けているのかも知れないと推察。とは云っても此処で慌てて走っては皆吐き出すかも、と一層焦燥が芽生えた所で彼方其方に首を曲げては背後に見慣れた人影を捉え慌てて犬の何匹かを向かわせ、) ご、御免ダンくん!坂口くん部屋に届けておいて! ( 後から思って、しまった、と後悔する判断でも今は廊下に吐瀉される方が拙い。青髪の彼が吃驚し慌てふためく様子も横目に捉えるのみにしては厠へ駆け込む、) 」   (2021/8/30 23:35:23)

石川「 …。( 盛大な酔いで眩暈から意識が朦朧とする最中、何やら下ろされた事と誰かに預けられたらしい事は解る。然し其が誰でどんな状況かも解らずに意識は浮き沈みを繰り返すばかり、) 」   (2021/8/30 23:44:04)

坂口『 !? え''ッ、おいちょッ、心平! ( あの儘如何するのだろう、と後ろから眺めているも不意に此方に振り向かれたと思えば避ける対象にしていた者を引き渡され雷に打たれた様な衝撃と驚愕が迸る。慌てて駆ける蛙の詩人を引き留めようと其の名を呼ぶも早々に友は姿を消し。己の腕の中には矢鱈熱い大男の躯が残るのみで、茫然自失とし沈黙が棚引く。彼の体温すら遠く感じる程にはぼんやりして、) 』   (2021/8/30 23:48:26)

石川「 ぅ"う …、( 酔いと上せとで躯が一向に冷えない。意識も覚めずに、ぐだり、と肢体を垂らしては唸るのみ。此処は何処で、如何云う状況で、と思考が整理もされずに緩く瞬きをする薄花色、) 」   (2021/8/30 23:57:56)

坂口『 … ぁ ~ …。と、取り敢えず運ばなきゃ駄目だよな。( 暫く茫然としているものの此の儘じっとしていては其こそ彼の体調に関わって来る。首を左右に振り思考を正しては熱い躯を背負い、別れざまに詩人の友から渡された合鍵を手に彼の部屋を目指す、) 』   (2021/8/31 00:01:49)

石川「 ん" …、( ぐい、と腕が引っ張られ凭れ掛かる形になる。そうなると腹部が圧迫され一層気分が悪くなるもので、時折強い呻き声を上げては顔を顰める、) 」   (2021/8/31 00:10:22)

坂口『 …。之じゃ駄目か。なら …。( おぶると呻き声を上げた様子に琥珀を細めては、能力を発動して彼に掛かる重力を1/6程度に。丁度月の重力と変わらない様にしては彼を姫抱きにし、) 』   (2021/8/31 00:15:29)

石川「 …。( 突如として躯が軽くなる。胸への圧迫感も緩み気持ち楽にもなれば、ふー、と大きく息を吐いては表情も気持ち穏に、) 」   (2021/8/31 00:20:35)

坂口『 … よし。( 重力を6/1迄に抑えると此処地球の重力が働く中では4秒程度宙に留まる事が出来る、なんて話を聞いた事が有る。遠い追憶を早々に仕舞い込んでは軈て彼の部屋の前に着き、合鍵を使って扉を開ける、) 』   (2021/8/31 00:24:01)

石川「 ……。( 身体的に幾らか楽になれば揺蕩っていた意識は簡単に滑落する。特に拒めもせずに入られた部屋は、太宰と同部屋故に片方のベッドはごちゃごちゃとしたもので、) 」   (2021/8/31 00:29:28)

坂口『 … 散らかってんな …。ま、俺が勝手に片付けたら怒られちまうか …。( 部屋に入ってみると片方のベッドはやけに散らかっているもので、くす、と苦笑し独り言。能力を解除し彼の体躯をベッドに寝かせては部屋の窓を開けに向かう、) 』   (2021/8/31 00:34:32)

石川「 …。ん …。( 寝転がされる儘に寝そべれば彼が窓を開けた事で、さら、と涼しい風が入る。心地好さから御機嫌な獣が如く喉奥が鳴っては身動ぎ、) 」   (2021/8/31 00:37:17)

坂口『 涼し …。…。( 硝子の向こうから流れ込む月の息吹。冷涼で清い潮の香りのする風がさらりと頬を撫でる感触が心地良く、ふ、と微笑してはふと、意識せずに鼻歌が漏れ出る、) 』   (2021/8/31 00:42:22)

石川「 …。( 不意に遠くから歌が聞こえる。くし、と目を擦ればぼんやりと瞳を開く。窓の方に誰かが居る、なんてぼやけた視界で眺めるのみ、) 」   (2021/8/31 00:53:24)

坂口『 …、…。( 元々は夜風に吹かれる為外へ出た身。酷く心地良い風に当たると気分も和らぐもので、彼が起きている事等知らずに月に見惚れるかの如く歌う、) 』   (2021/8/31 00:58:40)

石川「 ……。だれ、だ。( 暫く緩く低い音の旋律を聞くも矢張り蕩けた思考では判別出来ない。ぼやり、とした口調で口遊む、) 」   (2021/8/31 01:01:16)

坂口『 … ! ( 此の儘此処から海辺へ行って仕舞おうか、なんて思考でバルコニーに近付こうと足が進む中ふと、背後から小さく溶けた声で問いが発せられればぎょっとして立ち止まる。起きたのか、と鼓動が速くなるのを自覚し乍らも、柔らかい微笑を湛えては何でも無さげな声を心掛けて、) …。御前は知らなくて良いさ。ゆっくり御休み。』   (2021/8/31 01:09:47)

石川「 …。ん。( 聞き覚えは有るが思い出せない、なんて記憶喪失にも似た感覚が漂うも不愉快なものでは無く、素直に頷けば再び降りる瞼、) 」   (2021/8/31 01:12:28)

坂口『 …。( 己の言葉で瞼を下ろした彼を見遣っては、一瞬如何なる事かと思ったが、と心臓を落ち着け乍らに再びベッドの近くへと寄る。火照った端正な童顔を一瞥しては、もっと涼しい方が彼にとっても良いだろう、なんて思い付きからエアコンを付ける為にリモコンを探し出す、) 』   (2021/8/31 01:18:57)

石川「 …、…。( ふと気配が近付いて来る。意識が落ちきっていないが為に簡単に浮上するもので、ふわ、と目が覚めては後ろ姿の誰かを視界に収める、) 」   (2021/8/31 01:23:19)

坂口『 …。( 散らかっている為に何処にリモコンが在るのか解らない。暫く探し回る間、時折唸りつつに彼の眼前で物探しに耽る、) 』   (2021/8/31 01:27:56)

石川「 …。だ、ん …。( 何か探しているのか、ごそごそ、と云う雑音の後、其の体躯は己の直ぐ側迄来る。見慣れた青い短髪に、ぽつ、と殆ど意味も無く名を諳じる、) 」   (2021/8/31 01:32:42)

坂口『 …、…。… 安吾? ( やっとリモコンを見付け手に取り、冷房の釦を押した時に亦声が掛かる。今度は正体を問う声ではない、明確に己の名を呼ぶ声で。ぴく、と手が止まってはゆっくり振り返り、名を呼び返しては傍に座り込み目線を合わせる、) … 勝手に部屋入って御免な。目ェ覚めちまったか。』   (2021/8/31 01:40:27)

石川「 ん。…。?( 今度は明確に呼び返されては、ぱち、と瞬きをし応えるも時間差の疑問に首が傾ぐ。抑何故彼が此処に?だの、此方側のは潰れていた筈だのと、) 」   (2021/8/31 01:42:16)

坂口『 えと …。之にはやむなき事情が有ってな。酔い潰れた御前を運んで呉れと心平に頼まれたんだ。心平が担ぐには、御前は重いから。( 明らかに語尾が上がった。と云う事は疑問に思われていると云う事で、けれども慌てず静かに事情を説明しては、) 』   (2021/8/31 01:51:42)

石川「 そ、か。…。ありがとな。( つらつら、と説明を受けては半分理解し、こくん、と頷けば穏な感謝の台詞、) 」   (2021/8/31 01:55:15)

坂口『 おう。…。吐き気とかしないか? ちゃんと風当たってるか? ( 彼に対してだと云うのに案外落ち着いて喋れている。感情の沈着が引き起こしたものか、或いは。なんて思考も涼しい頭の隅っこに、彼へと体調の良し悪しを問う、) 』   (2021/8/31 02:00:23)

石川「 ん ~…。ん。( 緩り、と瞬きをしては彼の言葉を聞くも理解を半分に頷く、) 」   (2021/8/31 02:02:30)

坂口『 そか。…。ほら、明日も遊ぶんだろ? ならもう眠っとけ。( ゆっくり頷く様子に一笑しては上記を差し向け、ぽふぽふ、と汗ばんだ頭を叩く様に撫でる、) 』   (2021/8/31 02:07:07)

石川「 …。ん。( 宥める様な手付きに自然と瞼を伏せ、亦一つ頷いた後に帳は落ちる、) 」   (2021/8/31 02:11:59)

坂口『 …。ん。御休み、安吾。( じきに太宰を連れて詩人の友が此の部屋に来る筈。其の前に己は、と琥珀を伏せては最後に彼へと一つ言葉を残しバルコニーへ。がたがた、と音を立ててバルコニーの縁に腰掛けては、ぷらん、と脚を揺らす。端から見れば今から飛び降りて死のうとでもしている様な、) 』   (2021/8/31 02:16:27)

石川「 …。( 特別何か思考も無く暗闇の中へと沈み込めば軈て、すう、すう、と寝息を立て始める。遠くで何やら異音は聞こえども酩酊した頭は夢の底、) 」   (2021/8/31 02:18:50)

坂口『 …。( 結構な高さだ、と思えども其の程度。彼を亦起こして仕舞わなかったかと振り向いてみるも確り寝ている様で、ふ、と笑えば其の儘腰をずらし落下。其の勢いの儘己に掛かる重力を背から腹へ掛かる様にしては地面スレスレで海岸の方へ躯は弾き飛ばされる様に飛んで行く、) 』   (2021/8/31 02:26:07)

石川『 …。( 蛙の詩人に運ばれベッドに寝かされ。既に同室の落伍者が寝転けているのを認識の隅に、何故窓が、と疑問符が朧気に浮かんだだけ、) 』   (2021/8/31 02:40:45)

坂口『 …。綺麗な月だな …。( 砂浜に降り立つ事も無く、海の真上にふわりと浮いては大きな月を目の前にして空中で座禅を組む。月に照らされ夜風に吹かれ、雑念が振り払われて行く様で心地良い。丁度先刻の部屋の窓から小さく見える程度の距離だが、) 』   (2021/8/31 02:43:11)

石川『 …。( ふと目が覚める。如何にも若干の頭痛では寝付きも悪く、ふらふら、とバルコニーの方迄行くも何やら浮かんでいる小さな影に何度か目を擦る、)』   (2021/8/31 02:48:28)

坂口『 …。( 下の方から聞こえる波の音。何処かの草叢の中で合唱している夏虫達の声やら、遠くで夜を飾る梟の声やらに精神はより統一される。ふー、と息を吐いては見上げるのは満天の星空、) 』   (2021/8/31 02:56:26)

石川『 ……。( 誰か迄見えないが誰かが居るらしいのを只管ぼんやり見遣る。誰だろう、如何して居るのだろう、と熱っぽい思考が回ればフェンスに体重を任せて視線を送り続ける、) 』   (2021/8/31 03:03:33)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/8/31 03:16:54)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/8/31 03:58:56)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/9/1 20:30:03)

坂口『 …。ん、? ( 星月の齎す光と心地の良い風に気分も落ち着いて来た頃。ふと何か背中に違和感を感じ、何だろう、と周囲を見渡してみると振り返った先に鮮明な赤が見えた。特徴的な揺れるアホ毛に緩く瞬きをすると微笑し、ふわ、と其方の方へ飛んで行ってはバルコニーの近くに浮遊、) よう、太宰。酔い潰れたんだってな。大丈夫か? 』   (2021/9/1 20:35:16)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/9/1 21:42:21)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/9/2 23:05:56)

石川『 ん。…。あ、檀か。もうへーき。( 不意に其処に居た誰かが振り向く。ゆらり、と此方へやって来た姿が徐々に輪郭を得れば誰なのかも視認し、緩に微笑しては上記。未だ酔いも上せも覚めていないながらも遣り取り出来る程度には覚醒したもので、) 』   (2021/9/2 23:08:33)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/9/2 23:14:22)

坂口『 おう、其なら良かった。( バルコニーの縁に肘を付いては彼を見遣り、其の微笑に応える様に此方も微笑む。月明かりを背にして見る赤は其でも鮮明なもので、) 今日は楽しかったか? 』   (2021/9/2 23:16:57)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/9/2 23:29:15)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/9/2 23:30:00)

石川『 そりゃもっちろん。檀は?( 直ぐ其処迄やって来た友を眺めつつに、ふわり、と溶け掛けの微笑を返せば同じ問いを口遊む、) 』   (2021/9/2 23:31:27)

坂口『 嗚呼、俺は寝れなくてな …。だからこうして外に涼みに来たんだ。( あどけない微笑に頬が緩めば問いへと快い口調で以て返事、) 』   (2021/9/2 23:39:51)

石川『 寝れない?あは。俺も俺も。涼しくて気持ち好いよな、此処。( 如何やら似た境遇ならしい、と単調な思考が回れば緩く笑っては細まる琥珀、) 』   (2021/9/2 23:41:39)

坂口『 そうだな。海も目と鼻の先だし、尚且つ空気が美味い。涼むには持って来いの場所だよ …。旅行じゃなくても毎日来たい位だ。( 彼の意見へと同意を述べては頷き乍ら遠くの方を眺める御揃いの琥珀、) 』   (2021/9/2 23:44:50)

石川『 司書に繋げて貰うのも有りかもな。終わったら強請りに行こーっと。( 特に意味も無く海へと手を伸ばし、届かなかったから空を切る。深い思考も無い行動の結果フェンスの向こうへ垂れた腕を所在無く揺らし乍ら、) 』   (2021/9/2 23:51:03)

坂口『 こんな南国の楽園、ずーっと居たって飽きないだろうな …。嗚呼、放浪癖が疼いて来た。( 腕を振っても足を振っても掻くのは空。其もそうだ、己は宙に浮いている。くる、と首を回しては小さく伸び、) 』   (2021/9/2 23:54:11)

石川『 じゃあ行ってきたら?帰る場所は在るんだし。俺は止めないよ。( 遠くから聞こえる海鳴りを聞きつつに、くつくつ、と喉奥を鳴らし笑い遣る、) 』   (2021/9/2 23:59:09)

坂口『 … うーん …。じゃあ、放浪するのは明日にしようかな。今は暗いし …。( 自然の齎す音や感覚は感情となって己を癒し、置かれた状況の心地良さに息を吹くと彼へはからからと笑い乍ら返答、) 』   (2021/9/3 00:03:38)

石川『 そ。( 軽口染みた返答に己も亦軽く返せばフェンスに頬杖をつく、) 』   (2021/9/3 00:06:22)

坂口『 …。本当に此処は、天国みたいだな。( 図書館の中で見る偽物の月とは違う、確かに感じる恵みの光に琥珀は細まりつつ。ぽつ、と呟けば、) 此処に居る間は、何でも忘れて幸せに溺れられそうだ。』   (2021/9/3 00:09:10)

石川『 そーなの?ま、潜書とかも無いしな ~。( ふわり、ふより、と赤髪が海風と戯れるのを視界の端に理解半分の浮いた声音、) 』   (2021/9/3 00:11:13)

坂口『 ああ。…。( きらきら輝く白波を見下ろす最中、ぼんやりと頷く傍らふと思考が脳を過っては、) あ、そうだ太宰。こんなに綺麗な星月夜だ、散歩しに行かないか? 』   (2021/9/3 00:13:38)

石川『 散歩?い ~ けど。( ふと提案が掛かれば、ことん、と重たく首を傾ぐ。どうせ眠れないならばの提案なのだろうか、と酒に漬かった儘の頭で思考しては、一先ず羽織るものを、と散策衣装の羽織を引っ掴む、) 』   (2021/9/3 00:25:58)

坂口『 ああ。適度に涼めば自然と眠くなるからな。( 了承と許諾を得ては笑顔で頷き、彼の手に持つ羽織を肩へ掛けて遣っては両手を握り遣り、) さ、じゃあ行こう。バルコニーの縁に立って呉れないか。』   (2021/9/3 00:29:39)

石川『 へ?う、うん。( 次いで受けた彼の言葉に微かに瞠目するも、こく、と頷けば彼の手を支えに言われた通り縁に立つ、) 』   (2021/9/3 00:31:31)

坂口『 ん。其じゃあ …。( 彼が落ちない様にと確り手を握っては縁に立った事を確認し、ぐ、と手前側に彼の手を引っ張る。無論己は宙に浮いている為彼は地から足を離す事となり転落する形となるものの、彼が体勢を崩す前に能力で彼の体躯に掛かる重力を減らす、) 』   (2021/9/3 00:35:50)

石川『 えっ、わ、わわ待って待って俺如何すれば良いの!?( 突如として、ふわ、と浮かび上がれば思わず悲鳴を上げる。突然の重力が薄い状態なのに対処出来ず、然し酔いも在って本調子では無い、) 』   (2021/9/3 00:39:20)

坂口『 落ち着け落ち着け。何処かの魔法の物語みたいに歩かなくて良いから、慣れない内はじっとしていた方が良い。( 突如空へ浮かんだ事に驚いたのか慌てふためく様子につい最近迄の己を思い返しては、くす、と一笑が溢れつつに、) 確り手握ってっから。絶対落ちないぜ。』   (2021/9/3 00:42:47)

石川『 う、うん。( 彼が声を掛けてくれば何度か緩慢と呼吸し気持ちを落ち着かせる。だが不馴れな現状には如何しても気が騒ぐもので、ぎゅ、と己からも確り握り返す、) 』   (2021/9/3 00:46:30)

坂口『 解るぜ、俺も最初は宙に浮く度ドキドキしてたからな。( 最近植物の能力を同位体に譲った事に因って新たな能力を得たものの、矢張り慣れるには相応の時間が掛かるもので。苦笑しつつも手はガッチリ握った儘に、) 』   (2021/9/3 00:48:53)

石川『 今もすんごいドキドキしてる …。( はく、と唇が意味も無く動けば弱々しい目線、) 』   (2021/9/3 00:51:09)

坂口『 そうか。でも大丈夫だぜ、万が一手が離れたとしても落ちないからさ。( 彼が落ち着きを見せ始める様子にふっと微笑しては其の肩を抱き、上記を呟いた後にゆっくりと上昇し出す、) 』   (2021/9/3 00:53:45)

石川『 ほ、本当に ~?( 肩を抱く彼の手に己の手を重ねつつ、少しずつ浮かんで行く様に小さく震える体躯、) 』   (2021/9/3 00:57:16)

坂口『 本当だ。( 或る程度上昇するとホテルの屋根辺り迄到着する。結構な高度だ、と思えども感情は薄く、其の儘ふよふよと其処等辺を彷徨く、) 』   (2021/9/3 01:03:48)

石川『 其なら良いけど …。( 可也高い所迄来てしまった、と未だ戦慄が止まらないが彼の服にしがみつき何とか堪える、) 』   (2021/9/3 01:13:46)

坂口『 おう。何が有ろうと決して御前からは離れないよ。( 彼が震えるのは知ってい乍らも己が付いているからと懸命に宥め乍らやり過ごすつもりで。ふより、と移動する間にも浮かべるのは微笑、) 』   (2021/9/3 01:17:57)

石川『 ん …。( ぎゅ、と必死に抱き縋りつつも少しずつ状況に慣れてくる。未だに緊張から表情は固いものの呼吸を緩慢とさせるだけの余裕は生じる、) 』   (2021/9/3 01:23:14)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/9/3 01:38:05)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/9/3 01:43:35)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/9/3 23:04:03)

坂口『 …。なあ、見てみろ太宰。あんなに月が大きい。( 遠くに聞こえる細波の揺れる音。煌めきを吊り下げた紺色の夜空にはぽっかり穴でも空いたかの様に巨きな白の円が浮かび、透明な水面に鏡写しな其の風景に感嘆の息さえ漏れる、) あんなに大きい月を見ると、吸い込まれそうだって思えちまうな。』   (2021/9/3 23:06:58)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/9/3 23:43:50)

石川『 わ、本当だ。…。綺麗だね。( 夜空に大穴を空ける月を見上げ、己も亦煌々光る光源へと手を伸ばしては緩む頬、) 』   (2021/9/3 23:51:39)

坂口『 ああ …。図書館にこんな開けた場所は無いからな。本の世界の月よりもずっと綺麗だ。( 周りの星々が寄り集まって月の美しさを引き立てているかの様。ほんのりと乳白色掛かった其の天体に琥珀は細まり、) 』   (2021/9/3 23:53:50)

石川『 良いよな、こう云うの。( 穏な時間が流れる儘に口調も緩慢とすれば、緩く伏せる目は只管に凪ぐもので、) 』   (2021/9/4 00:05:34)

坂口『 普段喧騒に塗れてるからこそ、こう云うのは身に染みるよな …。…。( 純な光が照らし付けて来るのを   (2021/9/4 00:08:27)

坂口( 傍観しているも、ふと目線を下げた先の大海で何か波とは違う煌めいたものが見えた様な気がしては緩く瞬き。んじ、と目を凝らしつつに、) 太宰、何かあの海で光ってるものが在るぞ。見に行かないか? 』   (2021/9/4 00:09:40)

石川『 あ、アレ?何だろ。行こ行こ。( 不意の指摘に己も其方も見遣り、途端好奇心が刺激されては快く頷く、) 』   (2021/9/4 00:18:58)

坂口『 おう。( 彼から承諾が返れば己も笑顔で頷き、彼の手を取って重力操作。風を受け流す様に地と平行になる様な体勢になっては、すいすいと泳ぐ魚の様に海へと向かう、) 』   (2021/9/4 00:20:59)

石川『 ん。( 此の頃には高度にも慣れたもので、能力の関係上で空を泳ぐのにも元々慣れている故に直ぐに適応すれば彼と共に光るものの方へ、) 』   (2021/9/4 00:28:54)

坂口『 …。あ! 太宰、見ろ! イルカだ! ( はてさて何が、と海面を覗き込んだ時に聞こえて来るのは甲高い何かしらの生き物の声。真逆?なんて更にじいっと観察しては優美な曲線を描いて海面から何かが飛び出し、ばしゃんっ、と潜水する。其の特徴的な行動で確信しては彼へと目を煌々させ乍ら上記、) 』   (2021/9/4 00:33:05)

石川『 わ、凄い。初めて見た。( 軈て見えた生き物の姿を確り視認しては、同様に瞳が輝けば思わずと身を乗り出す、) 』   (2021/9/4 00:39:12)

坂口『 もっと近くで見ようぜ! ( 彼が身を乗り出すと共に上記を放っては少し己等の体躯を海に寄せ、) 』   (2021/9/4 00:41:59)

石川『 うん!( こく、と確かに頷けばイルカに接近する。如何やら人慣れしているらしく、イルカの方からも寄ってくれば手の甲で撫でて遣る、) 』   (2021/9/4 00:48:42)

坂口『 … 真逆イルカに会えるなんてな …。( きゅう、と鳴いて彼の手の甲に鼻先を擦り寄せるイルカ。己の方にもやって来た一匹の肌に触れ乍ら、) 』   (2021/9/4 00:52:42)

石川『 んね。ラッキーじゃん。( 懐っこく鳴くイルカに緩く抱擁しては頬擦りし、愛らしさに思わず破顔する、) 』   (2021/9/4 00:58:11)

坂口『 そうだな。…。はは、太宰ったら顔が溶けてるぞ。( 相も変わらず鳴き続け彼の頬へ身を寄せる姿は可愛らしい。月光に照らされて神秘の様なものさえ感じる中、ふと見えた彼の顔付きに思わず失笑、) 』   (2021/9/4 01:01:07)

石川『 ん?( ふと指摘を受け、勿論無自覚故に首を傾ぐ。溶けているとは何だろうか、と他人事思考、) 』   (2021/9/4 01:08:29)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/9/4 01:21:30)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/9/4 01:28:35)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/9/4 23:10:45)

坂口『 だから、…。嗚呼否、矢っ張り何でも無い。( 只管に幸せそうで楽しそうで、苦の感じられない彼の顔付き。見ていて飽きない所か   (2021/9/4 23:11:52)

坂口『 ( 泣けて来る様な其の表情に此方も頬が緩んでは、ふる、と首を横に振る、) 』   (2021/9/4 23:12:40)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/9/4 23:17:15)

石川『 ?そか。( 何か言いたそうな表情だが首を振られ、こと、と首を傾ぐ。彼の本懐なぞいざ知らず、一頻りイルカと戯れてから解放、) 』   (2021/9/4 23:22:15)

坂口『 おう。…。( ふ、と笑声交じりに頷くと彼から解放されたイルカの方を見る。きゅう、と彼に小さく鳴いたかと思えば海面に潜り込み、帰ったのだろうか、と思わせる暇も無い内に、少し離れた海面から数匹の仲間と共に不意に飛び出す。微かに瞠目しては月を背に放物線を描いてお礼でもするかの様な彼等の動作を見遣る、) 』   (2021/9/4 23:28:22)

石川『 わ、わ …!( 海に潜っていったらしいのに手を振り見送ろうとするも、少し離れた場所から数頭が跳ねる。綺麗な弧を描いた様相に瞠目してから興奮から輝く白金色、) 』   (2021/9/4 23:36:25)

坂口『 こりゃあ …。見事だな …。( 海の上を跳ね、潜っては亦跳ね。次に真上に跳んでは潜り、更には円形に並んで跳び潜り。お礼にしたって豪華過ぎると言いたくなる程素晴らしい其の技に琥珀も亦輝き乍ら、) 』   (2021/9/4 23:41:36)

石川『 うん …。( まるで既に躾けられた上でのショウの様な、余りにも完成された動きに魅了されて仕舞えば返事も当然上の空、) 』   (2021/9/4 23:52:01)

坂口『 …。( ぱしゃん、ぱしゃりと打つ白波と跳ねる雫は月光に白く光り。イルカ達はそんな絶景の中で、全員で高く空へ跳ねては海へ勢い好く飛び込んで行った。きゅぅ、と高い鳴き声が聞こえたかと思えば数匹のイルカは遠い沖の方へ泳いで行く、) あ、亦な ~ ! 』   (2021/9/4 23:56:37)

石川『 じゃあな!( 軈て去っていったイルカ達に、ひらん、と手を振り遣れば見送る。凄いものを見てしまった、なんて思考が残れば勢い良く檀の方を向く、) 凄かったな! 』   (2021/9/5 00:02:34)

坂口『 ああ! 良い思い出になったぜ。( 段々と去る姿は小さくなり見えなくなる。亦会えたら良いものだ、なんて一冊の小説を見終わったにも等しい感情に包まれる中、彼の言葉には何度も頷き満面の笑み、) 』   (2021/9/5 00:06:10)

石川『 んね。( 浮遊状態にも慣れてくれば気儘に、ぐん、と) 』   (2021/9/5 00:14:27)

石川『 ( 大きく伸びをしては己も亦花開く笑みで返す、) 』   (2021/9/5 00:16:14)

坂口『 そう云やあのイルカ、相当人馴れしてたっぽいな。( 巨きな月は未だ万物を照らす中、波の揺れる音を聞き乍らふとした疑問符、) 』   (2021/9/5 00:20:42)

石川『 あ、そうだよな。従業員が慣らしてるのかな。( 彼からの言葉に、ぱち、と瞬きをしては己も今更の様に疑問符、) 』   (2021/9/5 00:34:29)

坂口『 かもな。否でも、此処はアルケミスト御用達のリゾート地って司書が言ってたし …。若しかしたら俺達みたいにこうして、偶然出会った人間が沢山居たのかも知れないな。( 矢鱈に物怖じしなかったが、と思考を膨らませては推察を一つ、) 』   (2021/9/5 00:38:43)

石川『 なのかな?解んないけど。( 飽くまでも憶測のみ。若干ぼんやり気味な返し乍ら、んー、と訳も無く音が間延びする、) 』   (2021/9/5 00:43:30)

坂口『 ま、イルカの言葉は解んねえし訊く事も出来ないが …。人懐こい事は良い事だ。可愛らしかったしな。( 彼等の消えて行った沖の方を見遣り乍ら、ふ、と笑みつつ、)』   (2021/9/5 00:47:23)

石川『 だよな。良いもの見られた。( こく、と大きく頷けばふと辺りを見回し、他にも何か無いだろうか、なんて淡い期待、) 』   (2021/9/5 00:56:57)

坂口『 …。あ! 太宰、其方にウミガメが! ( 南国の楽園では本当に苦が無いものだ。ずっとこんな時間が続けば良いのに、と願う間に、彼が首を回した方向へゆらゆら泳ぐ甲羅が見えては声を上げる、) 』   (2021/9/5 01:00:11)

石川『 わ、ほんとだ。( 不意の言葉に己も其方を向き、ぱ、と表情が明るくなれば近付いてみる。状況も状況故に、竜宮城にでも連れていって呉れるのだろうか、なんて、) 』   (2021/9/5 01:08:47)

坂口『 此処には生き物が沢山居るんだな …。手付かずの自然が残ってるからだろうか。( 波に身を任せる様にゆらりと泳ぐウミガメ。据わった黒い瞳は物優しい視線を何処かに向け、平たい手足で器用に水を掻き分け遊泳している。其の優雅さに目が輝き乍ら、) ウミガメ、か …。司書の故郷では有名なんだっけ。』   (2021/9/5 01:15:05)

石川『 ん。そーなの?( 可也大きな図体だが穏な様子で浮かぶ様子を眺めるも、彼からの言葉に緩慢と瞬きをする、) 』   (2021/9/5 01:22:21)

坂口『 ああ。此間司書が言っててな。ウミガメの博物館なんかが在るんだと。( 静かに游ぐ姿に頬が緩む中、彼の疑問に応え頷く。其と同時にふと、けほ、と小さく空咳が喉を衝けば寸時の間思考した後に、) …。太宰。其処に小さな岩が在るから、其処に座って海を眺めないか? 座った方が良くゆっくり出来ると思うぜ。』   (2021/9/5 01:28:22)

石川『 そうなんだ。…。ん?あ、良いよ。( 突拍子も無い提案に、ぱち、と瞬きをするも素直に応じる。其方へと寄って行けば岩の上へと腰掛け、靴を脱ぎ海水へと足を浸す、) 』   (2021/9/5 01:40:45)

坂口『 おう、有難う。( 己も岩の上に座れば指鳴らしで能力を解除。ぐぐ、と大きく伸びをしては浴衣の襟を直しつつに、) …。本当に此処は、楽園だな。』   (2021/9/5 01:44:35)

石川『 ?あ、休みたかったのな。( ふと重力が元に戻れば気が付けば指摘を一つ。続いた言葉には頷き、頬杖をついて遠くを眺める、) 』   (2021/9/5 01:50:24)

坂口『 はは、バレちまったか。実は此の能力にあんまり慣れてなくてさ …。( 遠くの月を眺める中での指摘には苦笑しつつに肯定を放り、) 』   (2021/9/5 01:53:29)

石川『 解るよ。俺達の仲じゃん。( 素直な肯定に、からり、と笑い遣っては自らの片脚を緩く抱える、) 』   (2021/9/5 02:00:27)

坂口『 … ああ、そうだな。有難い限りだ。( 彼の言葉に緩く瞬きをするも、ふ、と微笑を浮かべては、) 』   (2021/9/5 02:03:53)

石川『 …。ん。あ、あれ司書じゃん。( こく、と亦頷くもふと、海辺に見える影を見遣る。黒く伸びた髪に独特の和装から察すれば、) 』   (2021/9/5 02:12:23)

坂口『 ん ~ ? あ、本当だ。酔いが醒めたのかね。( ふと上がった声に彼と同じ方向へ目を向けると其処には確かに見慣れた姿が。独りで歩く様子も彼女らしい、と、) 』   (2021/9/5 02:15:45)

石川『 なのかな。( そう言えば女に戻っている、と時間差で気付く辺り己も酔っているのか。ぼんやり自覚しては何故か海の方へと歩んで行くのを見るのみ、) 』   (2021/9/5 02:26:32)

坂口『 酔い易く醒めも早いのか … ? ( 既に酩酊の色は薄い脳内で軽く思考をしつつ上記。月光に煌めく艶やかな黒髪をぼんやり見詰めつつ、) 』   (2021/9/5 02:32:52)

石川『 酔い易い分摂取量も少ないのかもな。…。( 彼と話している最中にも司書は海の方へと向かっていく。下駄を海水に浸し、足袋も濡らし、袴迄水面に浮かべば流石に目が丸まる、) 』   (2021/9/5 02:43:42)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/9/5 02:53:14)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/9/5 03:11:44)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/9/5 23:08:40)

坂口『 … おいおい、彼奴何してんだ … ? ( 静かに様子を見守っているも躯をどんどん海水へ浸す様子に眉が顰まれば、溺れやしないだろうな、なんて凝視、) 』   (2021/9/5 23:10:48)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/9/5 23:26:08)

石川『 な、何してるんだろ …。一寸、司書ー !? ( 彼の言葉を受け己にも微量の焦りが生じ、慌てて呼び掛けるも思ったよりもあっさりと彼女は此方を向く。様子からして平静そうでは有れども応えない所か歩みも止まらないとなれば焦燥は増す、) 』   (2021/9/5 23:31:19)

坂口『 最悪の場合考えたら洒落になんねえぞ … ! オイアンタ、其以上行ったら溺れるぞ! ( 彼の言葉にも応じず彼女はどんどん海へ身を浸す。彼女の身に何か起きたとすれば此処に滞在する数十名の文豪にも影響が及ぶ、と思考は段々傾く、) 』   (2021/9/5 23:36:05)

石川「 …。( 執拗に呼び掛けて来る二人分の声に、はふり、と細く息を吐く。そうも死にそうに見えているのか将又昼頃溺れ掛けた二人が原因か。緩く首を振れば方向を変え、腰程迄海水に浸かりつつに彼等の方へ向かえば其の儘に見上げる、) 私の此の命が私だけのものでは無いのは重々承知の事。単なる調査、及び対処の予定でしたが …。御興味が有るのでしたら付いて来ますか?邪魔はしない条件で。 」   (2021/9/5 23:43:21)

坂口『 え、…。… 何だ、入水自殺じゃないのか。調査ってのは? ( 不意に此方へ向いたかと思えば平然として淡々と声を掛けて来る。何時もミステリアスで心の内が読めない印象を彼女に抱く身としては先刻迄心底心配だった、なんて深々溜息を付いては一つ質問を、) 』   (2021/9/5 23:47:27)

石川「 死にはしませんよ。少なくとも今は其の時では無い。…。( 緩に緩慢と瞬きをしては亦一つ息を落とし、次いだ言葉には少しばかりの思案。何処迄を前提として話そうか、と回る思考で押し黙った末に、) 今日昼、此方の石川啄木が異形に遭遇したのは御存知で?」   (2021/9/5 23:50:09)

坂口『 嗚呼、其なら酒席で聞いたぜ。安吾の話じゃ “ 魔物 ” だとか …。( 岩の上から彼女を見下ろす形で返る問いに頷いては、ぼやけた記憶を掘り返し腕を組む、) 』   (2021/9/5 23:56:18)

石川「 でしたら話は早い。調査の対象は正に其の “ 魔物 ” で御座います。( 如何やら話は聞いたには聞いたらしい。返る回答に、こく、と静かに頷けば上記を一つ、) 」   (2021/9/6 00:00:44)

坂口『 そか。…。如何する、太宰。行くか? ( 結論、彼女は自殺だとかそう云う事をしようと海に入った訳では無く、唯単に此の海底に棲む “ 魔物 ” を調べたいのだとか。ふむ、と思案しては彼の方へと振り向き、) 』   (2021/9/6 00:03:28)

石川『 えっ、俺 ~?…。檀が行くなら行く。( ふと彼の視線が此方を向き、微かに目が丸まるも思案した時間は短く。行くのは嫌だが取り残されるのも嫌、なんて従来の思考で、) 』   (2021/9/6 00:06:56)

坂口『 え ~ 。俺は太宰が行くなら行くつもりだったんだが …。…。ま、そんなら行こうぜ。( 彼の答えには眉を曲げて困ったと言わんばかりの表情を。そっくり其の儘言いたい事を、と苦笑にも等しい顔を崩さぬ内に頷いては軈て微笑、) 司書、俺等二人共同行するよ。矢っ張り男としては嬢ちゃん一人を危険な場所に行かせる訳に行かねえからな。』   (2021/9/6 00:12:45)

石川「 あなた方に護って頂く程弱い立場でも無いのですが …。まあ、良いでしょう。でしたら私の後ろへどうぞ。呼吸の補助は致します。( 此方へ向いた琥珀が紡ぐ言葉に、緩り、と首は振るもののだからと言って拒む訳でも無く。踵を返し背を向ければ指鳴らしで自らを含める三人へ水中呼吸の適性を与えては早々に海へと潜る、) 」   (2021/9/6 00:17:37)

坂口『 強さは関係無いさ。…。ん。ほら、行こう太宰。( くす、と一笑しつつ彼女の言葉に頷いては彼の手を握り其の儘海へ飛び込む。そこそこの高さ故に重力で落下速度を軽減しては、海に潜ったと共に彼女の後を泳いで付いて行く。司書は言わずもがな、太宰は水の中で息が出来るからと大した危惧はしていない乍らも彼の手は確り握った儘、) 』   (2021/9/6 00:22:10)

石川『 はあい。( 彼の言葉に応え気の抜けた返事をしては、己からも手を握り返し飛び込む。今度は事前に潜るのを承知していた為今度はきちんと能力を使い、明瞭な視界の中で先を行く司書の後を泳いで行く。軈て見えたのは海底で揺らめく触手と、近付いてきた触手の一本を弾く彼女の姿で、) 』   (2021/9/6 00:25:30)

坂口『 … 之が “ 魔物 ” か …。( 軈て海は紺色になり、月の光も差し込まぬ深い海へとなって行く。目の前で上がる気泡を揺らめかせ蠢くのは果たして蛸か烏賊か、巨大な生物の触手で。此方へ向かって来る触手の内一本を重力弾で弾いては、) 』   (2021/9/6 00:34:18)

石川「 魔物は魔物でも伝説の生物に近い存在ですがね。( 如何やら文豪の方へも伸びていったらしい、檀が弾くのを見れば瑠璃は徐に伏せる。己等を敵意の有る存在と見做したのか本能的なものか、次から次へと迫り来る触手達を躱し弾き乍ら、) 之も亦認識の怪物です。誰かが見た幻の、誰かが語った伝承の、其の延長線上です。 」   (2021/9/6 00:39:29)

坂口『 悪魔や天使と同じ様なモンか。…。其にしても此の海にこんな化物が居るとはな。アルケミストと深く関わってるあのホテルが在るからこそか … ? ( 本の中に在る者達とは違い、現実世界に於いて人々の噂や言葉が集まり形を成した怪物。そんなものがあの人外共以外に存在するとは、と琥珀を細めつつ触手を回避し続ける、) 』   (2021/9/6 00:44:06)

石川「 錬金術師、其も遺された物語を扱う彼等が関わって且つ異形が存在する場所なのですから十二分に考えられる事では有りました。利用者が少なくて幸いでしたね。でなければ此の程度では済まされなかったでしょう。( じ、と海底を見据える海底色は異形の中心を見据える。だが其処だけが上手く捉えられない。不定形にも似て焦点が合わず、車酔いにも近い感覚に首を振る、) 却説、如何しましょうね。念の為討伐はしたい所ですが居た証明はして於きたい。 」   (2021/9/6 00:52:56)

坂口『 そう、だな …。居た証明、なんざ如何やって遺せば …。( 相も変わらず此方を警戒している様子の異形へ向ける目線は琥珀に光る。討伐しなければ此のビーチで石川啄木の様に怪我をする者が現れるかも知れず、安心もしていられないとして暫し思考、) 』   (2021/9/6 01:04:32)

石川「 殺さず小さく保存出来るのなら其が最良。ですがこうも肥えているともなれば難しいですかね …。( 太宰も亦器用に避け続けているのを視界の端に己も亦思案。尤も遺したい理由は研究だとかもそうだが一番の理由としては給金。だが其は言わずに至極真面目な表情、) 」   (2021/9/6 01:07:18)

坂口『 小さく保存か …。…。( 水中に棲む大きさの解らない程巨大な怪物を、彼女は矢張り実験台としたいのか持ち帰りたいらしい。何処迄も学者なものだ、なんて思考の隅に、彼女の言葉に対して少しばかり沈黙しては、) …。小さく保存、って訳じゃ無いが。預かっておく事は出来るぞ。』   (2021/9/6 01:16:11)

石川「 ほう?詳しく聞きましょう。( いっそ力業で弱らせるか、と少々短絡的な思考すら混ざり掛けた時、檀から提案が掛かる。何やら考えが有るらしいのを汲み取れば攻撃を避け乍らも視線は其方へと向く、) 」   (2021/9/6 01:20:28)

坂口『 おう。…。俺が新たに手にした能力、之は重力を操る事が出来るんだ。触れたモノを無重力にしたり、逆に重力を掛けたり、重力を掛ける方向なんかも操れたりする。( 濃紺の瞳が興味を孕んで此方を向けば、触手の攻撃を避けつつに己の能力について説明を始める、) 却説、此処で問題だ。宇宙に於いて莫迦デカい星が寿命を迎えて超新星爆発を迎えた時、其の星は自分の重さに耐え切れなくなって何かに変わるんだ。何だと思う? 』   (2021/9/6 01:31:11)

石川「 超新星爆発を起こした巨大な天体、其の核は自己重力に押し潰され …。…。ブラックホール、ですか。( 触手は触手で異様な程に執拗い、なんて内心呟く最中、与えられた問いに呟けば顔を顰める、) 」   (2021/9/6 01:37:05)

坂口『 そ。とは云え今の俺が生み出せるのは小さな擬似体に過ぎない。星が爆発する程の衝撃を操ろうとすりゃ、俺の方が爆発しちまうからな。だからブラックホールと云えども精々、宇宙に掃除機が浮かんでる様なものしか作れやしないさ。( 解り易く顰まる端正な顔立ちに苦笑しては、向かって来た触手へ指先を掠める、) ま、海迄吸い込んじゃ勿体無い。先ずは浮かしてからだな。』   (2021/9/6 01:41:07)

石川「 抑全てが無に帰しますからね …。何れ程の制御が出来るかは存じ上げませんが、やれるのでしたら是非にも。太宰治。( ふう、と息を吐き出すと代わりに泡が海中を漂う。浮かせてからと云う台詞に頷けば先刻から回避に専念する赤髪の名を一言。扱いが雑、と不服を口にした太宰だが己の意図を簡単に汲み、白い手が異形へと向けば忽ち海面へと向かわせられて行く巨体、) 」   (2021/9/6 01:47:14)

坂口『 …。海面から少し離して呉れ。後は結界 …。否、無くても良いか。( 己の側でずっと触手を避け続けていた太宰の御陰で得体の知れなかった化物はどんどん海面へ上がって行く。今日は能力を良く使う日だ、と琥珀を細めては一足先に海面上へ、) 』   (2021/9/6 01:50:35)

石川『 ま、念の為やっといた方が良い事はやっとくよ。( 海水の質量を上げ怪物を押し上げ軈て、三人も海面上へ出た頃には巨体が海上へ放り出された所だった。共に浮かび上がっていた司書が人差し指と中指を立て何かを呟いたかと思えば、怪物だけでは無く共に撒き上がった海水の水滴すらも其の場で静止して仕舞う、) 』   (2021/9/6 01:56:38)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/9/6 02:10:52)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/9/6 02:16:59)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/9/6 23:18:41)

坂口『 おう、有難う。…。却説。( 特務司書の何かしらの術に因って巨大生物は水滴と共に宙に浮き、改めてと其の全体を見てみる。確かに何の能力も体質も持たない一般人ならば捻り潰されるだろう、と思える程の巨躯に琥珀は細まり、に、と微笑んでは広げた右の手の平を怪物へ突き出す。すると手の平からコポリと小さな真黒い球体が生まれ、縦に緩く揺れ乍ら怪物へと近付いて行く。未だ何も起こさず、何も起きない唯の輪郭不透明な球体だが、) 』   (2021/9/6 23:29:43)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/9/6 23:46:49)

石川『 …。( 司書が施したのは空間干渉の応用だろうか、なんて頭が回りつつに彼の行動を見守る。何やら不敵に笑い、作られた黒い物体を見詰めては、あれがブラックホールの基か何かだろうか、と少しばかりの思考、) 』   (2021/9/6 23:49:23)

坂口『 …。( ふよふよ、と浮かぶ球体は軈て怪物の頭上で止まる。内側で蠢くのは高密度の重力に因り齎された宇宙の力で、其は強いものであれば光すら逃さない。星のさんざめく銀河を蝕み、屑を呑んでは時を止める。纏めて総てを無に帰す其の黒い虚孔を目の前に、そっと口を開けば__琥珀の瞳はどろついた闇を孕む、) ___ 弾けろ。( 瞬間、ぱちんッ、と指を鳴らせば球体は不意に大きく蠢き変形。言霊を纏った孔は巨大化し、其の虚へ怪物を吸い込み呑み込んで行く、) 』   (2021/9/7 00:01:09)

石川『 ッわ、( 彼が何かを呟いた瞬間、指鳴らしが鼓膜を貫くや否や不意に変形した塊が怪物を吸い込むのを見ては瞠目。原理は理解していても驚きはするもので思わずと上がる声、) 』   (2021/9/7 00:13:01)

坂口『 …。( 孔に吸い込まれて行く怪物は慌てた表情で必死に何処かへ逃げようとしている。屹度極悪の怪物ではなく、此の海でひっそりと過ごしていただけの、自分達と似通った存在として生まれただけの只の生き物。そう思って仕舞えば慈悲が生まれ、“ 呑み損じる ” 事が有るかも解らない。だからこそ心を殺した儘、表情は無にも等しい闇に浸した儘に、軈て怪物を吸い込み切った孔が縮小し元の小さな黒い玉に戻ったのを静観しては瓶を取り出し其処へ入れる。密封された世界の中で浮遊する黒色を見詰め乍ら、次には元通り明るい笑顔を見せると瓶を司書へ、) ほら、之で如何だ? 』   (2021/9/7 00:22:37)

石川「 嗚呼。ええ …。充分です。( 檀に任せてから暫く。黒い塊に怪物が呑まれ行くのを静観した後、ぱち、と瞬きをしては瓶を受け取る。中には唯々黒い物体が在る様にしか見えないが、とは思えども疑う気も元より無い。手に入れられた結果論だけを頭に入れては改めて、) 之の解放方法は?」   (2021/9/7 00:34:45)

坂口『 嗚呼、其の点に関しては之を。( 黒い瞳が見上げて来る儘に問いへ頷いては、もう一つ小瓶を取り出し蓋を開ける。すると空いた手の親指を咥え犬歯で軽く傷を付け、滲み出た血を其処へ溜めて行く。極々微量なものだがあの大きさのものならば、と、) あの怪物が収まる位の所で、此の黒い球体を瓶から出せ。此奴は先刻も見たと思うが浮くモンだから、自分の所に寄って来たら此の血を垂らせ。そうすると此奴は “ 放出 ” する。』   (2021/9/7 00:39:58)

石川「 ふむ。…。解りました。感謝します。( 次にと檀は自傷し流れた血を瓶に溜めたものを手渡してくる。説明を受け軽く頷けば、もう片方の手で指を鳴らし私室へと転送。之ならば研究にも使えるし給金も貰える、なんて思考しては改めて頭を下げる、) 感謝致します。」   (2021/9/7 00:47:23)

坂口『 おいおい、そんな改まった礼しなくたって良いよ。文豪がアルケミストの手伝いをするのは一種の義務みてえなモンなんだしさ。( 彼女が深々と御辞儀をして来る。其の度に艶やかな長髪は揺れ、己より幾分か小さな背が折り曲がり、何時もの礼儀正しく冷静な印象と何も変わらない堅い言葉遣いが琥珀を揺らす。己はと云えば其の度に何だかむず痒くなり、眉を垂れつつに一笑するとつい日常の癖で手が伸びて彼女の頭を撫でて仕舞う、) 』   (2021/9/7 00:54:14)

石川「 そうとは言えども感謝の気持ちを忘れる訳に、は …?( 然も加えて他所の文豪ともなれば尚更に。真逆無礼な真似も出来まい、と頭の中で呟いた時、微かな重みが乗ってくる。撫でられている?と内心に素頓狂な声が上がるも不馴れさから状況処理が追い付かず、ぴし、と固まって仕舞う、) 」   (2021/9/7 01:00:48)

坂口『 …。… ッあ、わ、悪い! つい癖で … ! ( 暫く艶々とした黒髪を撫で遣っているも、ふと彼女の声が途中で不自然に途切れると自身の脳も違和感に気付き急速に回転する。ばっ、と手を離しては慌て彼女へと直ぐに謝罪の意を述べる、) 』   (2021/9/7 01:06:55)

石川「 い、え …。…。( 何時迄撫でているのだろうか、と長くはない時間茫然自失とし乍ら撫で受けている最中、我に返った檀が解放した事で己も呆けた状態から微かに覚める。だが矢張り未だぼんやりするもので、受け答えも可也拙く曖昧、) 」   (2021/9/7 01:18:09)

坂口『 本当済まん …。無意識に手が出ちまった …。( 放心状態でいるらしい彼女へ気落ち気味の言葉を落としては肩も落とす。此方の司書を撫で遣っている所為か、撫で癖が付いているか、将又。選択肢を作る暇も無く溜息を付いては、) 』   (2021/9/7 01:21:29)

石川「 …。私の方こそ、取り乱して居りました。失礼しました。( 数度の瞬きが繋がる頃に漸く落ち着き、細く長く息を吹いては首を振る。誰かに撫でられるなぞ何時振りだろうか、と遠い追憶が回れば瑠璃は緩く伏せるも色彩は直ぐに平時へ戻る、)  却説、之で調査は終了です。重ねて御礼申し上げます。」   (2021/9/7 01:27:18)

坂口『 …。おう。躯冷やさねえ内に確り寝るんだぞ。( 軈て上がった彼女の顔は何時もと変わり無く。蒼く揺らめく瞳を見遣り再度微笑しては、ふと後ろを振り返り彼へと問い、) 如何する、太宰。充分涼んだしそろそろ部屋に帰るか? 』   (2021/9/7 01:33:31)

石川『 …。ん。だな。( 司書は一足先に海から上がって行く。其を見届けた頃に彼から声が掛かり、こく、と頷けば近寄って行く、) にしてもやるじゃん、檀。あの司書があんな動揺するなんて。』   (2021/9/7 01:36:14)

坂口『 え、あ ~ …。でもあんなに動揺しちまって、矜持とか崩れてねえか心配だな。( 重力操作で己と彼の体躯を高く浮かせ、ふわふわと移動し乍らの彼からの声には目を瞬かせた後に苦笑と頷き、) 』   (2021/9/7 01:42:05)

石川『 如何だろ。少なくとも平時じゃないのは確かだね。( 彼が能力を行使してくれる儘に空を泳ぎつつ、から、と然程思考もしない返答、) 』   (2021/9/7 01:48:30)

坂口『 幾らクールで大人っぽいと云えども女の子だし …。…。ま、今気にしても変わる事じゃ無いか。( 軽く笑ってみせる様子に別の意味で肩が落ちては小さく微笑。軈て彼の部屋の窓の前迄辿り着けば彼をバルコニーへ下ろし、己も隣に着地する、) 』   (2021/9/7 01:52:19)

石川『 そんなに気になるなら後で謝ってきたら?( くふくふ、と緩く笑っては茶化しつつに着地。大きく伸びをしては先程迄居た海の方を見遣る、) 』   (2021/9/7 02:02:33)

坂口『 否、しつこいのも嫌がられそうだし俺が勝手に心配しとくよ。…。ん。( 久し振りの地面だ、と此方も大きく伸び。そして彼が海の方を見るのを横目に、ちら、と見るのは未だ鼾を大いに立てて寝る落伍者の姿、) 』   (2021/9/7 02:06:55)

石川『 そ?ま、司書も気にしてないだろうし何も言わないどくけど。( 小さく笑みつつに白金色が細まれば思い出したかのように、くあ、と欠伸を一つ、) 』   (2021/9/7 02:15:22)

坂口『 …。あ、もうこんな時間か。そろそろ寝ないと明日支障が出そうだ …。( 月明かりに照らされぼんやりとしているも、ふと壁掛けの時計が目に入っては軽く瞠目し彼へと一言を告げる、) 太宰、そろそろ俺も部屋に戻らなくちゃ。亦明日会ったら遊ぼうぜ。』   (2021/9/7 02:18:17)

石川『 ん。勿論。( ふと彼から声が掛かる。釣られて見遣れば確かに夜更けの時間帯で、こく、と頷けば緩く隻手は揺れる、) 亦明日ね、檀。』   (2021/9/7 02:31:09)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/9/7 02:42:33)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/9/7 02:51:12)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/9/7 23:17:49)

坂口__……。…、ん …。( 真暗だった視界に薄く光が差し込み、静寂に支配されていた鼓膜に鳥の囀り声が入り込む。ぼんやりとし乍ら迎えた意識の覚醒は酷く緩慢としていた。見渡すと其処は宿泊先のホテル内、己と己の恋人である石川啄木と共に過ごす客室の内の一部屋で。見晴らしの良い大きな窓から輝かしい日光が輝き、遠くの方には翡翠色が揺らめいている。夢現から抜け出し寝台の上で起き上がれば、ふと此処に至る迄の経緯を追想する。温泉へ入り、軈て上せた恋人を背負って此処迄辿り着いた所で寝たのだったか。枕元のテーブルに置かれた時計は8の字を映し出している。つまりは今は朝か、と大きく伸びをしては、)   (2021/9/7 23:23:33)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/9/7 23:33:10)

石川…。( 彼が丁度起き出した頃。己は未だに夢に全身を浸した儘で、緩い寝息を立て乍ら惰眠を貪る。気力体力共に回復はしているものの暖かな布団が心地好く、起き上がった彼とは対照的に、もそ、と身動ぎをしたのみ、)   (2021/9/7 23:42:57)

坂口…。朝飯 …。( 続けて、くあ、と欠伸をかませば後頭部を掻きつつだらしない崩れた襟の儘床へと足を下ろす。矢張り時刻は8時で、部屋についているガイドらしきものを見ては丁度朝食のバイキングなるものが始まる時間だと把握した。好きなものを好きなだけ、なんて贅沢が出来るのかと内心、先刻迄己が寝ていた場所の隣で縮こまり寝こける啄木鳥をじっと見詰めては、小さく微笑した後頬を撫で遣る、) 』   (2021/9/7 23:47:25)

石川んん …、( ふと撫でられる感触に気付き、小さく唸りつつに瞼が開く。目が覚めたばかり故に焦点は定まらない乍らも瞳は確かに彼を認め、へなり、と気の抜けた微笑、)   (2021/9/7 23:53:26)

坂口… ははっ。御早う、啄木さん。( 触り心地の好い白くさらさらとした頬を撫でれば、不意に彼の瞼がゆっくりと開かれる。其処から覗いた琥珀は輪郭も曖昧だが尚の事其が愛おしく、彼の浮かべる気の抜けた微笑には此方も同じ様に微笑んでみせ彼の名を口遊む、)   (2021/9/7 23:57:02)

石川ん …。はよ、安吾。( 漸く視界が微かに輪郭を持ち出せば、緩り、と己も亦名を啄む。だが矢張り覚めない頭は何処かぼんやりとしており、撫でられる心地好さから再び落ち行く瞼、)   (2021/9/8 00:00:26)

坂口ん。…。あ、啄木さん。折角目覚めたんだ、朝飯食おうぜ。( 動いている内に段々目が覚めて来たのを自覚しつつ、再びとろとろと眠ろうとする彼に優しく声を掛けては、)   (2021/9/8 00:03:20)

石川朝飯 …。ん。食う。( 穏な声に眠りそうになるものの、提案に重たく頷けば緩慢とした動作で起き上がる。未だ眠いものの空腹なのは事実故に時折停止はしつつも、)   (2021/9/8 00:08:44)

坂口おう。んじゃ着替えような。( 再度欠伸を浮かべ背伸びをしつつ、彼の言葉に笑顔が咲けば荷物の中から適当に服を引っ張り出し始める、)   (2021/9/8 00:13:40)

石川ん ~…。( 酷く眠い乍らも己も亦荷物から服を取り出し、もそもそ、と着替え始める。其の間にもうとうとと船を漕ぎはするものの何とか何時もの服を身に纏う、)   (2021/9/8 00:24:35)

坂口…。眠たげだなぁ。( 黒Tシャツにドッグタグ、腰には青いチェックの布を巻いては何時もの靴を履き自他共に見慣れた服装に。ぐぐ、と背筋を程好く伸ばし軽く身を解す中、啄木鳥色がこくりこくりと舟を漕ぐ様子には失笑、)   (2021/9/8 00:29:27)

石川…。眠い。( 大きく伸びをした彼に対して己は背を屈めた儘、亦一つ唸れば欠伸の後に目を擦る、)   (2021/9/8 00:30:45)

坂口…。啄木さん、一寸此方向いて。( 矢鱈眠そうで今にも寝て仕舞いそうな程ぐったりしている彼。寝覚めは良くない方だと云うのは疾うの昔に知っているが為に、ふ、と笑んでは手招き、)   (2021/9/8 00:38:44)

石川ん …?( 不意に彼が己の名を呼び手招きして来る。何だろうか、と回らない頭で首を傾げ乍らも素直に近寄る、)   (2021/9/8 00:41:45)

坂口… ん。( 近寄って来た彼に再度笑い遣ると、其の両頬を両手で柔く包み引き寄せ唇へ接吻、)   (2021/9/8 00:51:28)

石川…、ん。( 距離を詰めてみれば微笑が見え、何かと思った直後には唇が塞がる。僅に瞠目しては思わずの硬直、)   (2021/9/8 00:55:18)

坂口…、…。ん。( 暫し久し振りの柔らかで仄かに甘い薄紅の感触を享受しては、軈て顔を離し亦ほんわかとした薄い笑み、) 如何だ、目が覚めただろう。   (2021/9/8 01:01:39)

石川ん、…。ん。( 半ば茫然自失乍らも感触を感じた頃に唇が離れ、はふ、と息を吐いては先刻よりは確り頷く、)   (2021/9/8 01:08:44)

坂口そうかそうか。んじゃ、いざ飯食いに行くぞ! ( 未だ唇に感覚が残る儘、然り気無く彼の手を取り握っては部屋の合鍵片手に扉を開け廊下へ出る、)   (2021/9/8 01:14:15)

石川お、おう。( 久々故にか未だに残る柔らかさを無意識に唇でなぞるも、我に返れば彼の歩調に合わせ小走り気味について行く、)   (2021/9/8 01:17:36)

坂口いやー其にしても今日も良く晴れたな。連日海水浴日和ってのは、此の際本当に有難てえこった。( 未だ9時前と云う時刻だからか起きている文豪はちらほらで、気温も幾らか低い様。嬉々と上記を述べ笑いつつにエレベーターを使って一階へ降りては、)   (2021/9/8 01:22:45)

石川だな。まあけど、あの化物が気掛かりなんだよな。( 此の時間帯にしては未だ起きている方だろうか、と擦れ違う文豪達と軽く挨拶を交わしつつ、何も知らないが故の上記を呟く、)   (2021/9/8 01:27:41)

坂口あ ~ …。彼奴な。山猫達が片付けて呉れてりゃ良いんだが。( 大広間へ向かう道すがら、彼の放った一言に薄く追想しては頷く。勿論己も何も知らないが為に。軈て大広間に辿り着いては其処には昨日の宴会の面影も無く構造自体が変わっている様に感じ、こて、と首を傾ぐ。昨日は畳に白い壁に座布団やら長机やらが並んでいたと云うのに、今朝は図書館の食堂を何倍にも広げた様な見た目だった故の困惑、)   (2021/9/8 01:36:19)

石川……。何だ之。( 彼の言葉に溜息を吐くも頷いては気分切り換えに前方を見遣るも、つい昨日とは一変した様相に瞬きを数回。あからさまに可也様変わりしてしまっているのを視認しては困惑半分に辺りを見回す、)   (2021/9/8 01:43:14)

坂口…。あ、へえそうか。そうなんだな。ふ ~ ん …。面妖だな。( 見慣れた洋風の一室は食堂の二倍三倍は大きく、並ぶ家具も設備も食堂と似通ってはいれども質も量も段違いで。困惑していると寄って来た山猫に此の事を問うては、“ 支配人様 ” の術で御座いまする、なんて言われて仕舞って。つまりは一種の錬金術、空間操作術らしい。其の答えに何度も頷き相槌で返しては、)   (2021/9/8 01:48:39)

石川支配人様、ね。( 又聞きでは有れども話を聞いては微かに顔を顰める。歴とした方なのか悪い言い方なのかに因って像は変わってくるが、なんて内心呟くも、一度状況を理解すれば次に起こるのは好奇心。少なくとも控えめにはされていない内装を見つつに、)   (2021/9/8 01:58:27)

坂口あ、そう云や朝飯はバイキングなんだよな … ? て事は好きなだけ朝飯食えるってこった! よーし盛るぞー! ( 彼と共に食堂に似た風景を見回しているもふと、目に入ったのはサラダバーやドリンクバー、加えて主菜や副菜、スープ等々様々な料理が立ち並んだ所謂ビュッフェのコーナー。其の食欲を唆られる光景に瞬時に追想しては瞳は輝く、)   (2021/9/8 02:04:11)

石川羽目外し過ぎんなよ ~。( 装飾だとか綻びだとかを探していた己に対し、彼は朝食を見付けたらしい。目に見えて燥ぐ姿に毒気抜かれては失笑し、ビュッフェ式の朝食を眺めては早速とプレートを手に取り物色し始める、)   (2021/9/8 02:14:35)

坂口お ~ 。…。あ! 美味そうな焼き蕎麦だな。此のカツも美味そうだ。否でもこう云う焼鮭とかも捨て難いしな …。( 盆の上にはプレートと、別のものを乗せる為の皿が数枚。矢張りアルケミスト御用達のホテルともなっては朝食も非常に豪華で、珠玉の輝きを放つにも見える見るからに美味そうな料理に思わず固唾を呑む、)   (2021/9/8 02:20:49)

石川…。( 己はパンや卵、他肉類や野菜等々無難なものを取っていく。彼が何やら山盛りにしそうな雰囲気が有ったりプロレタリア連中が既に山盛りにしていたりは扠置き、後は適当な飲み物もコップに注げば先に空いている席に座る、)   (2021/9/8 02:23:24)

坂口ん ~ …。うし、こんなモンか。( 既に虫の腹は目の前の御馳走に耐え兼ね喧しく鳴き喚いている。そんなぞくぞくとする食欲を抑えつつに一通り盛り終わっては彼の隣へ座る。丁度窓が背後に在る為に日光が心地好く、気分も和らぎつつに改めて朝食を見る。肉、魚、野菜に何処か異国の料理。物足りないからと麺類やご飯ものも付けては贅沢な朝食の出来上がりである。ふすー、と鼻を鳴らして満足気にし乍ら、)   (2021/9/8 02:36:46)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/9/8 02:46:35)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/9/8 02:47:15)

石川…。其全部食えんのか?( 手を合わせてからパンを一口囓った頃、隣に座った彼の持ってきたプレートを見て呆れが滲む。彼自身も満足気故に咎めはしない迄も後々予想通りの顛末が見える気がするが為、)   (2021/9/8 02:49:29)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/9/8 02:57:11)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/9/8 03:39:33)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/9/8 23:23:22)

坂口あったりまえだろう。太宰程じゃないが、俺は良く食う方なんだからな。って事で早速いっただっきまーす!( 目を見張る程の御馳走に舌舐めずりをしては元気に食前の常套句。朝食にも関わらず、沢山ものを頬張っては弾ける様な歓喜にアホ毛がぶんぶん揺れる、)   (2021/9/8 23:26:14)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/9/9 00:22:23)

石川そーかよ。( 自信満々の台詞と意気揚々とした典型文。後々痛い目でも見そうだ、なんて内心呟きつつ己は己でゆったりと食事を楽しむ、)   (2021/9/9 00:24:31)

坂口ん。( もりもりと咀嚼しつつ彼の言葉には何度も頷き、口の端に喰べ滓を付けた儘後先考えずに唯食事を楽しむ。段々と此の広い一室に賑やかさが見え始めた頃、ふと向こうに見えた赤髪に料理を飲み込んでから手を振る、) お、向こうの太宰じゃねえか。おーい、此方来いよー!   (2021/9/9 00:29:24)

石川「 ん?あ、( 少しばかり遅れてから大広間に辿り着き、大食漢に見合う量の食事を盛り終えた頃。何処に座ろうか、と思案し辺りを見回し始めた時に声が掛かり、ぴょん、とアホ毛が跳ねては一直線に向かう、) はよ ~。丁度良かった。此方のは未だ寝てんの。」   (2021/9/9 00:35:01)

坂口ああ、姿は見てねえな。檀の奴が起こしてたら別だが …。多分寝てんじゃねえの。( 此方へやって来た赤髪の友の皿に乗った料理の量も可也のもので、隣の啄木鳥が呆れ顔乍らも微笑すれば向かいの席にでも座れと目線で以て伝える。其の間にも口に食物を運び乍ら元気に腹を満たしては、)   (2021/9/9 00:40:38)

石川「 ま、良いんだけどさ。何時もの事だし。( 啄木鳥が視線で誘導する儘に二人の正面に腰掛け、早速と口へ運び始める。流石は規模の大きいホテルなのか味も良く、上機嫌に腹を満たしていく、) 」   (2021/9/9 00:42:25)

坂口おう。( どの料理も夫々に因って味や食感が異なり、尚且つ抜群に美味いので箸を止める理由も知らず解らず、もぬもぬ、ごぐん、と可愛気のかの字も無い音を出し乍ら食事を続ける中でふと、) なあ太宰、昨日言った “ 魔物 ” って未だ海に居ると思うか?   (2021/9/9 00:50:47)

石川「 魔物?嗚呼あの触手のか。( 美味い料理に舌鼓を打ち着実に堆積を減らす最中、不意の問い掛けに首を傾ぐ。然し思い当たるのは昨晩の記憶しか無く、ごく、と嚥下してから少しばかり声を潜める。知れ渡っていない以上秘匿な可能性も考えつつで、) 昨晩、俺達で捕獲成功したよ。此方の司書と其方の檀とでね。」   (2021/9/9 00:56:50)

坂口! そうなのか? ( 彼の返答を待つ間口に水を含み飲み下せば、軈て返って来る潜みがちな声に微かに瞠目。討伐したなら未だしも、捕獲?と少し疑問に思う所は有れども彼の気持ちを汲んで此方も小声で、) あの化け物を何かに使う気なのか? 其方のは。   (2021/9/9 01:04:42)

石川「 そ。元々の目的は調査で、捕獲はあわよくばだったらしいけど。( さくり、とフライに箸を突き立てつつに頷く。彼も亦察してか合わせて小声にして呉れるのに内心感謝を呟いた後、) 使うんだろうな ~。認識の化物とか呼んでたし、恰好の研究対象でしょ。」   (2021/9/9 01:11:47)

坂口休息を与えられようがアルケミストはアルケミストだな …。感心する程真面目で何より。こりゃ錬金術界の未来も明るいな。( キャベツとトンカツを交互に食べつつけらりと一笑、紺碧は伏せる、)   (2021/9/9 01:20:32)

石川「 あれもプライベートって言われたら何も言えないけどな。彼奴、好奇心は人一倍だし。( 彼の言葉に溜息混じりに上記を返せば緩く首を竦めてみせる。彼の隣に居る啄木鳥に関しても、目が合えば呆れ顔が返って来る為に思考は概ね同じだろうと推察、) 」   (2021/9/9 01:24:57)

坂口良い事じゃねーか。探究心好奇心旺盛な若者ってのはいずれも何かに変化を齎すんだからよ。( 彼方の図書館では勿論御存知、此方の図書館でも一説程度に知れ渡る向こうの司書の性格。研究者気質にも程が有る、なんて小さく微笑んでは、)   (2021/9/9 01:29:36)

石川「 そーかもしんないけどさ。( 余所の図書館で在るにも関わらず此方の司書は随分受け入れられている様子。あからさまな不服に唇が尖れば亦料理を口に放り、不満と共に喉へ流し込む、) 」   (2021/9/9 01:32:15)

坂口ははっ、其方は其方で心労絶えない様で。( 見るからに不服そうな顔付きに一笑しては、しゃくしゃくと野菜を食べつつにプレートを見る、) そろそろ無くなりそうだな …。デザートでも食うかね。   (2021/9/9 01:39:18)

石川うわ本当に食い切りやがった。( 旧友の話を又聞きしつつに己は食後の珈琲を飲む最中、呟きを切っ掛けに見遣ると彼のプレートは殆ど空。思わずと目を見張れば呆れを通し関心の目を向ける、)   (2021/9/9 01:41:30)

坂口ん? 嗚呼おうよ、腹減ってたかんな。若気の至りって奴だ。( 最後に残した生姜焼きをパクパク口に放り込みつつ不意に掛かる彼の声に咀嚼しつつの返答と云う行儀の悪い対応。然し無論そんな事を一々気にしてもいないので唯々笑顔だが、)   (2021/9/9 01:44:43)

石川心身共に若いこった。( 程好く香ばしい匂いが漂う黒い液体を飲み下しては苦笑気味に隻手を揺らし、一度飲みきってから思案、) 俺様もう食い終わったんだよ。待てっつうなら待ってやるけど、如何する?   (2021/9/9 01:48:46)

坂口え ~ ? …。んじゃ待ってて呉れるか? ( 確か彼方の方に美味そうなスイーツの並ぶコーナーが在った筈、と脳内地図を広げる中で掛かった問いには少し思考した後に上記。甘えた様な声音で御願いする様に、)   (2021/9/9 01:51:59)

石川んな猫撫で声出されなくたって待ってやるっての。( 間が空きはしたものの真逆の甘えた声に失笑し、軽く手刀を入れる。己は己で待つ間に亦別のものでも飲むか、と思考の隅で逡巡、)   (2021/9/9 02:03:14)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/9/9 02:12:20)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/9/9 02:23:24)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/9/9 23:13:47)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/9/9 23:15:23)

坂口いてっ。… っはは、そうだよな。( 彼が己の甘える様な声に早々突っ込んでは此方もけらけらと笑う。そうと決まれば、と大きく伸びをし、盆を手に立ち上がってはスイーツの並ぶコーナーへと、)   (2021/9/9 23:15:58)

石川ん。…。( 綺麗に攻撃が決まれば隻手を揺らし、頬杖を突き背を見守る。其の間に如何やら暇なのか食事中の太宰が盛んに会話を試みるのに、相も変わらず少々愛想の悪い返答をかましつつも相手してやる、)   (2021/9/9 23:17:43)

坂口…。( 目当ての場所に辿り着けば見えたのは、様々な種類のケーキや果物、スイーツに和菓子等々の甘味の数々。宝石にも負けず劣らずキラキラと輝く艶めいた甘美達を目の前にして、思わず口角が吊り上がってはいそいそと上機嫌に新しいプレートへ其等を盛り付け出す、)   (2021/9/9 23:20:41)

石川だからそう云う話は此処ですんなっての。( 場合を構わず元気な様子の赤色が軈て、可也深く突っ込んだ話迄し出すと眉値を寄せる。勿論深刻なものではなく夜の話では有るのだが状況も状況故に良い気分にはならず、セクハラ紛いの言の葉達に堪らずのアイアンクローをかますに迄至る、)   (2021/9/9 23:23:56)

坂口… 良し良し、こんなモンかな。( 思う存分甘味を盛った後は極々満足気に幸福満ち満ちた顔で盆を手にテーブルへ戻ろうと振り返る。其の短な道中、此方の司書と巡り会っては軽く微笑しつつに同じ席に座らないか?なんて誘導、)   (2021/9/9 23:28:55)

石川…。( ぎりぎり、と力を込めていけば之亦元気良く喚くのを聞く最中、少し周りを見回せば何やら彼方の司書へと声を掛けている彼の姿。唯々見掛けただけ故に特段何も思いはしないが何と無く其方を眺めるのみ、)   (2021/9/9 23:36:03)

坂口… よう! 只今、啄木さん。たっくさん盛り付けて来たぜ。( 何やら戻って来れば彼と友達が愉快な事になっている。帰って来るなり亦一笑しては己は元の席に、特務司書は太宰の隣に座らせ盆を机に置いては、) →   (2021/9/9 23:38:11)

坂口『 安吾は相変わらず沢山食べるよなぁ …。其の細い躯の何処にそんな量が入ってんの? ( 助手の森鴎外に起こされ今現在、少年文豪達と朝の海辺を共に散歩すると云う至福の時間を過ごした後、少し遅めの朝餉を食べる事とした。とは云っても元より朝に腹が減らない体質の為、フルーツ主体に適当に盛り付けては誘われる儘例の二人の元へ座る。けらけら、と笑いつつに先ずは苺を一口、) 』   (2021/9/9 23:42:15)

石川ん。御帰り。( 彼ともう一人がやって来れば太宰を解放してやり、司書へも緩く隻手を振り挨拶代わり。己は一度席を立ち新たに珈琲を割賦に入れ直ぐに戻る、)   (2021/9/9 23:47:25)

坂口俺は細い割に躯がデカいからな。沢山食べねえとやる気も出ねえの。( 司書の笑い声も軽くいなせば早速チョコレートケーキを一口。口の中に広がる上品でビターな甘みにアホ毛は元気に揺れ、口角も上がっては次々にと胃へ納める、)   (2021/9/9 23:51:27)

石川…。( 飲み物だけ嗜む己の隣では彼の大食らいも目立つのだろうか。太宰も太宰で早々に料理を食べ終えデザートを取りに行くのを視界の端に、時間潰しの黒い液体を亦啜る、)   (2021/9/9 23:54:21)

2021年08月30日 01時22分 ~ 2021年09月09日 23時54分 の過去ログ
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