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「【創作】創世論とエリアーデの証明【能力】」の過去ログ

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2022年05月13日 13時38分 ~ 2022年05月13日 20時31分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

水沫 泡(彼はクラウドが壁の方を見ながら笑っているのを見て違和感を感じる。そうして振り返り、ようやく"君"の存在に気がついた。座っているから気が付かなかった。いや、土砂降りがうるさすぎたんだ、そう。このビッグイベントに気を取られてしまったんだ。しかし1度目を向けてしまえば目を離せないほどそこにいる女性は美しく、濡れた黒髪のせいでそれは余計際立った。しかし当然、彼は急いで顔を逸らすだろう。少し恥ずかしそうに頬を染めたのは急いで走ったせいからから、年相応の感情のせいか。あなたはシャツを結んでいるだけでは無い。ワイシャツを着た女性が頭からバケツを被ったら"どうなるのか"、想像に難くないはずだ。屋根に叩きつけられる雨音がうるさい。だと言うのに校舎の中はしんと静かで、その静寂に彼は1歩も動けない。拳を握りしめ、勇気をふる絞り、一言。)「雨、すごいね」(そう言ってへらりと笑った)>エレナさん   (2022/5/13 13:38:46)

水沫 泡脱字!バケツ被っちゃった   (2022/5/13 13:40:27)

水沫 泡バケツをひっくり返したような水を被ったら、です   (2022/5/13 13:41:02)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、サムライヤンキーさんが自動退室しました。  (2022/5/13 13:43:41)

エレナ・ドラグノフ  (2022/5/13 13:47:04)

おしらせさんが入室しました♪  (2022/5/13 13:52:57)

エレナ・ドラグノフ駆け込んできた自分と多分同族だろう少年は、自分よりあとから入ってきただけあってより被害が大きいように見えた。一言で例えたら、晴れ間の差す手前の曇天。ガラスのような瞳、透明と言って良いような髪。そして、多分ルクレルク人の血を引いているのだろう。馴染みの少年にも似た、どことない特有の雰囲気。それらどれもがしばらくしたら透き通ってしまいそうで____『ああ、私も情けないが傘すら持っていない。天気予報なら晴れのはずだったんだがな。』話しかけるのも迷惑かな、と思って黙っていたが、単に校舎のしんとした静かさに呑まれていただけらしい。雨がすごいね、と言われ、ああ。と諦めたように苦笑した後、腰を持ち上げずそのまま、晴れのはずだったのにと恨めしく答えて。『私はエレナ・ドラグノフ。君の名前は?』恥ずかしそうにしているのは、ああきっと、多分年下か上か分からないからだろう。知らない人で、先輩か後輩かもわからなかったら緊張する理屈もわかる。こんな日くらい気にすることは無いさと勤めてフランクに。学年やらまどろっこしいものは省略だ。この辺りで既に、そういう話ではないと気づかなかったのは随分間抜けなことなんだが。   (2022/5/13 13:58:40)

七竈 八六真さんなりませーんか!ハチロクしかおりませんが   (2022/5/13 14:03:55)

ぜひぜひ!こちらこそ真しかいませんゆえ!   (2022/5/13 14:05:16)

七竈 八六わーいー!出だしどうしますか!   (2022/5/13 14:07:30)

放課後に閉まってるはずの屋上からガチャっと扉開けて出てくるか休みの早朝鼻歌ながらランニングしてるかできます。ただ、お注射行くので先お願いしたいです。落としてくれてから戻ってくるあたりでちょうどだと思いますので   (2022/5/13 14:09:46)

七竈 八六○!!!顔見知りにします??それともはじめましてん   (2022/5/13 14:13:40)

七竈 八六  (2022/5/13 14:13:42)

水沫 泡「えっ、あっ……と」(なるほど、彼女は気がついていないらしい。客観的に自分の状態を認識できていないのは、ひどい雨に頭を打たれたからかもしれない。クラウドにどうにかしてもらう?ああいやでも、……ぐるぐると思考が巡った末に出た答えは)「お、俺はウタ。ミナワ ウタ。エレナって素敵な名前だね、響きが好きだよ」(その場の流れに任せる、だった。能力というのはぽんぽんと使うものでは無い。万が一今から戦いに出てくださいだとか言われたのなら、回数制限がある以上それだけで不利になるからだ。)「あー、その……そうだな。エレナさんも…外で運動を?」(学年、年の差。彼にそんなことは関係ない。だって最高学年なのだから。現状に釣り合わないほどフランクな彼女の言動はもはやこの光景から浮いていて、かと言って今更服装のことに気が付かれたのだとしても面倒で。え?どうすればいいんだ?ああ神様。早く雨よやんでくれ。。)>エレナちゃん   (2022/5/13 14:14:09)

初対面にしますかー   (2022/5/13 14:18:03)

七竈 八六はーい描きます!   (2022/5/13 14:18:42)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、エレナ・ドラグノフさんが自動退室しました。  (2022/5/13 14:23:55)

おしらせエレナ・ドラグノフさんが入室しました♪  (2022/5/13 14:31:58)

エレナ・ドラグノフ『……?』何だろう、人を何か変なことでもしているように見るのは。確かに、廊下に座りっぱなしなのはどうかと思うけれど。それでも、今は周りに人がいる訳でもないのだし____『ああ、呼び方は好きにしてくれれば良い。可愛く呼んでくれ。』なんて、名前を褒めてくれた彼に、そんな冗談を零した。だが、一割くらい思うところはあって、自分でも思うが名前が言いやすいために、あだ名がこれまで着いたことがない。絶賛募集中だ。『ああ、まあな。女子の連中に頼まれてテニスをしてきたばかりだ。ゲストに呼ばれておいて……なんとも間抜けだが、とうに見捨てられてしまっているワケだけど。』   (2022/5/13 14:32:01)

エレナ・ドラグノフぐい、と体を伸ばしてから立ち上がり、壁によりかかりながら髪をかきあげる。シャワーでも浴びたみたいに大粒の雫が胸元に垂れて、それを無意識に目で追う。『……』なんだ、透けているならすけていると言ってくれたらいいのに!『___ッ!?あ、待て!違うぞ。別に見せようとして見せてるわけではない。』とは、ならなかった。『いや、まあ、見せろと言われても抵抗はないが____そういう話ではなく!』実際脱げと言われたら、割と脱いでも構わない。ある意味ボディビルみたいなものだし、見せて恥ずかしいような無様な鍛え方はしていない。しかし、見せたがるようなヤツだと思われたなら心外だ_____慌てて否定して、余計考えと言葉がこんがらがる。『……見たか。』光沢感のあるナイロン製の下着、色は黒。突拍子も無いようなのを着けてこなくてよかったと心底安堵しなが____結論、憮然とそう尋ねた。   (2022/5/13 14:32:11)

七竈 八六「………──────────」(それは放課後の話だった。これからバイト。そういう日は友人とは遊べない。でも、バスが来る時間までまだ間がある、なんて場合。大抵は暇を持て余してしまうものだ。1人で学校探検だなんて稚拙なことを高校2年生でやるだなんて、些か呆れたものだろうが当の本人は図書室に行って本を読み耽り、時間を潰すだなんて学は備わっちゃいない。つまらない文字の羅列を見るか、用事があるとき以外は立ち入らない他学年の校舎へと足を向けるかならば後者の方が彼にとっては充実していると言えるんでしょう。人気の少なくなった校舎、タン、タン、タンと自分の足音のみが校舎内に響き渡るからこそ、今ここには『一人しかいないんじゃないか』と錯覚さえ覚える。朱色の背景、窓に死角に切り取られた絵画のような西日。窓は全て閉まっている。そう。〝 閉まっているはず〟なのだ。)   (2022/5/13 14:32:50)

七竈 八六「……………?」(風が、頬を撫でた。彼は思わずそちらに視線を向けるだろう。その先、階段の向こうに扉。半開き。それだけならば何ら不思議なことは無いのだが、如何せんここは『屋上』だ。屋上は鍵がかかっていて、普段入れやしないはず。無論彼も例外なく行ったことは無い。好奇心は猫をも殺す。行ったことがない、普段は行けないそこに『学校探検』という名目で歩いていた彼が、興味をそそられない筈もない。踵は既に扉の方へ。階段を登り、僅かに口の空いた扉に手を掛ければ。)「…………あ。……なんだ。人、居たのか。」(…影絵のように色濃く映る街並みをバックに、そこには先客が立っていた。少しばかり驚いたような顔。見たことも無い生徒。)「……、もしかして、転校生?」(自分より幾分か小柄なあなたは、同級生か1学年したか。どちらにせよ、彼は口元に笑みを浮かべるやいなや、上記の言葉を開口一番に呟くはずだ。不躾だろうということに、彼はまだ気づいちゃいない。)   (2022/5/13 14:32:52)

水沫 泡か、かわ……かわいい   (2022/5/13 14:37:08)

かえしま   (2022/5/13 14:46:12)

水沫 泡「え!?みせ……!?」「いやいや!まさか!!……その」「見たというか、見えた、というか……」(髪にホコリついてたよ、とか、落し物したよ、とかそういうレベルの話ではないのだ、まさか女性に下着が透けてるよ、なんて言える無神経な男がいるだろうか。この場合言わない方が無神経なのかもしれないが……いや、もしかして、見たくて言わなかったとか思われただろうか?先に伝えておくべきだったか。ひんやりとした体中の熱が顔に集中していくのがよくわかっる。彼は堪えきれずブンブンと顔の前で両手を振って否定しつつ、否定しきれず。)「くっ、くらうど!」(そして耐えきれなくなったのだろう。彼はついに能力を行使した。その掛け声に合わせて、ぱっと弾けるように2人に付着した大量の水が水蒸気へと変わる。それはもう一瞬で乾燥機にかけられたような効果で、少し蒸し暑くはなるが服が透けるだとかの問題は解決されるはずだ。そう、彼はこの瞬間、世界の命運よりも一人の女性の尊厳と自身の羞恥心を優先したのだ。)   (2022/5/13 14:47:54)

水沫 泡「わざとじゃない!わざとじゃないよ?この雨が悪いんだ。いや、世界に天候が存在するというのは素晴らしいことだし、そのおかげで海ができて俺ら生命が誕生したわけだけど。……ご、ごめん」(訳の分からないことをペラペラと口走りながら、彼は乾いたアウターを脱ぎ貴方の方へと被せようとするだろう。サイズ感は絶対的に足りないだろうが、多少緩く着ていたものだからあなたでもかろうじて羽織れるだろうか。彼の能力で水は乾けど、奪われた熱が戻る訳では無い。お腹も出して、風邪をひいては困るだろう。)>エレナっち   (2022/5/13 14:48:04)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、エレナ・ドラグノフさんが自動退室しました。  (2022/5/13 14:57:30)

「うーーーん──────……ん」(少年は少し変わったところがある。風の弱い日を見計らって人のいない時間に命綱をきちんと身に巻きながら排水管などを伝ってよじ登り屋上を踏破したのみならず鍵を外から開け放ち、後日使えるようにしていた。そして、今日はこの屋上を自らの秘密基地にして自由気ままに誰にも見られないよう武術の訓練なりをして過ごすつもりだった。……だった、と言うのも興奮とは得てしてなかなか冷めやらぬものでまるでこの学校を征服したかのような密かな優越感と秘密基地を確保した高揚に胸を躍らせて街を一望してお気楽に伸びでもしていたものだから、半端になっていた扉が風にあおられて『さあいらっしゃい』と言わんばかりに人の好奇をこれでもかと情熱的に煽る演出をしていた事など気が付かなかった。)(ので、)   (2022/5/13 14:57:55)

「へ?!……あっ、あー、ソウダヨ」(煩雑に流されたふんわりとした銀髪を、びゅうと風が一吹きにしてくしゃくしゃに撫であげる。凛とした面構えでもしていれば様になるのだが、覗く蒼眼は驚かされた猫さながらのまん丸で素っ頓狂な間抜けな第一声を忘れる者はまあいない。一度見ればまず忘れない特徴と年内で三本指には入るくらいの間抜けを晒して百点満点の第一印象を焼き付けたのも束の間、どう誤魔化そうかと頭を回転させながらほとんど自白してるのと変わらないような様子で、バツが悪そうに頭を掻くカタコト外国人擬きが其処にはいた。)「知り合いの紹介でね、色々人出も要りようだったし入学できたんだ。」(気を取り直してもう適当な会話をこなして逃げちまおうと算段を立てて、会話を続ける。少なくとも見かけたことがあまりないとくれば学年が上であると相場は決まっているのだが、一年生ならば安定の敬語すら今は置き去りだ。)   (2022/5/13 14:57:58)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、七竈 八六さんが自動退室しました。  (2022/5/13 15:00:29)

おしらせ七竈 八六さんが入室しました♪  (2022/5/13 15:00:50)

おしらせエレナ・ドラグノフさんが入室しました♪  (2022/5/13 15:02:01)

エレナ・ドラグノフ『……わかっている。貴様にまで動揺されたら、余計私が恥ずかしくなるだろうが……馬鹿者。』いたたまれない空気感に耐えられず、彼から借りた上着をきゅ、と握ってそっぽを向いた。ドライヤーを当てたような、というのが比喩としては正しいだろう。体が温かさに包まれる頃には、水気が引いていた。そして充満する湿気。どんな原理かは分からないけれど、この現象は彼のディスコードが何らかの方法で水を蒸発させたのだろう。なんだ、そんなものがあるなら早く使えばいいのに!私に使えとは言わないが、あれでは風邪をひくじゃないか『ディスコードの能力、のようだな。確かに無闇矢鱈にひけらかすものではないにしても、さっきくらいは使っても良かったんじゃないか。私に使え、なんて厚かましく言う気は無いし、感謝もするが____濡れたままなら貴様が風邪をひくだろうに。』   (2022/5/13 15:02:06)

エレナ・ドラグノフもちろん、一部のディスコードには代償が重いものも存在する。身近な例では、真のスイートハートは寿命を犠牲にして効果を発揮する。従ってなかなか使えない事情があるのもわかる。けれど、今の雰囲気ではそうした様子はない。そんな便利なものがあるなら、自分が風邪をひかないように自分で使えばいいだろ。とやや呆れながら結んだシャツを解いては。『ま、まさか……何か特殊な変態か。濡れている方が好み、とか。濡れた状態が好き、とかか……』まさか使いたくない理由があったのか。と、冷たい視線を向けた。   (2022/5/13 15:02:15)

水沫 泡「そう、うん。本当に。君の言う通り。でもこう、凄く紳士的なうさぎに言われたんだ、ディスコードとか能力は見せびらかすものじゃないし、それは欠点になりうるって。」「あ、知ってる?この学校喋る兎がいるんだけど______」『ま、まさか……何か特殊な変態か。濡れている方が好み、とか。濡れた状態が好き、「っっんなわけないだろ!!!」(食い気味に否定。彼の高くも低くもない声が珍しく張り上げられた。誰もいない廊下に音が反響していく。)「…っあ、いや。そんなわけないです。違います。俺がいくら男子高生だからってそんなにませちゃいないよ」(ハッとした彼は声を潜めて、とてもとても申し訳なそうに否定をしただろう。それからバツが悪そうに頭をくしゃりとかいて、いつまでも貴方を見下ろすのもなんだとその場にしゃがんだ。)   (2022/5/13 15:13:28)

水沫 泡「君みたいに強そうな"ヒーロー"、いざって時にいなきゃ困るだろう?」「俺は風邪ひかないよ、クラウドがいるし」(別にクラウドがいることと風邪をひかないことに相互関係はなく大した根拠にはならないが、彼はへにゃりと柔らかな笑みをまっすぐと君へ向ければ、それっぽく誤魔化そうとする。さっさと能力を使ってスマートに助けてやれたらかっこいい男子生徒だったのだろうけど、慣れないアクシデントに思考がから回ってしまったのだから、彼も所詮ただの男子高校生くんというわけだ。)>エレナちゃん   (2022/5/13 15:13:38)

七竈 八六「えーーーッッ!!!!マジでッッ?!?!?!転校生とか超嬉しいンだけどッ!!!いいなァッ、俺の学年にも来て欲しかった。」「あ!!!俺、ナナカマド ハチロクッ!!!よろしくッッ!!!!!!!」(彼は、貴方の返答に ぱぁぁぁぁッ、と花の咲くような期待の籠った笑みを浮かべ、上記の言葉を告げた。『転校生』その響きってなんとなしにワクワクするじゃないか。同じクラスに転校生が来たら、どんな子が来るんだろう、なんてソワソワと落ち着いては居られないものだ。まん丸く見開かれた青色の瞳、欧米的な顔立ちからして外国人であることは容易に想像できるだろうが、彼は恐らく貴方がルクレルク人であることはどうにも気づいていないのか、知能指数は貴方より格下であることは見て取れるかもしれない。『よろしくッッ!!!!!』だなんて能天気に口にするのがその証拠だとも。初対面だと言うのに、グイグイこられちゃあなたも困ってしまうだろうに、彼は思ったことを留めておけるキャパシティはなく考えついたことは全て例に及んだこの口からまろびでる。屋上の扉をパタリと閉めれば、図々しくも屋上へと足を踏み入れるに違いはない。)   (2022/5/13 15:16:34)

七竈 八六「つうかさ、屋上って来ていいのかよ??普段はさァ~~、確か危ねぇから行っちゃダメ、ってなってっし。……………先生に見つかったら怒られっかもしんねェ──────────…」 (〝ああそういえば 〟と、今更ながらに気になったことを1つ。こんな時間に屋上に1人でいる、そもそも屋上をわざわざ選ぶってのも不思議な話だとは思わないか。そもそも入っちゃいけない場所、彼はそこまで口にしたところで、次の瞬間〝 ハッ〟と息を呑み、深刻そうに尋ねるはずだ。)「……え゛ッッ……、ま、まさか〝 飛び降りる 〟気じゃなかったよなッッ………?!?!!!!!!!」   (2022/5/13 15:16:36)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2022/5/13 15:23:16)

エレナ・ドラグノフ『強いヒーロー、か。ああ、前に出るしか私などは脳がないからな。だが、気遣い、感謝はするが無用だ。私は強いからな、ヤワな女だと思ってもらっては困る。』強いヒーロー。自分はそれに本当になれるんだろうか。そんな風によぎった弱音を打ち消すように、誇らしげに私はヒーローであると述べて勝気に笑んだ。『しゃべる、うさぎ……』兎、うさぎ、Rabbit あれは話すものだったか……?いや、うさぎがこんにちは!とか口を聞いているのは絵本の中だけだ。この世のうさぎの9割9分9厘は話さないし紳士的でもない。『ひとまず分かった、貴様のことは信用しよう。だが、話すうさぎとは何か、説明していただきたい。そして、好きな食べ物や好きな玩具を知っているなら、それも合わせて答えろ。』こくこくと頷いて、その話すうさぎについて教えろと言う。律儀にうさぎ用の玩具や餌まで持っていくつもりであり『……いや、確かうさぎに食べさせたら不味いものとかもあるはずだ。だが、話すうさぎにそれは通用するのか……。』『まあ、ひとまずアレコレ食わせて、ダメだったらダメだろ……』ぼそ、と呟いた内容は____物騒でしかなかった。   (2022/5/13 15:29:58)

おしらせジェントルさんが入室しました♪  (2022/5/13 15:30:41)

ジェントルおかおだしーーーーー   (2022/5/13 15:31:27)

水沫 泡おかおだぁー   (2022/5/13 15:32:01)

エレナ・ドラグノフちわす   (2022/5/13 15:32:11)

おしらせさんが入室しました♪  (2022/5/13 15:38:04)

(純正日本人の敗北だ。然し元よりルクレルク人の顔立ちというのは固有的なもの、欧米人らしさやアジア人らしさのくくりではなかなか形容し難い。少なくともルクレルク人であると気が付かない限りそう思うのも無理はない。主に焦りすぎて出たカタコトのせいだ。)「俺は真、よろしく先輩!!!」(凄まじい展開もといテンションにやや置いてきぼりにされつつあるが、合わせるように自己紹介する事で一先ず逃げ切る事にした。失礼な話だが七竈という男がどんな人物かは今の会話で何となく解ったつもりになれば、このまま押し切ってそれらしく会話を切り上げられる。なんて、そう思ったのも束の間またも叫ばれれば、今度はその声に驚いて肩をビクッと震わせた。)「わっ…ち、違う違う違う!あの、あれ、自主トレーニング的な!偶然扉空いてたし、一人の方が集中できるから使ってもいいかなぁーって……ね、ウン。もしかしなくても、やっぱ普通は空いてないんだね。」(迫真の稚拙な嘘、ここはなぜ鍵が開いていたので使いましたとシラを切り通すつもりなのだ。少なくとも、いい人そうだし、細かいことなど気に留めなさそうな彼相手なら何となく押し通せそうな気がするのだ。)   (2022/5/13 15:41:34)

「まあ、ともあれ、心配させてすいませんー。でも、俺大丈夫だから!……あ、そういえば俺は一年生なんすけど……七竈先輩って何年生?2年生に知り合いいるんですよー、エレナ・ドラグノフって人で、あのボクシングの。」(ふと、問うてみる。彼には顔の広い知り合いが2年生に在籍している。ここに来たのだって、彼女の勧めあっての事だ。いつだって豪快な乙女である彼女はきっと人気者だし、普段からあまり話す気のない自分自身の話よりも、みんなの人気者の話の方が場は盛り上がるのだ。)   (2022/5/13 15:41:37)

水沫 泡(そうか、君もやっぱり"ヒーローになりたいんだな"。そんな言葉は飲み込んで、腹に引っ込めさせる。)「そう?じゃあ、次からはそうするよ。」(ヤワな女ではない。あぁ、そうだろうね。筋肉なんてきっと自分よりある。懸命に鍛えた成果がよく分かる。きっと、あなたは本気でヒーローを目指す真っ直ぐな子なんだろうな、なんて思うのだ。)(妙に兎へ食い付きの良い彼女に、思わず笑みが零れた。しかし『まあ、ひとまずアレコレ食わせて、ダメだったらダメだろ……』その言葉に笑顔はすっと引っ込んだ。え?なに、殺す気?咳払いをひとつ、誤魔化すように彼は笑って)「この前会った時は紅茶をご馳走してくれたよ、あとアプリコットジャム。チョコはダメだってよく聞くけど、……あの様子だとあまり人間と変わらないんじゃないかな。」(可愛い1面もあるんだなと思ったがそうでは無いようで。いったい君は何を望んでうさぎさんと接触しようとしているんだ。恐ろしい。)   (2022/5/13 15:46:52)

水沫 泡「でも、ちょっとこう……身振りは紳士的なんだけど、言葉がね。はは、少し口の悪い子だったよ。」(可愛さだけをアピールすると君のよく分からないその気持ちを加速させてしまうかもしれない。彼は注釈を付け足した)>エレナちゃん   (2022/5/13 15:46:58)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、七竈 八六さんが自動退室しました。  (2022/5/13 15:47:05)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、ジェントルさんが自動退室しました。  (2022/5/13 15:56:36)

おしらせ七竈 ハチロクさんが入室しました♪  (2022/5/13 16:01:20)

水沫 泡黒い。髪染めた?   (2022/5/13 16:01:54)

七竈 ハチロクごめん戻った!!!戻ったんだけど5時からなる約束しちゃってて、続き間に合わんと思うから今度でもいい???   (2022/5/13 16:02:10)

七竈 ハチロク染め直しました   (2022/5/13 16:02:16)

エレナ・ドラグノフ『……紅茶を入れるのか、そのうさぎは。』飼いたい。という欲求を隠さないように、南国の海原のような蒼い瞳が輝きを滾らせる。本人からしたら少女漫画的な背景のエフェクトがキラキラ光る反応であっても、傍目どちらかというと肉食獣のするよう捕食準備だが___『しかし、寮で飼うというのも避けるべきだろうな。ヒーローである以上、世話がおざなりになるのは避けるべきだろうし。』飼いたくても、欲しくても。やっぱりいいや辞めようと諦める理由は、多忙であるからなんかではないのだけれど。それは口にしなかったし、飼育するのが当然の理で、前提にあるのも大概だというのは気にもしなかった。『口が悪い。ほう、なら後ほど根性を叩き直してやろう。何、二、三発くれてやればすぐ真人間……いや、真兎になるだろうしな。』   (2022/5/13 16:02:36)

エレナ・ドラグノフ紅茶を持ってきてティータイムをすることと、口が悪い=ぶん殴る が同居しているのに救いはない。『ああ、そうだ。兎もいいが、貴様はヒーローを何故やっているんだ。話してみての感じ、これは卑下する目的ではないが、普通の高校生にしか見えんからな。』例えばレフバなら、カミサマ自体の知識がこの学校で学ぶ基礎部分を上回っていると言っていた。例えばジェントルや真なら、アレの度胸や戦いの知識は並のそれではないし、ワケありだとわかりやすい。穂坂は……確かお姉さんに憧れたと言っていた。ハチロクは、あの通りかっこよくなりたいのだろうし、根性と行動力の塊のような人間だ。そうした分かりやすい理由がある例外(イレギュラー)を見回すと___元々私がこの学校の生徒では無いのもあり余計に____彼があまりに普通の少年に見えるのだ『何かワケでもあったりするのか。』   (2022/5/13 16:02:46)

よかですよー   (2022/5/13 16:04:27)

水沫 泡「そのうさぎ、学校の生徒だから"飼う"ってのはまずいんじゃないかなぁ……」(すこし控えめの主張を世話とか、多忙とか、そういう問題以前の倫理観の問題なのだが……取って食うのかと言わんばかりの勢いについ彼も怖気付いてしまう。2、3発殴るというのも、君のような人に殴られてはあの人……いや、あの兎も一溜りないだろう。能力を考慮しなければだが……。)『貴様はヒーローを何故やっているんだ。』(さっきまで柔らかい表情と雰囲気で話していた彼の、周囲の空気が一瞬止まる。しかしそれは止まった気がした、程度で、直ぐに君に向き直り首を傾げる。それは"どうしてだろうね"とでも言うかのようだった。確かに、自分の命までかけてヒーローをやるような人間がここには集まっているのだ。普通なんの信念も目標もなく、こんな場所にはやって来ないだろう。)   (2022/5/13 16:16:32)

水沫 泡「俺はヒーローが嫌いなんだ。」(誰にも言ったことのなかったその言葉が、すんなりと出てきたのは不思議でどうしてなのか彼にもよく分からなかった。)「あぁ、語弊があるね。世界で1番嫌いな人がヒーローだったんだ。だから、ヒーローになれば何か分かるかなって思って?」(それは嫌いな人の克服のようにも思えるし、そいつを探し出して殺すために"何か手がかりを探している"ようでもあった。死に場所を探すようにしてたどり着いたここは彼にとっては墓場で、酷く居心地の悪い場所なわけだ。それでもここに身を置く程度にはその"ヒーローが嫌い"に含まれる意味というのは彼にとって重要なのだろう。)「なんちゃって、エレナちゃんのことは好きだよ。ヒーローって一括りにするのは良くないよね」(聞く人が聞けば殴られるような内容だったかもしれない。それは君もそうだろうか。そんなこと気にしない様子で、今は雲に隠れた太陽のように柔らかく微笑むのだ。)>エレナちゃん   (2022/5/13 16:16:38)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、七竈 ハチロクさんが自動退室しました。  (2022/5/13 16:27:35)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2022/5/13 16:29:41)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、水沫 泡さんが自動退室しました。  (2022/5/13 16:41:52)

おしらせ水沫 泡さんが入室しました♪  (2022/5/13 16:43:04)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、エレナ・ドラグノフさんが自動退室しました。  (2022/5/13 16:50:57)

おしらせエレナ・ドラグノフさんが入室しました♪  (2022/5/13 16:52:18)

エレナ・ドラグノフ『ヒーローが、嫌い……?』思わず、オウムのように同じ言葉を繰り返した。それから続いたのは、一番嫌いな人間がヒーローだからという言葉。だからヒーローを目指すのだという理由(それ)は喜ばしいことのようで、あるいはあまりにも寂しいことであるかのようで。エレナちゃんは好きだよ、なんて言葉は頭に入ってこなかった。『何が』____踏み込むのか。頭に警告音(アラーム)がなる。そうだ、私はこの人のことなんて知らない。長い付き合いでもないし、そんな人間が深いところを聞いたら入ってくるな、なんて不快になるのも道理。空気を読むべきだ。辞めておくべきだ。常識は口を揃えて制止する。   (2022/5/13 16:54:28)

エレナ・ドラグノフ___でも。と。私の憧れから。最高のヒーローだった母から受け取った言葉が浮かんでくる。星空の下、傷だらけになった体を押して、あの人は風呂や食事より先に私を呼んだ。 "ヒーローだなんだと言ってるが、誰でも救えるわけじゃない。むしろ、救えない人の方が多い。結果は伴わないし、逆に傷つくなんて馬鹿みたいだ。" "でも僕は思うんだ。____その馬鹿を、それでもやるから。不合理だから、ヒーローなんじゃないかって" 『貴様に、何があった。ヒーローが嫌いだから、だけなんて要領を得ない。』口にした。なぜ?を口に出した。自分には救えないかもしれない。いや、そんなの無用かもしれない。『だってそれじゃあ、一番嫌いなヤツのためにヒーローになっているのと変わらないじゃないか。』でも。自分を好きだと一回でも言ってくれたやつを知ろうとしないでいられるものか____『私は、少なくとも本気でヒーローを目ざしてるからな。こういう、相手が言いにくそうな傷からは逃げられない。』   (2022/5/13 16:54:45)

水沫 泡(1度躊躇い、それでもあなたが言葉にしたのを見て。彼は困ったように笑っうだろう。)「エレナちゃんは本当にヒーローみたいだね」(正義、救い、無償の愛。常人には理解できないようなそれらを、さも当然のように差し出してくるのがヒーローだ。それを見てモヤモヤとした気持ちが胸中に渦巻くのを感じる。きっと自分はヒーローには向いてないだろう。どちらかと言えば向いているのはヴィランだ、この世に対する憎悪や嫌悪を懇切丁寧に心の中で育てているのだから。澄んだ空、ガラス色。君の美しい瞳はきっと、その正義感故に輝いて見えるのだろう。そんなあなたを見て、彼は逃げられなさそうだな、なんて諦めたように笑うのだ。)「ヒーローは俺の大切なものを2つ奪った。1つは母親、1つは友達。」「ヒーローは何も間違っちゃいなかったよ。母親は……まぁ、これはいいか。僕の友達は"カミサマ"だったからね。それが暴走したのなら討伐対象だ、殺されて当然だよ。」   (2022/5/13 17:16:15)

水沫 泡(すごく簡潔に、彼はヒーローを憎む理由を貴方に伝えた。だからどういう気持ちになっただとか、だからどれくらいヒーローが嫌いだとか。そんなことは話さない。だって)「僕はもうその人のことを許してる。受け入れてる。……」「でも、それでも残った気持ちが僕をこの学校に連れてきた。だからその人のためにヒーローになるんじゃないんだ。俺は俺のためにヒーローになるんだよ」(彼はそうやって誤魔化している。もうあいつを許したんだと。そうやって許容を愛している。殺したいほど何かを憎む感情をひた隠しにして、彼は優しく微笑んだ。これ以上詮索するな、と。)>エレナちゃん   (2022/5/13 17:16:22)

おしらせ蕪木 千歳さんが入室しました♪  (2022/5/13 17:17:06)

蕪木 千歳こんばんは~   (2022/5/13 17:17:11)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、エレナ・ドラグノフさんが自動退室しました。  (2022/5/13 17:19:47)

おしらせエレナ・ドラグノフさんが入室しました♪  (2022/5/13 17:21:44)

水沫 泡こんばんは!おかえり!   (2022/5/13 17:27:48)

エレナ・ドラグノフこんばんは!ただいまです!   (2022/5/13 17:28:46)

おしらせ和枕 音子さんが入室しました♪  (2022/5/13 17:37:40)

和枕 音子おこんばんはーー!   (2022/5/13 17:38:00)

おしらせサクラダ キョウさんが入室しました♪  (2022/5/13 17:38:09)

サクラダ キョウおおおんにちは!   (2022/5/13 17:38:30)

水沫 泡おんにちは!   (2022/5/13 17:40:22)

和枕 音子18時になったらどなたか……遊んではいただけないか……   (2022/5/13 17:44:52)

おしらせ志賀 幸治さんが入室しました♪  (2022/5/13 17:47:59)

サクラダ キョウあそべます!あそべます!   (2022/5/13 17:48:21)

志賀 幸治こんばんはああああ!   (2022/5/13 17:48:33)

志賀 幸治バス混んでてだいぶ遅れましたハチロクちゃんごめんね😭ロル投げるので注意です!あとロルが下手です   (2022/5/13 17:48:40)

志賀 幸治(穏やかにわらうのは、 光に目を焼かれたような気がして、細めたかったからだ。 眩しく、 君と僕の間にある境界線に溜息をついで、見ないふりを重ねて。 それら全てを低気圧の、靄の掛かる気だるさの所為にして、 はさりと長い睫毛を動かし瞬き。 それから、 映りこんだ君のまるで喜劇役者見たく大振りの仕草を眺めて、 ははと息を漏らして笑う 。 )(『もうちょいココにいるわ』という言葉を聞いて、 その作品の均衡が、刹那、崩れた。文字通りの一瞬で、小さく目を見開いて、それから先程の微笑みに還元された。 )「 ごめんね、逆に引き止めちゃったかな。 」( リュックを下ろす動作を脇目に、 幾分か申し訳無さそうな声色であった。 大した罪悪感というものを持ち合わせている訳でも無いが(マニュアル通りと言えばそうなのだから当然である)、 適切な素振りがこれであるようなだけであった。 僕は学校、或いは社会の中での志賀幸治であるとき、 志賀幸治というテンプレートをなぞるだけで、他に一切の自我のないように思うのである。 一種、 自己同一性の拡散、或いは、その枠が霧散仕掛けている志賀幸治を繋ぎ止めてるのやも知れなかった。   (2022/5/13 17:49:01)

志賀 幸治然しながら、 解放を望み枠組みから開放されたとして、その自我とやらは何処へいくのだろう。釣り合ない天秤のその先は? 夜と一緒に溶けて消えて、灰にでもなるのだろうか。 ……………… 詰まるところ、君が羨ましいという話だ。 その楽観性も、明るさも、朗らかさも、心地好い。心地好いのに、息が苦しく、遣る瀬無い。)   (2022/5/13 17:49:04)

蕪木 千歳たくさんおる、こんばんは~   (2022/5/13 17:49:52)

志賀 幸治「……………… 僕なんかで良ければ、 幾らでも。 」(心臓の水面に君の好奇心に晒された指先がちょんとふれる。 それは波紋をもたらし、 ひりひりとした、 渇きによく似た、普遍的な『さみしさ』の奥へと入り込む。 繋がっていたいからと長い髪を靡かせるのに、 人との深い関わりを断つのは臆病さゆえだった。 保守的な彼の繭を破るのなら、君のような人なのだろうか。 頷いて、 穏やかな、抒情と解釈の余地を残した微笑みを湛える。 その意地らしく揺れるピアスに、いくつかの羨望を残して。いくつも似ていない、似ていないからこそ、穏やかなイエスを残したんだろう。 知的好奇心は、未知のものへと湧くというのが通説なのだから。 ああ、それから​─────── 天気予報とは裏腹に、 雨はまだ、止む気配を見せなかった。 沈黙の合間に、 雨音が張り込む。やまない雨はないなんて、きっと嘘だ。 止まない雨も、終わらない夜もあればいい、なんて、ばかばかしいかな。 )「明日も、明後日も雨みたいだよ。 梅雨入りなんだって、はやいよね。 」   (2022/5/13 17:50:09)

和枕 音子こんばんはー!   (2022/5/13 17:52:54)

蕪木 千歳挟まった…すまん…   (2022/5/13 17:53:02)

和枕 音子返信遅れましたがサクラダくん!あそびませんかー!!   (2022/5/13 17:53:28)

志賀 幸治いえいえー!挟まったのは美味しくいただきました😋   (2022/5/13 17:53:35)

蕪木 千歳☠️   (2022/5/13 17:55:10)

おしらせ七竈 八六さんが入室しました♪  (2022/5/13 17:55:27)

エレナ・ドラグノフ『許してて受けいれてるなら。___なんでそんなに、諦めたような顔をしているんだ。』考えるより先に。感情が形を持つより先に言葉が出た。『それでも乗り越えた。それでも戦ったって奴は、そんな顔をしない。』それからは、止まらなかった。急な坂を走り降りていくように、風を切って弾丸が進んでいくように。『私になんか話してやるかっていうなら、それでもいい。』悔しいが、自分が救えないというならそれでもいい。誰か他の人が手を伸ばして助かるなら、それで。でも、痛みとか、嫌われるとか、馬鹿にされるとか、嫌がられるとか。誰かを助ける時に必要な苦しさは、彼を救う誰かのために背負ってやりたい。だから、恨まれようじゃないか_____『けど、自分にだけは話してやれ。今何をしたくて。そして、誰かに何をして欲しいのか。』   (2022/5/13 17:56:14)

エレナ・ドラグノフ誰かに頼らない人間なんていない___なんて言葉は、無料で誰かに頼りたいやつが考えた大義名分(クーポン)みたいなものだ。誰かに頼りたくない人間や、一人でしか戦えない人間だっている。それは痛いほどに分かっているけど。『踏み込むなって話をしてるフリして____もういいだろって顔をして。聞いてくれって聞こえてくんだヨ。オマエの、もっと深い傷(ところ)からな。』オマエは違うんじゃないか?本当の自分と、本当の気持ちと、本当の痛み。みんな本当だから、余計に苦しいんじゃないのか。『私は、一回コイツはちゃんと話さなきゃなと思ったら、どんな相手にも下がる気は無いぞ。生憎「失敗」は大っ嫌いだからな。』   (2022/5/13 17:56:23)

志賀 幸治待たせてごめんよー!一応ロル投げましたVV   (2022/5/13 17:57:28)

エレナ・ドラグノフご飯を食べてきます🍚   (2022/5/13 18:02:34)

七竈 八六ありがとう、相変わらず文豪だな???   (2022/5/13 18:05:43)

七竈 八六志賀ちゃんって時計腕時計?   (2022/5/13 18:05:52)

志賀 幸治腕時計つけてるかもな!きっと黒い皮のベルトの、なんの変哲もないやつだと思うけど   (2022/5/13 18:09:55)

水沫 泡ご飯了解!   (2022/5/13 18:13:13)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、サクラダ キョウさんが自動退室しました。  (2022/5/13 18:13:22)

七竈 八六「ひひ、やったね。志賀ちゃんならそう言うと思ってた。」(怒んなそーだから、なんて勝手な決めつけ。にひぃーっ、と歯を見せ笑う彼を、貴方が甘やかしたんだぞ、と責め立てる輩がここには居ないのが不幸中の幸いか。否、きっと教室にたくさんの人間が居たとしたら、貴方と彼の世界が交差することはなかったんだろう。街に描かれた攻撃的なエアロゾルアートと、美術館に整頓された絵画ではまるでタイプが違うように。趣向も違えば目の色だって。)『明日も、明後日も雨みたいだよ。 梅雨入りなんだって、はやいよね。』 「…ああ、そうか。梅雨入りか。……やだなァ、布団はふかふかなのが好きだし。外で遊びにくくなるだろォ?……あーーでも、濡れんのはァ…………正直嫌いじゃないかも。」   (2022/5/13 18:13:38)

七竈 八六 (他愛のない会話だった。あなたの見解通り、彼は物事を深く考えない。故に貴方が彼にどう思っているのか。どれだかのないものねだりを数えているのか検討すらつかないのだ。雨も『洗濯物が乾きにくいから』、こんな理由であまり好んでいない口振り。貴方が止まない雨を望むなら、彼は青空に手を伸ばしたいと願うだろうに。)(…──────────でも。)「………………この学校に、雨やませる能力、使える奴もいるんかな。天気、自在に操れちまうの。ガッコーサボりたかったら、すげえ雪とか降らせちゃってさ。夏に。」(彼は、ぽつりぽつりと、最初は小雨のように冗談を零すのみだった。視線の先は、貴方の白い腕に巻かれた革製の腕時計。貴方にも『ついてるんだ』なんて、当たり前のことを考えたのはここだけの話。)   (2022/5/13 18:13:47)

七竈 八六「……………あんま皆に言ってねえんだけど、実は俺さァ、〝適性が分からない 〟ンだよね。…………みんな見たく腕時計付けてんだけどさ。………なんも見えねえし、なんも能力が出ねえの。はは、ウケるっしょ。……オモチャになっちゃってる。」(冗談の声色は、抜けきらなかった。雨だからか、灰色の窓枠から照らされる彼の顔はどこかほんのりと、霞んだような気がする。それは彼の言葉通りだった。先程、彼は何も考えていないと、あっけらかんだと表記した。でも実際は違う。それはみんなに比べたらきっと、ほんの些細な悩みなのかもしれない。『皆と違って能力が発現していない』だなんて。彼は、『可能性に気づいていない』。一般人と変わらずに、貴方達のディスコードが見えないことだってある。伏せた目、まるで仮面ライダーのようなゴテゴテの、いかにもな装置。今日は雨の日だからかな。彼はそれをそう、となぞりながら睫毛を持ち上げた。)「…………………志賀ちゃんも、みんな見たくさ。あるんでしょ、そういうの。」「…………………………なんでヒーローになりてえって、思ったの?」   (2022/5/13 18:13:49)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、蕪木 千歳さんが自動退室しました。  (2022/5/13 18:20:22)

おしらせ蕪木 千歳さんが入室しました♪  (2022/5/13 18:22:07)

蕪木 千歳ぬっ   (2022/5/13 18:22:21)

水沫 泡(彼は貴方の言葉を、驚いたように目を丸くして聞いていただろう。風のように走り抜けていくあなたの言葉は、どれもがヒーローのそれだった。貴方が本気で救いたいと思っていることに少しでも嬉しいと思ってしまった。本当は諦めきれなくて感情をぶちまけてしまいたい自分の気持ちを、あなたには見抜かれてしまったのだ。"失敗"……そう、君は失敗をしたことがあるのだろうか。それをもうしたくないから、失敗が嫌いなんだろうか。)   (2022/5/13 18:22:24)

水沫 泡(一通り思考を巡らせた彼は目線を落とした。長い髪がさらりと頬を撫でて、顔をあげる頃には彼は笑ってはいなかった。わざとらしく添えられた暖かな笑みなどそこにはない。)「雨が降ってるね。湿気はもう無理だってくらいいっぱいいっぱいで。……今ここでクラウドの能力を使えば、君を氷漬けにして殺すことが出来ると思うんだ。いくら強い力や筋肉があっても、寒ければ動けないしそのうち壊死してしまうだろう。」「例えば君みたいに正義感の強いヒーローがいて。君は何も間違ったことをしていなくて。そんな人を、俺が殺したいって言ったら君はそれを許すのかい」(彼の言葉は本気だった。その嫌悪の対象は君ではない別の何かだが、今この瞬間だけは君に向けられた。まるで君を試すかのように、君はそれを許すのかと彼は問いかけた。)「普通の立派なヒーローは俺を止めると思うんだ。それらしい心に響く声をかけて説得するだろう。俺はそうやって説得されたよ、だからこうして牢屋に入れられずにここにいる。」   (2022/5/13 18:22:30)

水沫 泡「……でも、その時の気持ちが消えたわけじゃない。消せやしない。人を殺すことが悪いことなのは理解してる。…なら……飲み込むしかないだろ。諦めるしかない。諦めて、全部許すしかないだろ?」(自分は間違っていないことを確かめるかのように、何度も貴方へ問いかけた。彼は端から期待していないのだ。君にも、幼馴染であるハチロクにも。ヒーローを志す者たちにも、ヒーローそのものにも、何一つ期待しちゃいないのだ。このめちゃくちゃな感情を理解し受け止めてくれる奴など"ヒーローには"いるわけが無いのだと。なぜなら彼の願望は悪だから。なら、それを受け止められるのはきっと自分だけでいいんだ。……そうして彼は懇願する)「……そうじゃないっていうなら、教えてくれよ。何が正解なんだ」>エレナちゃん   (2022/5/13 18:22:44)

和枕 音子ぬっ、おかぁりなさいー   (2022/5/13 18:24:06)

水沫 泡ぬっ   (2022/5/13 18:26:23)

おしらせサクラダ キョウさんが入室しました♪  (2022/5/13 18:28:55)

サクラダ キョウまままままっっごめんほんとにごめんな   (2022/5/13 18:29:05)

サクラダ キョウさい   (2022/5/13 18:29:07)

サクラダ キョウ30分遅刻してた......!   (2022/5/13 18:29:19)

蕪木 千歳危うく寝取るところでした、おかさい~   (2022/5/13 18:29:35)

和枕 音子おかさいさい!   (2022/5/13 18:30:12)

サクラダ キョウNTR....がちでごめんなさい......   (2022/5/13 18:30:16)

サクラダ キョウまだあそべますか......   (2022/5/13 18:30:53)

和枕 音子わたしはまだあそべまぁす!ので!!ぜひ!!   (2022/5/13 18:31:17)

和枕 音子千歳ちゃんも今度寝取りにいくね……   (2022/5/13 18:31:46)

サクラダ キョウぜひ!!よかた......   (2022/5/13 18:31:52)

サクラダ キョウ出だしどうしましょ!   (2022/5/13 18:31:58)

蕪木 千歳へへへやったぜ   (2022/5/13 18:32:58)

和枕 音子ちょーーっちだけ立て込んでおりまして……出だしお願いしてもよろしいでしょうかかか……   (2022/5/13 18:33:34)

サクラダ キョウ了解しましたやの!!!場所指定だけもらえるとありがたいです....!   (2022/5/13 18:34:18)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、志賀 幸治さんが自動退室しました。  (2022/5/13 18:34:59)

おしらせ志賀 幸治さんが入室しました♪  (2022/5/13 18:36:07)

和枕 音子ありがとうございますー!! そうだな、サクラダくんが校内でお菓子作ったりするようなら食堂か家庭科室…………それ以外なら無難に屋上とかいかがでしょ!う!!   (2022/5/13 18:38:26)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、七竈 八六さんが自動退室しました。  (2022/5/13 18:38:55)

おしらせ七竈 八六さんが入室しました♪  (2022/5/13 18:41:37)

サクラダ キョウ了解ですに!家庭科室でやりますに!   (2022/5/13 18:42:05)

和枕 音子感謝ですにーーー!   (2022/5/13 18:44:33)

おしらせ小室 耕助さんが入室しました♪  (2022/5/13 18:48:57)

小室 耕助こんばんはー   (2022/5/13 18:49:02)

水沫 泡んばんはー   (2022/5/13 18:50:53)

蕪木 千歳ばんは!   (2022/5/13 18:53:37)

蕪木 千歳小室さんさん、質問です。趣味でログ保管してまして、キャラ毎に纏めてるのですがそれ蕪木千尋は疎外感を呪っている(能力のが付いてる)。みたいにタイトル付けしてまして。平山さん一般局員なので付けるものがなくどうしようかなと…なにか愛を探してる。的な、お尻に付けるものあったりしますか…?   (2022/5/13 18:55:44)

小室 耕助少し時間をください   (2022/5/13 18:58:58)

エレナ・ドラグノフヒーローを目指す人間には、様々な理由があるけれど。ヒーローを目指す人間には共通点がある程度存在する。例えば、正義感。例えば、正義。なら、ヒーローには彼にかける言葉など無いのかもしれない。とんでもない悪人の方が、的を射たことを言うのかもしれない。____ただし、例外は存在する。『貴様が自分を許せるなら、それをやればいい。報復される覚悟と償う覚悟があるなら、山落ちやっちゃいけないことなんてもの存在しない。』ぐちゃぐちゃな復讐心と惨めさを引きずったままの場合だ。『殺したくて仕方ないなら、殺したらいい。その後死ぬなり生きるなりしたらいい。どんな責任を負うかは、誰かが勝手に決めればいいだろうし、万が一逃げ切れる時もあるだろう。』やるならやればいいさ、殺し殺される腹を決められるなら。『必要なら、今からそれをやればいい。殺したいほど憎いやつが、でも正義っぽいから殺せねーだと!?馬鹿らしい。』   (2022/5/13 18:59:56)

エレナ・ドラグノフだが、そうだったならなんで。『殺せねーんだよ、説得されようが、何されようがやれる奴じゃあオマエはないんだ。憎しみとか悲しみとか、それを真っ直ぐぶつけて誰かが死んでもいいやつなら、そんなことで悩まないんだよ。』なんで悪いことをしていいかどうかで悩むんだ。『オマエは普通の人間で、しんどいことはずっとしんどいままで、正解なんてそうそう見つからないんだ。』悲しいこと、むちゃくちゃに暴れたいこと。それをでも、ダメだと思って悲しんで、苦しむこと。その気持ちは、他の何より人間みたいな気持ちじゃないのか。『だから、生きてたら答えも見つかって、楽しいことがたしかに見つかるかもしれない   (2022/5/13 19:00:10)

エレナ・ドラグノフ___なんて、嘘かもしれなくてもな。』   (2022/5/13 19:00:22)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、志賀 幸治さんが自動退室しました。  (2022/5/13 19:01:17)

エレナ・ドラグノフそんなに簡単に割りきれないなら、それでいい。それでもいい。『オマエの人生、復讐心(それ)だけじゃないだろう。友達は居ないか。恋人は?家族は?先生は?私でも構わない。そいつらと居て一瞬も楽しくなかったのか。』けど。『楽しくないわけじゃないなら___。なんで、復讐より楽しいことはあるのに、復讐よりやりたいこととか、折り合いをつけられる答えとかは一生見つからないんだ。』お前には『一日一日、周りの人を大切にして全力で生きてみたら、百にひとつわかるかもしれない。だが、誰にも理解されようともしないで、さっきみたいに期待もしないで跳ね除けていたら____一生わからないだろ。』それしかないから、そう生きていくのかと問いかける___『それでも、もう辛くて仕方なくて、他のことなんて一瞬も好きじゃなかった、やってやるって言うなら____最後まで私が貴様の味方だ。英雄(ヒーロー)をやるというなら、視界に入る人の痛みを肯定する気概くらい、とうに背負っている。』   (2022/5/13 19:01:31)

小室 耕助街を愛していたとかでも良いですか?>千歳さん   (2022/5/13 19:04:17)

エレナ・ドラグノフ待たせて済まない   (2022/5/13 19:05:42)

蕪木 千歳大丈夫です……!!!!!うぉぉ有難うございます…あと良ければ成りませんか…   (2022/5/13 19:05:45)

水沫 泡ぬわあぁ……おへんじちょっとじっくり考えます……   (2022/5/13 19:05:51)

七竈 八六ごめんお風呂はいる   (2022/5/13 19:05:54)

エレナ・ドラグノフ  (2022/5/13 19:06:49)

小室 耕助成りましょうー 先ロルとシチュどうしましょう   (2022/5/13 19:08:08)

サクラダ キョウ(カチャカチャカチャ、カコン、カコン、ジュゥゥゥゥ...............)(カン、カン、カン..........)「................ふむ。牛乳が0.325ml足りん....」(斜陽が橙色の暖かな焔で校舎を包み込む頃合い。野球部の生徒達がグラウンドで叫ぶ声が、微かに聞こえる。家庭科室では、一人の男........否、一匹のカミサマが、計量カップ......ではなく、ビーカーに、スポイトで牛乳をほんの一滴注ぐ姿があった。)「ふむ。こんなものか。」(彼は先程まで熱していた鍋に計量カップの牛乳を注ぎ、改めてコンロを点火した。)(ふんわりと香り始める、ミルクと砂糖の柔らかな甘い香り。そこに、彼は片栗粉を投入し始めた。ふわわ、ふわわん。淡い粉雪のような白い粉末が、少しずつ鍋に降り注ぐ。そしえ彼は、目を少し細めた。)「0.4gほど入れすぎた。」(そう呟けば、彼は予め用意してあったスプーンを持ち、未だに溶け切っていない、ミルクに浮いた片栗粉をそっとスプーンでほんの少し掬い上げる。)「うむ..............完璧だな..............」(彼は真顔でなんどか頷きながら、火加減を絶妙に調節しながらおたまでかき混ぜていた。)   (2022/5/13 19:10:51)

蕪木 千歳うーーむ、むん、あんまり希望するものはないです、けどカミサマ調査してみたさがあり、先ロル諸事情でお願いしたさがあり   (2022/5/13 19:10:59)

小室 耕助了解です。 調査してみたいところあります?なければちょっとこちらで手頃そうなのを決めてみます   (2022/5/13 19:12:19)

おしらせ志賀 幸治さんが入室しました♪  (2022/5/13 19:13:18)

志賀 幸治お風呂了解 もうちょいかかりそう   (2022/5/13 19:13:26)

和枕 音子分量細かくて可愛い………かえしますーーね!   (2022/5/13 19:14:21)

蕪木 千歳やりやすそうだなと思ってたのは雨音の帰り道、他にこれ楽しそうやんけ的なのあればそちらでも…!   (2022/5/13 19:14:32)

サクラダ キョウ完璧主義過ぎるから.....   (2022/5/13 19:17:02)

小室 耕助では雨音の帰り道で 書いてきますねー。調査初めてなのでおかしかったらすいません   (2022/5/13 19:18:08)

蕪木 千歳雨宿りとか、帰り道とかで見掛けてって感じの流れでも大丈夫ですですので、ばしっと調査するぜでなくとも   (2022/5/13 19:18:45)

おしらせサムライヤンキーさんが入室しました♪  (2022/5/13 19:19:14)

サムライヤンキーこんばんは。顔出しです   (2022/5/13 19:19:23)

蕪木 千歳こんばんは~   (2022/5/13 19:21:12)

おしらせジェントルさんが入室しました♪  (2022/5/13 19:25:38)

ジェントルかおだーし   (2022/5/13 19:25:42)

小室 耕助勝手に声かけて大丈夫です?>千歳さん   (2022/5/13 19:29:21)

小室 耕助一括です   (2022/5/13 19:29:34)

エレナ・ドラグノフこんばんは   (2022/5/13 19:29:48)

蕪木 千歳大丈夫です!   (2022/5/13 19:30:51)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、水沫 泡さんが自動退室しました。  (2022/5/13 19:30:52)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、七竈 八六さんが自動退室しました。  (2022/5/13 19:31:03)

おしらせ水沫 泡さんが入室しました♪  (2022/5/13 19:31:44)

水沫 泡「……」「……」「上着、借りるね」(貴方にかけていた上着を取り返し、彼はそこに顔を押し付けた。声が震えているから、それが泣きそうなのを隠すための行為であると直ぐに分かるだろう。もう雨水は乾いてしまっているから、これは雨だ、なんてベタな言い訳も通用しない。)「優しい人になりたかったんだ。母さんみたいに、優しい人。だから、多分……君の言う通り。やりたいならやればいいことも出来ないでここにいる。」(布で口をもごもごとさせながら君に訴える。支えを失った彼はそのまま貴方に倒れかかる勢いだ。何十にも取り繕った仮面がこんなにも簡単にひっぺがえされてしまって、幼少期より抱え込んでいた感情をむき出しにされてしまった。)「僕に家族はいない。友達も、多くない。……だから、」(ぐすりと鼻を啜って顔を上げた彼の目は、ほんのりと赤みがかっていた)「ほんの少しの大切な友達と、君を支えに、頑張ってみるよ。」「あぁ、いや……本当はまだ心の整理が上手くできてない。本気でそう思えたわけじゃないかも。」でも……   (2022/5/13 19:32:02)

水沫 泡「味方だって、こんなに力強く言ってくれたのはエレナちゃんが初めてだよ。」(それが嬉しかった。君の想いで彼の考え方が根本から覆ったわけでも、彼の過去が吹っ切れたわけでもない。ただ、味方だと断言してくれたことが嬉しかった。ほとんど全ての感情を吐露した上で肯定してくれたことが、きっと彼の涙の理由だろう。)(それから彼は立ち上がって外の様子を確認する。いつの間にか雨は上がり、眩しい日差しがさしていた。君を振り返ると、彼は人差し指を口元に添えて)「さっきのことは、恥ずかしいからさ。雨と一緒に流したってことにして欲しいな」(誰にも言わないで、君と俺との内緒話。) 「それと、ありがとう」(それは誤魔化しのための笑顔ではなく。ただ純粋な嬉しさによるものだった。彼の笑顔はいつだって、花が咲くようである。)>エレナちゃん   (2022/5/13 19:32:18)

志賀 幸治ろるをなげます!   (2022/5/13 19:36:16)

志賀 幸治「僕も、雨は嫌いじゃない。」(霞んだ街並みに、雨音が雑多な響きをかき消すのが、停滞と感傷を一身に閉じ込められた、スノードームの中みたいだ。 世界にあるのは雨音と僕の心音だけであるような錯覚が、 心地好い微睡みへと突き動かすのが、 その時だけは何も考えなくて良いから、好きだ。すべて、こちたし、と、言わんばかりに世界が仕切られる感覚の好きだ。 ことばを放つのは、きみのひまわりと対照的に、 花瓶に活けられた鈴蘭みたく控えめな微笑みと共にあった。 )(ああでも、何時だっけ。台風とか、大雪とかさ。 どうしようも無い天候で、母さんが迎えに来てくれた時。 あの時からだったかな、好きな物の欄に、雨の一文字が加わったのが。 ) 「 ……それは面白そうだね、 イベントの時にはみんなに頼られるだろうなあ、」( 窓外に広がる雨曇を一瞥して、その声色の違いちふと気がついて、きみへと視線を戻した。君の視線の先を追い掛ける。)   (2022/5/13 19:36:26)

志賀 幸治「…………そっか。 そうだね、」(返答に迷ってしまう。 道筋を逃してしまう。 迸る閃光の、揺らぎ。 雨の中の蛍光灯のように、霞んで雨に滲み、 君の輝きも蛍光灯が如く揺らぐことがあるのかと。 想定外に、 沈黙を繕うように、出てきたのは当たり障りない相槌だった。落ち着いた声色は、耳鳴りみたく雨音に溶けゆきそうなほど靜であった。)「七竈君はさ、見えないだけで、きっと僕達には予想もできない能力を持ってるんだろうなって、僕は思うな。 目に見えるものだけが……って、月並みだけどさ、 」( 同情?哀れみ? 否、体裁を取りながらも、裏側を這うのは確固たり同類意識と、親近感と、沸き上がる歓喜であった。 光に、触れる。 ことを、恐れていたはずだったけれど、 触れてみればどうだって無く、質量を持った普通のジュウナナサイであった。 子供の頃通るのが怖かった夜道も、大人になって通り過ぎる様になれば、案外普通だったりするのだ。 きみの、 努比喩でなく血の滲むような、努力の透けて見える豆だらけの手に、洗礼された、その石膏像が如し掌が重なる。雨に濡れたきみの体温は、 ひんやりと冷たく、僕の熱と混ざり会い平均化されていった。 )   (2022/5/13 19:36:37)

志賀 幸治「ロマン?って言うのかな、こういうの。 」(僕にはあんまりわかんないけど、と、付け足すのも野暮だから辞めた。 ふと、交錯した視線に、 柔らかく目を細めて。)「僕は…… 僕がこの学校に来たのはさ、みんなみたく崇高な理由じゃないし、きっと聞いてもつまらないよ、 」( 口を開くのには、少しの間があった。 )「此処が今住んでるとこと近いからって言うのも大きい理由かな。 それから、 …… 」( それから、早く死にたかったからだ。碌な死に方で無ければいいと、常々思う。 豪勢な額縁には値打ちの高い絵の入れられ、 安いプラスチック枠には量産品の、たった百円で変える雰囲気だけの、大した哲学も思想もない作品が飾られる、みたいな。 僕なんかには惨めったらしい最期がお似合いだからで、母さんに、母さんへ、してしまったことを、思えば。ぼくは生き永らえている事すら、愁いと違わないのだ。 )(そして、願わくば、僕なんかの命で誰かが助かればいいという、一縷の思い。) (そして、反抗ですらある。 )(ぼくを歪めた、全ての彼らへの。)(はさりと伏せた睫毛に、 幾つもの意味を見い出せた事だろう。 憂う横顔は、皐月いろの愁いに濡れていた。 )   (2022/5/13 19:37:43)

志賀 幸治( 君に向けた自嘲じみた笑みが、空の雲行きと重なって輪郭がぼやける。水彩絵の具に、一つ二つ、雨粒の落ちて色が滲むようである 。 その薄墨は、軈て広がりキャンパスを埋め尽くすのだ。母さん譲りの、黒髪と白の、うつくしい色彩。 どのような穢れすら、平気な顔をして啜り飲み込むのが彼であった。 )「だから少し、きみたちが羨ましいよ。 」(僕はどんな顔をしてただろう。自嘲?諦観?羨望?それとも、 ぼくは。 )(ぼくは、ぼくに、質量すら無いのだろうか。言葉だけが、 雨雫みたく、唇から溢れるのだ。)   (2022/5/13 19:38:00)

志賀 幸治「ねえ、きみは。 」(ふと、湧き上がる好奇心。)「七竈くんは、どうして? ……どうして、ヒーローになろうと思ったのか、聞いてもいいかな。」   (2022/5/13 19:39:04)

和枕 音子「 おーーーーなかが…………空いたぁ…………。」( ぴかぴかに磨かれたコード専門高等学校の廊下を、墓穴から這い出てきたリビングデッドのような動きで彷徨っている女子生徒がいる______と、すれ違った人間は、そう想って肩を強ばらせたかもしれない。右にふらふら、左にふらり。いつも通りの眠気に抗えず、四限目から昼休み終わりのチャイムまでを寝通したせいで昼食を食べ忘れた失態は、たった今ぼくのお腹と背中を接着しようと音を鳴らしていた。ひどい苦痛である。かなしくてかなしくて、結局五限の体育も六限の数学も泣き寝入りしてしまったから、眠気はそこまで身を苛んではいなかったけれど。)「 __________んんん、 」 「 あまぁい、かおり? 」( くんくん、すぅぅと、自分の周りにある空気を肺いっぱいに吸い込む。途端、なんだか幸せを具現化したみたいな甘ったるい香りが広がった。生憎と料理の知識はさらさらないのでこの幸福臭が何から舞い上がった香りであるのかはさっぱりだが、ついつい、足取りはそちらの方へ向かってしまうものである。)   (2022/5/13 19:42:01)

和枕 音子 ( オレンジ色の光は、まるで道標のように窓から差し込まれて。暮れ始める夕焼けを視界にいれながら、だんだん強くなるいい香りの跡を付けていけば、締め切られた扉の前に着いた。) ( ____家庭科室。本来であれば、中に誰がいるのかを先に確認する、はず。)「 失礼しまぁす。」( がらがらがら。しかして、呆気なく扉は開放された。中にいるのが誰かなんてことに一切の興味はなく、迷いなくその方向へ足を向けて、二、三歩近付き、ようやく人の姿を目に止める。あぁ、人がいる。そりゃそうか、何もいないのに美味しいものが存在するわけはない。数度の瞬きで見知らぬ男子生徒を見上げ、)「 あの、 」( ぐぅぅぅ。) 「 …………なに、つくってるの? 」( 言葉を遮ったお腹の音は、きみの耳に入っただろうか。) > サクラダくん   (2022/5/13 19:42:03)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、サクラダ キョウさんが自動退室しました。  (2022/5/13 19:42:03)

おしらせ七竈 八六さんが入室しました♪  (2022/5/13 19:42:28)

七竈 八六なるほどなあ··········   (2022/5/13 19:42:36)

和枕 音子のわーー!おそくなった!   (2022/5/13 19:43:20)

志賀 幸治あー!!まって   (2022/5/13 19:43:21)

志賀 幸治コピペ抜けてる   (2022/5/13 19:43:23)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、サムライヤンキーさんが自動退室しました。  (2022/5/13 19:44:27)

志賀 幸治「それから、贖罪、みたいなさ……………………大した哲学も、思想も無いんだよ。僕には。」←これが、3つ目の塊の後ろにつく   (2022/5/13 19:44:35)

志賀 幸治はずかしっ…………………………   (2022/5/13 19:44:40)

小室 耕助(水の落ちる音がぽつりぽつり。それに混じってプシュー、ガタンと扉の開閉音が耳に飛び込んでくる。それから楽しそうに水溜りを踏む子供の笑い、雨にうんざりしたような男性のうめき声、傘がバサッと広がる音。色々な音が聞こえてくる……顔をあげてもそこには何もない。ただ、ここには放棄された廃バスと寂れたバス停があるだけだ。私は再び視線を下げる。水溜りには廃バスと似ているバスが乗客を降ろし、また開閉音を鳴らして扉を閉ざしていた。私はこの光景をずっと見つめている。またそう時間を経たずして、バス停に残された時刻表通りに水溜りの中のバスは戻ってくるだろう。それが同じ日の光景なのかは、自分にはわからないが)   (2022/5/13 19:46:59)

小室 耕助「……やあ、こんにちは。君も雨宿りついでに水溜りの中のバスを見ていかないか?」(バス停の椅子に腰掛ける。随分と使われてないだろうその場所は腐った木の匂いを発しぎしっという音を鳴らすものの、椅子と雨を弾く屋根はまだまだ現役だと教えてくれる。次のバスを待っていると、そこにおとなしそうな少女が歩いてくるのを見つけた。私はそちらに軽く頭を下げ、にこやかに空いているスペースに掌を向けた。私はただこの時間は良いものだと思い誘っているだけ、一緒に腰掛けるも断るも無視するも好きにして構わない。ただ聞こえるだろう、遠くからバスが走ってくる音が)   (2022/5/13 19:47:05)

七竈 八六おっけい!   (2022/5/13 19:49:18)

蕪木 千歳場所廃バス停認識でおkです?   (2022/5/13 19:49:36)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、ジェントルさんが自動退室しました。  (2022/5/13 19:50:47)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、エレナ・ドラグノフさんが自動退室しました。  (2022/5/13 19:54:51)

小室 耕助おけです すいません…   (2022/5/13 19:55:24)

蕪木 千歳念のため確認しただけなので謝らんでくださいな!? お疲れ様です   (2022/5/13 19:56:41)

水沫 泡わー!   (2022/5/13 19:57:11)

水沫 泡危ない落ちるところだった   (2022/5/13 19:57:16)

小室 耕助お疲れ様でした   (2022/5/13 19:59:07)

おしらせエレナ・ドラグノフさんが入室しました♪  (2022/5/13 20:05:26)

水沫 泡おかえりー   (2022/5/13 20:05:48)

おしらせジェントルさんが入室しました♪  (2022/5/13 20:07:53)

ジェントルなれるまーーーん!!!   (2022/5/13 20:08:00)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、和枕 音子さんが自動退室しました。  (2022/5/13 20:08:41)

エレナ・ドラグノフ『わかった、もう貴様が随分悪いやつなのは分かったから___優しい人になりたいんだったら、その大事な人を、精一杯守ってやればいい。それに____大事な人なんて増えるもんだ。いつか会う友達のために、顔も知らない誰かにも誠実にやればいい。』優しくなりたい。そんな風にあいにく悩んだことは無いから分からないけれど、自分を真剣に悩めるんなら、きっと人に優しく出来る。『貴様のその立派な能力(ディスコード)は、それを愛してくれるさ。きっとな。』____空気が燃える。雨が上がり、暖かい光が差した。空は快晴、ペンキを塗ったくらい厚い真っ青がこれでもかと光っている。『ああ、忘れたな。私たちはただ、雨宿りして酷い目にあっただけだ。』ああ、この人は笑ってくれた。なら、大丈夫だ。そろそろ、帰らなきゃうるさい奴もいる頃だろうし、歩き出さなくちゃ『ただ、少し訂正だ。少しの友達の中には、私も含んでおけ。』小さく手を振って、寮までできる限りの速さで走る。生ぬるい風を切るのは心地よく、清々しい。明日はこの分ならお天気だろう。さて、どこに行こうかな___   (2022/5/13 20:09:26)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、志賀 幸治さんが自動退室しました。  (2022/5/13 20:09:41)

エレナ・ドラグノフこんな感じで〆でどうかな、と!   (2022/5/13 20:09:43)

水沫 泡うええん。素敵です、めちゃくちゃ長い時間ありがとうございました😭😭   (2022/5/13 20:11:18)

水沫 泡エレナちゃん最高だな……ヒーローだな…ウタちゃんくんのヒーローや…   (2022/5/13 20:11:43)

エレナ・ドラグノフこちらこそお付き合いいただきありがとうございました!追憶は7かな!   (2022/5/13 20:11:52)

水沫 泡まじ?そんなになった?やば。(やば)   (2022/5/13 20:12:40)

エレナ・ドラグノフんぴ……ヒーローになれたのは嬉しい   (2022/5/13 20:12:46)

エレナ・ドラグノフたくさんなったのですよ💮   (2022/5/13 20:12:58)

水沫 泡良質な時間すぎてあっという間だった、計算までありがとうございます!!!   (2022/5/13 20:13:03)

蕪木 千歳( 午前中に降っていた雨は昼前に止み、放課後にまた降りだしていた。傘を持ってきていないことを嘆くクラスメイトの声を聞きながら、天気予報を見た母から持っていくように言われていた私はばっちり傘を持ってきていて、それが誇らしくも、何故だか寂しくもあった。持ってきてるから一緒に帰る?…なんて、言えるわけもなく、しとしと降りの雨を塞ぐ傘の中は広い。なんとなく落ち着かなくて普段より早く教室を出たものの、乗るバスの予定時刻にはまだ余裕があって、じっとりと横入りした雨と湿気が無意味に服を湿らしていく。こんなことなら、いつも通りの時間に出るべきだったと、天候と同じ曇天模様な気分になった。水の弾かれる姿が見える、お気に入りのビニル傘を、傘と何もない所の境界線をガラス越しにぼんやりと眺めながらくるりと回す。   (2022/5/13 20:13:32)

蕪木 千歳ブロロロロ────────。不意に耳に届いた、古いバスが排気を吐き出す唸り声にはっとして振り返る。けれど、振り返った先、バスは居なかった。本当に少しだけ歩いた先の廃れたバス停。そこに居た知らない男の先輩の隣に座ってしまったのは。普段なら怖くて断るのに、今日ばかりは惹かれたのは、そんなバスがきっかけだった。『 ……先輩?は、詳しいんですか?…水溜まりの中のバス停に。……私さっき、音がしたなって思ったのに何もないから、びっくりしちゃいました。 』畳んだ傘から滴った水滴が、廃バス停のコンクリートを初めて濡らす。小さく会釈した後、近くも遠くもない距離感で浅く椅子に腰を下ろして、そんな風に声をかけた。えへ、と少しだけ照れたようにはにかんで、湿気でぺたつく頬をかく。猫背気味に貴方の顔を覗き込んだ。)   (2022/5/13 20:13:34)

エレナ・ドラグノフいえいえー   (2022/5/13 20:13:34)

エレナ・ドラグノフこちらこそあっという間に時間が過ぎ去っていった   (2022/5/13 20:13:51)

水沫 泡えへへ、ウタくんがこれから少しづつ変わっていくといいなぁ。 私はご飯食べたり用事済ませたりしてきます!また遊んでくださいノシ   (2022/5/13 20:14:49)

おしらせ水沫 泡さんが退室しました。  (2022/5/13 20:14:56)

小室 耕助お疲れ様でした   (2022/5/13 20:18:14)

蕪木 千歳お疲れ様した   (2022/5/13 20:19:32)

ジェントルおつかれさまでござま~~~   (2022/5/13 20:19:59)

エレナ・ドラグノフお疲れ様です   (2022/5/13 20:22:49)

ジェントルステータス欄がミチミチすぎて募の字が書けん。   (2022/5/13 20:26:54)

七竈 八六「………はは、志賀ちゃんやっっさしぃ~~~ッ……そうだよなァッ…目に見えるもんだけが全てじゃない。お前はお前のいいとこがあるし、俺ににも俺にしかできねえ事がきっとあるよなァッ……!?」(彼は貴方の言葉に、僅かに間を開けたあと ニカッ、と。眩しいぐらいに笑った。そこにはいつもの〝 七竈 八六〟が居た。いつまでもしおらしくしてるのは自分の柄じゃない。あなたの言うとおりそうであると信じ込むぐらい馬鹿である方が前に進みやすい。貴方の言葉を咀嚼して、飲み込むことは造作もないことだった。…でも、羨ましいなんて感情が無くなるかと言われればそれはまた別。だからこそほんの少しだけ、小さく小さくすればいい。)『僕は…… 僕がこの学校に来たのはさ、みんなみたく崇高な理由じゃないし、きっと聞いてもつまらないよ』「………いいよ、聞きてえから。」(彼は、貴方の話に耳を傾けた。雨が地面を軽く弾んで溶ける音を背景に、それに馴染ませるように薄い唇からは、貴方になげかけた質問の答えが返ってくるのを待つのみだ。)『此処が今住んでるとこと近いからって言うのも大きい理由かな。 それから──────────、 ……』   (2022/5/13 20:31:14)

おしらせサクラダ キョウさんが入室しました♪  (2022/5/13 20:31:26)

七竈 八六(伏せられた瞳が、話している間に合うことはなかった。つらつらと並べられる言葉に対して、急かすわけでもなにか言葉を差し込むでもなかった。雨模様をあなたの時計が反射する。カチ、コチ、カチ、コチ、と心地よく鳴り響く秒針の音は貴方の心臓よりもよっぽど生きているようだ。)『それから、贖罪、みたいなさ……………………大した哲学も、思想も無いんだよ。僕には。』「………………別にいいんじゃねえのかな、それでもさ。俺ら本当は普通の学生じゃん。…でも、実際はこんなことしちゃってんの、ウケるよな。」(そう、自分達は普通の学生だ。やれヒーローだの、悪党を退治するだの。アニメの中から出てきたようなベターな展開を、現実でやるだなんて気が狂っていると言われたっておかしくはない。必ずしも重い過去を持ってヒーローになるとは限らない。死にたくないから生きるだけ、と惰性で人生を送るような人間もいれば、あなたのようなやつだっている。…彼は、知らないけれどね。)『ねえ、きみは。』   (2022/5/13 20:31:26)

七竈 八六「…………………………うん?」『七竈くんは、どうして? ……どうして、ヒーローになろうと思ったのか、聞いてもいいかな。』「…あっはァ~~~ッッ………なあそれ、聞いちゃう?へへ、まあいいけど。」(今度は、こちらが質問された。彼は蜂蜜色の瞳を瞬かせ、なんとなしに困ったような笑みを浮かべる。別に、隠してるわけじゃない。言い淀む理由はないけれど、人に話すようなことでもないからと 無意識のうちにしまい込んでいた彼の背景。)「…………………早く、〝 大人 〟になりたいんだ、俺。」「…それこそ、ヒーロー見たいな大人にさ。」「………………………俺ん家、父ちゃん居なくって。兄弟4人ぐらいいんのに、女手一つで育ててくれたの。………だから母ちゃん、すっげぇ手ボロボロでさ、服もほぼ毎日代わり映えしない。でも何かにつけて、決まって言うんだよな。『母さんは良いから』って。」「………兄貴も、……兄ちゃんも〝ヒーロー 〟で、俺もそれをめざしてて、同じはずなのに決まって言うの。『あぶないから』『怪我はないか』『〝俺は大丈夫だから 〟』。」   (2022/5/13 20:31:39)

七竈 八六「……………………そうやって、誰かを妥協させて、無理やり大人にさせんのが………すっげぇ申し訳なかった。」「……………誰かが、『もう無理』『しんどい』『死にたい』って零した時、受け止められるような大人になりたい。理不尽なこと、全力で否定できる大人になりたいし、味方になれるオトナになりたい。………………『子供』じゃ誰も、聞いてくんないし頼ってくんないから。」「……………………なんて、『ガキ臭い』理由。」(母親はいつも髪が乱れていた。容姿を気にかける余裕が無いぐらい日々に追われてきたんだろう。手伝えることはなるだけするようにはしている。バイトして、家にお金入れて、早く大人になって、もっと役に立てるように。)   (2022/5/13 20:31:47)

2022年05月13日 13時38分 ~ 2022年05月13日 20時31分 の過去ログ
【創作】創世論とエリアーデの証明【能力】
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