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「【創作成り】シャングリラの慟哭【募集中】」の過去ログ

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2022年09月17日 21時33分 ~ 2022年09月28日 21時23分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

一宮/玲世 鈍色「 ねえ、いっくん。忌火くん。」( 揃わず、しかし軽快なステップの中に混じる〝 風切音 〟。見計らったかのようなタイミングで光が一瞬、途切れて。一秒と経たずに再び息を吹き返す。)   (2022/9/17 21:33:18)

一宮/玲世 鈍色「 ───────────────君、そんなに死にたいの? 」   (2022/9/17 21:33:26)

一宮/玲世 鈍色( ──────銀光。) ( それは、君をひたと指差すナイフの先端。) 「 ………………………………………………僕が甘いのは、身内にだけだよ。忌火。」( 普段通りの笑みと、普段通りの口調と、吹き込む隙間風みたいな声音で、僕はそう、君に〝 注意 〟する。警告なんて厳しいものじゃあない。ちょっとだけお痛をした仔に与えるのは、デコピンと言葉だけで充分だもの。それで充分。…………充分なままで、終わらせてくれるよね? ) ( 従順なものに興味はないけれど、あんまりもしも話をされると苛ついちゃって、組み伏せたくなっちゃうから。) ( 今度は、『 ──────なあんてね。』とは、言わない。)   (2022/9/17 21:33:34)

シェリ/忌火『───────────────君、そんなに死にたいの?』   (2022/9/17 21:56:27)

シェリ/忌火「(ほんの少し目を見開いた。いつも眠たげどころか、起きているのかさえわからない暗い眼が、瞳が。驚いたのか嬉しいのかさえわからないくらい単純に。そのまま君の話を聞いていた。話が終わってからようやく、その浅葱色の目と薄い唇は動き出した。)___ふ、(自身の口元を片手で押さえて、ほんの少し苦しそうに眉が下がる。)……んはははっ…!(我慢できない、笑み。君は、忌火という人間が今日一楽しそうに笑っていることに気づくだろうか。ゆっくりと君に視線を戻して、)……君の理解できないところも、きっと僕は嫌いじゃないよ。」   (2022/9/17 21:56:35)

シェリ/忌火「______生きたいも死にたいもわからない人間に、生きたくも死にたくもない人間に、そっか、そっかぁ。…(君の注意を馬鹿にしているわけじゃない。むしろ真に捉えているからこその、笑いだった。)単純な質問、疑問だったんだあ、そんなに怒らないで。(銀色に鈍く輝くナイフを向けられようと、僕はそれを降ろさせるような真似はしない。そのまま構えていていい、そんな風にも取れる。齢何年の子供に武器を向けたって、その恐ろしさをまだ知らなければ意味がない。…でも、)でも、まあ…僕が忌火である限り、忌火は君のものだから、なぁ。」   (2022/9/17 21:56:44)

シェリ/忌火「……………………ただの知識欲の塊、その成れの果てだ。気にしないでよ。(諦め?嘲る?なんとも取れないような笑みをずっと浮かべたまま、僕はナイフに物怖じせずに君の手をそっと取る。)______お散歩の続き、しようか。(そのあとは、ただ、淡々と。君が貰ったら喜びそうな言葉を、君ではなく黒く無機質なアスファルトに落とした。)」   (2022/9/17 21:56:51)

シェリ/忌火「_________僕は君の忌火だから、君が終わらせても良いかなぁって、思ってるよ。」   (2022/9/17 21:57:02)

シェリ/忌火時折見えるネオン、蛾の舞う街頭、いつかの野良猫。その中で、君の瞳の中で、僕は一番輝けてるかな? 〆   (2022/9/17 21:57:09)

シェリ/忌火((いいかんじだったので勝手に〆ちゃっちゃ……!!   (2022/9/17 21:57:24)

一宮/玲世 鈍色((う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜めっちゃ良い、良すぎか……   (2022/9/17 22:03:07)

一宮/玲世 鈍色(( 返したらだらだらしちゃう気がしたので!これで〆にしたい!!です!!   (2022/9/17 22:03:41)

シェリ/忌火((やった〜〜〜!!事前に確認取ればよかったですすまそ……めちゃ楽しかった!!です!!またやりましょ!!   (2022/9/17 22:05:52)

一宮/玲世 鈍色(( いやん良いのよ……こちらこそいっぱい返しにくい返事投げてしまって申し訳ねぇなっていう……めちゃめちゃ楽しかったので遊びまくっちゃいました!! 次は一緒にお酒でも飲みましょ!!!(?)   (2022/9/17 22:07:49)

シェリ/忌火((エッ 全然〝総て〟が楽しかったけどね………お酒飲みます!!!目を離した先に一瓶飲んでる(死ぬ)   (2022/9/17 22:09:14)

一宮/玲世 鈍色(( ザルなので水みたいに飲むからチキンレースですね、積み上がる残骸(酒瓶)たち…………………   (2022/9/17 22:10:12)

一宮/玲世 鈍色(( じゃあ一宮は夕飯を食べたいと!思います!!   (2022/9/17 22:10:35)

シェリ/忌火((いってらっしゃい!!お相手ありがとうございました!!   (2022/9/17 22:11:31)

一宮/玲世 鈍色(( お相手ありがとうございました〜〜!!! 次遊ぶのを楽しみにしてます!!👋👋   (2022/9/17 22:12:45)

おしらせ一宮/玲世 鈍色さんが退室しました。  (2022/9/17 22:12:48)

おしらせ25時@さんが入室しました♪  (2022/9/17 22:16:17)

25時@((こんばんは…最近忙しくて行けなくて申し訳ない…   (2022/9/17 22:16:38)

おしらせ楊貴妃/土御門 晴明さんが入室しました♪  (2022/9/17 22:16:49)

楊貴妃/土御門 晴明((鍋破壊しながらこんにちは   (2022/9/17 22:16:57)

25時@((サイトも更新しなきゃ…   (2022/9/17 22:19:19)

シェリ/忌火((何故かさっきから出れないシェリです こんばんは   (2022/9/17 22:22:29)

25時@((あらら…バグですかね   (2022/9/17 22:23:25)

楊貴妃/土御門 晴明((どんどんしてる……   (2022/9/17 22:24:08)

おしらせ饅頭@さんが入室しました♪  (2022/9/17 22:25:31)

饅頭@((やほー。たまによくある連続入退室の罠   (2022/9/17 22:25:58)

25時@((あ、まんじゅう。やぁ   (2022/9/17 22:26:03)

饅頭@((レポートと自由研究が進まない饅頭だよ   (2022/9/17 22:28:08)

25時@((自由研究?   (2022/9/17 22:29:12)

饅頭@((やるべきこと→レポート、自由研究  やりたいこと→ゲーム、お絵かき、解説サイト用設定寄稿   (2022/9/17 22:29:21)

饅頭@((ゼミの課題なのよ。 死ぬほど史料が出てこない   (2022/9/17 22:29:40)

25時@((あーね。おつかれさん。明日解説サイトの方は更新するよ   (2022/9/17 22:29:58)

饅頭@((お、がんばえー   (2022/9/17 22:30:57)

饅頭@((しかし結構設定集まってるよねあそこも   (2022/9/17 22:32:11)

25時@((まあ2年もやってりゃな()   (2022/9/17 22:34:54)

おしらせひなさんが入室しました♪  (2022/9/17 22:37:58)

ひなこんにちは)私の名前はひなです、私は23歳です)初心者のセックスモデル18歳以上)私はヌードで写真を撮られるのが好きです)リンクで私の写真を評価してください: Www.Ja.cat/id395692   (2022/9/17 22:38:03)

25時@((そういえば   (2022/9/17 22:40:47)

25時@((海外の退魔師みたいな存在が日本に流れてきたらどうなるんだろ   (2022/9/17 22:42:59)

25時@((メタ的には流れはしないんだけど   (2022/9/17 22:43:18)

饅頭@((基本的に退魔しなければヨシじゃないかなぁ、とは思ってる。主が絶対想定していない要素だろうからなぁ   (2022/9/17 22:47:37)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、シェリ/忌火さんが自動退室しました。  (2022/9/17 22:47:37)

饅頭@((おつー   (2022/9/17 22:47:50)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、楊貴妃/土御門 晴明さんが自動退室しました。  (2022/9/17 22:49:22)

25時@((それもそうだよな   (2022/9/17 22:49:34)

饅頭@((おつー   (2022/9/17 22:50:16)

饅頭@((退魔活動は厳禁だが監視はしない程度に黙殺してくれるんじゃなかろうか   (2022/9/17 22:51:03)

おしらせ楊貴妃/土御門 晴明さんが入室しました♪  (2022/9/17 22:53:02)

25時@((なるほどね〜   (2022/9/17 22:53:57)

楊貴妃/土御門 晴明((なるほどね〜   (2022/9/17 22:54:06)

饅頭@((おかえりー   (2022/9/17 22:54:12)

饅頭@((で退魔やらかしたら強制送還とかかなぁ、わからんけど   (2022/9/17 22:54:32)

楊貴妃/土御門 晴明((新しいキャラを作りたい(鳴き声)   (2022/9/17 22:54:38)

饅頭@((作ってヨシ!!!   (2022/9/17 22:56:26)

楊貴妃/土御門 晴明((やったー!   (2022/9/17 23:02:13)

おしらせ夜神月@さんが入室しました♪  (2022/9/17 23:02:33)

楊貴妃/土御門 晴明((古道具屋のちっこい美人の女性欲しくない?楊貴妃は欲しい   (2022/9/17 23:02:36)

饅頭@((やあ   (2022/9/17 23:03:04)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、ひなさんが自動退室しました。  (2022/9/17 23:03:04)

夜神月@(バイトあがり、ちわ   (2022/9/17 23:03:09)

饅頭@((古道具屋があるのがすごいとおもふ   (2022/9/17 23:03:23)

夜神月@(そーいや退魔師が鎖国してる理由ってなんかあったっけ   (2022/9/17 23:05:37)

饅頭@((わからん!!!!!!   (2022/9/17 23:07:23)

楊貴妃/土御門 晴明((おい古参   (2022/9/17 23:09:45)

饅頭@((文化の保全とかそんなとこじゃね   (2022/9/17 23:09:50)

饅頭@((だって説明されてないし不合理だし   (2022/9/17 23:10:03)

楊貴妃/土御門 晴明((古道具屋作るわよ!!!!   (2022/9/17 23:10:08)

饅頭@((やったれ!   (2022/9/17 23:12:39)

楊貴妃/土御門 晴明((小さい女性の手作りのジッポライター欲しいかああああああ!   (2022/9/17 23:15:03)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、25時@さんが自動退室しました。  (2022/9/17 23:19:26)

饅頭@((おつー   (2022/9/17 23:21:26)

饅頭@((ジッポはよくわからん! あれって何なの(コンビニバイト並)   (2022/9/17 23:21:50)

楊貴妃/土御門 晴明((ジッポライターは真四角っぽいやつ。中にあるコロコロを勢い良く回すと着火できるんだ。かっこいう   (2022/9/17 23:24:58)

饅頭@((はえー、すっごい   (2022/9/17 23:26:15)

楊貴妃/土御門 晴明((なんかこう牙狼に出てくるような道具売りてえ   (2022/9/17 23:27:54)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、夜神月@さんが自動退室しました。  (2022/9/17 23:30:49)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、饅頭@さんが自動退室しました。  (2022/9/17 23:51:47)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、楊貴妃/土御門 晴明さんが自動退室しました。  (2022/9/17 23:53:16)

おしらせ楊貴妃/土御門 晴明さんが入室しました♪  (2022/9/18 19:13:47)

おしらせ絶@さんが入室しました♪  (2022/9/18 19:39:16)

絶@((こんばんは〜!   (2022/9/18 19:39:25)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、楊貴妃/土御門 晴明さんが自動退室しました。  (2022/9/18 19:59:45)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、絶@さんが自動退室しました。  (2022/9/18 20:04:33)

おしらせ楊貴妃/土御門 晴明さんが入室しました♪  (2022/9/18 20:48:15)

楊貴妃/土御門 晴明((こんばんは〜   (2022/9/18 20:48:21)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、楊貴妃/土御門 晴明さんが自動退室しました。  (2022/9/18 21:18:10)

おしらせ楊貴妃/土御門 晴明さんが入室しました♪  (2022/9/18 21:43:09)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、楊貴妃/土御門 晴明さんが自動退室しました。  (2022/9/18 22:28:58)

おしらせ楊貴妃/土御門 晴明さんが入室しました♪  (2022/9/22 19:55:30)

楊貴妃/土御門 晴明((こんにちは〜   (2022/9/22 19:57:46)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、楊貴妃/土御門 晴明さんが自動退室しました。  (2022/9/22 20:24:31)

おしらせ楊貴妃/比嘉屋省吾さんが入室しました♪  (2022/9/23 13:11:49)

おしらせ一宮 / 玲世 鈍色さんが入室しました♪  (2022/9/23 13:13:28)

楊貴妃/比嘉屋省吾((こんばんは〜!   (2022/9/23 13:13:32)

一宮 / 玲世 鈍色((少々遅れましたすみません〜〜〜!!!おこんです!   (2022/9/23 13:13:56)

楊貴妃/比嘉屋省吾((いえいえ大丈夫ですよ〜!私も少し遅れましたすいません……成りの方ですけど、夜打ち合わせした通りで宜しかったですかね?   (2022/9/23 13:15:36)

一宮 / 玲世 鈍色(( 問題ないですよん!死にかけくんを拾うとのことだったので、出だしお願いしてよろしいです……?   (2022/9/23 13:17:36)

楊貴妃/比嘉屋省吾((もちろんです!少々お待ちください   (2022/9/23 13:18:23)

一宮 / 玲世 鈍色(( 助かります〜〜〜!   (2022/9/23 13:19:11)

楊貴妃/比嘉屋省吾傷を負うなんてかなり久しぶりと言えるだろうか。何があったかといえばまあ、重傷になったという他がないが。なによりも、退魔師に襲われたとは不可解な。ニュースで見る事すらないものをやられたら、もう待ってる以外に出来ることは存在しない……なんて言ってたかなあ。「妙高様のため」だとかなんとか言ってた気がするな____いやいやもうそんなのどうでも良い、肝心なのは助けを呼ぶことだろう。腕を斬られた状態で辛いので口で鞄を開くと……あらら、携帯も破壊されてしまっている。奴らどこまで念入りなんだ、ここまでする必要はないじゃないか……無事だったやつはあるか?あ、水分補給の為に買ったソルティライチ……飲むか。口でキャップを開いて飲む。なんだろ、死にかけの猫かな。まるで人に飲まされるような感じで、ペットボトルを横にしてそれに口をつけている。そういえば、生理用食塩水って血の代わりになるんだったな……じゃあソルティライチも血の代わりになるのか……?なる訳ないか____   (2022/9/23 13:32:28)

楊貴妃/比嘉屋省吾それにそんなこと思い出してもそんなピンポイントなものを持っているわけはない。一応自分でも作れない事はないが、そんな状態を想定する必要がある治安状況でもない。日本はまず間違いなく平和な国だ、悪魔が居なければそれこそ世界で有数のまさしく平和であると誇って良いだろう……それに、治安云々抜かしてもそもそも大量に出血したら病院に行けって話だし。人通り少ない場所で倒れたから今行けないけど。「困った、なぁ……」舌打ちしながらもそれをもう一度口に付けて飲む。塩水という意味では一応問題はないだろうし、九月とはいえまだ暑い。なら、水分不足も考えるべきだ。どっちも無くなるよりどっちか無くなる方がマシだ……自分の血を飲めば催嘔吐性がある為吐き気を催し水分を失い最悪喉も傷付けるだろう。二兎を追うものは一兎も得ずは、自分の好むところではない。まだ冷えてるペットボトルに頬をつけて、横でぶっ倒れている。外を見ると明るいところまで這うのは無理そうだし、何より自分の右腕が斬られまくってうごかない。あいにく、指や腕がとれるなんてことが無かったのが救いでね。   (2022/9/23 13:32:43)

楊貴妃/比嘉屋省吾とりあえず、斬られてない左腕を上にあげて振ってみることにしよう。「おぉい……だれかぁ……助けてくれませんかぁ……」あまりにか細い声すぎてもはや死にかけなんじゃないか?いや死にかけだが。「こんなところで死にたくないなあ。退魔師に殺されて終わるってどんな冗談なんだろうなあ____」良い空してるなあ、でももっと感動的な死に方したいなあ。最後に来るのは誰だろうか?来るとするなら、それはもうとてつも無い人か普通な奴かの二択だろう。一応は街中だ、誰かが来ると信じてる。とりあえず止血だけでもしてくれたら嬉しいが。   (2022/9/23 13:33:02)

一宮 / 玲世 鈍色(( 本当に死にかけですね??? ちなみに省吾くん、今どの辺で倒れてるとかあります?   (2022/9/23 13:38:08)

楊貴妃/比嘉屋省吾((えっと……都内のどっかで死にかけてると思います。多分、鈍色ちゃんがよく通るような所ですね。公園の近くとか?犯行時刻的に夜の方がしっくり来ると思います。   (2022/9/23 13:45:58)

一宮 / 玲世 鈍色(( 時刻は夜!都内のどっか!把握しました〜〜〜!   (2022/9/23 13:46:52)

一宮 / 玲世 鈍色「 ──────お釣りは、いらないから。」( 福沢諭吉を一人、カルトンに叩きつけて言う。こういうの言われた側は溜まったもんじゃないんだろうなぁとは思ったが、タクシーの扉が閉まったらどうでもよくなった。南無。) ( 相も変わらず短いスカートの裾を翻しながら、スマートフォンをタップ。通話アプリが示すのは『 電波の届かない場所にあるか── 』という一文のみで、鬱屈と濁った気分をより重たく、磨かれたローファーの足音をより速くする結果となる。 ) ( カツコツ、カッカッカッ。早足は小走りとなって、目的地へと進み出す。墓場の近くに公園を作るような、粋の分からない真似をするやつがいるんだ……なんて、彼に話したのはいつの頃だったろうか。夜になればすっかり人気もなくなった敷地に踏み込んで、一直線に小道を走った。) 『 こんなところで死にたくないなあ。退魔師に殺されて終わるってどんな冗談なんだろうなあ____ 』   (2022/9/23 14:19:51)

一宮 / 玲世 鈍色「 …………お願いだから、冗談で済ませてくれよ、君。」( 聞きなれた溜息は、君の耳に届いただろう。) ( 君がばたりと倒れ伏していたのは、広々とした公園の端。木々に挟まれ、人目に付かないそこ。歩調を弛め、呼吸を整え、君の隣に膝をついた。) 「 これはまた、派手にやられたねぇ。携帯も壊されたの? 念入りだ。何で死んでないか不思議なくらい────だけど、まぁ、放っとけば死ぬだろとでも思ったのかなぁ。残念、思惑は外れてしまいましたよっと。」( ツンと鼻につく血の臭気。つらつらと何事かを述べながら、肩掛けにしていたスクールバッグを漁る。出てくるのは大振りなガーゼが数枚。ばっさり切られた服にうへぇと顔を顰めつつ、止血の作業はやけに素早く行われた。) (「 学校帰りだったんだけどさ。」と。口にする声音は普段より幾分か掠れている。)   (2022/9/23 14:19:53)

一宮 / 玲世 鈍色「 ──────────〝 視えて 〟さ。君のこと。」( 予知は、唐突に僕を襲った。) ( フラッシュバックのように脳裏にちらついたのは、血の海でうつ伏せとなった君で。滑稽にも自主的な居残り中だった僕は、息せききってこの場に馳せ参じたというわけだ。急いで来ましたと、君には決して教えてあげないけれど。) 「 適当に血が止まったら移動しようか。祝日だから夜間病院も開いてないかな……縫うほどではないと思うけど、明日には行っておいた方がいい。自宅に帰るの怖かったら、適当なホテルか家を手配してあげる。」( 明るめな口調の中に違和感は含まれなかったはずだ。けれど、どうしても、君の目を見ることが出来なかった。それは『 巻き込んだ 』という罪悪感からか、それとも。) 「 こんなことで死なないから、安心してよ。」( まるで自分に言い聞かせるように、僕は小さく囁いた。 )   (2022/9/23 14:20:06)

楊貴妃/比嘉屋省吾「あぁ……」なんて声しか出さないので呻き声は割愛させて頂くが、彼が手を振ったり声を出したりしてやって来た子は当たりでも期待値大でもない、大当たりというやつだ。俗に言う“ジャックポット”と言うものだろう。意外にも来たのが“非常識な怪我をした奴を手当て出来る人”なのは、彼の中で最上級の運を発揮したとも言える。止血をされても動けるまでには時間がかかるが、それが過ぎれば上体だけ起こして近くの柵か何かに背をかけるだろう。口を開いて話し始めるのはそれからだ。「奇遇だね、鈍色ちゃん。本当に奇遇だ、呪術師だから面倒ごとに巻き込まれまいと見捨てると思ってたよ」助けてもらって第一声はこれは流石にどうなのか、しかし呪術師は退魔師が何かしらの理由で離反した存在、それが利己的であれしょうがなかったことがあるとも言え“退魔師に襲われた”と言う事実がある奴を助ける理由にはならない。例え同業者であったとしても利害の一致が無い限りは、見捨てるのが常だ。それが一般人なら尚更の話で、悪魔が死ぬ数と一般人が死ぬ数なんてどっちも一緒……つまり両方たくさん死ぬ。だから、1人助けたところで何かが劇的に変わる訳じゃない。   (2022/9/23 14:43:37)

楊貴妃/比嘉屋省吾しかし彼の怪我はとんでもなかったな。複数人で斬られたと思われるし、手当てしてくれたからなんとでも無かったが腕以外にも出血箇所はあった____後前の話に補足するなら、こんな大怪我をする奴を手当てする道具を持ち歩いてる奴なんてそうそうにいない。生理用食塩水持ってるやつよりかは石を投げれば見つかりそうなものだが。つまりは鈍色ちゃんとか退魔師が見つけないと出血多量で死ぬ事が確定した、と言うことになる。比嘉屋省吾の誤算がそこで一つ、彼にはルーレットの黒と赤しか無かった。賭けはポーカーなんてものではなく、外れたら死のあまりに部の悪い賭けであった事。さあ、今は口が開くんだろう?じゃあ、話をしよう。人間上を向くなら、元気な人と話した方がいい。今目の前の美女が何を言って、拾うべきか思い出そう。『自宅に帰るの怖かったら、適当なホテルか家を手配してあげる』……良い事を聞いたな。   (2022/9/23 14:43:50)

楊貴妃/比嘉屋省吾「ねえ、鈍色ちゃん」こう言う事なら、いっそ言えなかった事を言おうかな。いや、まだ早いな。彼女の巣に飛び込んでから言うべきか。「そうだな、ホテルを手配するのは悪くないとは思うけど血の臭いがする。そうなると休むってのは難しいと思うんだ。それに公共の場だ、襲われるのも考えもの……とはいえ自分の家まで送ってくれってなると容態が急変した時に頼れる人が居なくなる。これも困る。とすれば、僕が頼める事はただ一つ」相手の顔を見て、お願いをしよう。却下されたらそれまでだけど、今自分で考えて最善の手段はこれだ。「君の家に連れて行ってもらえないかな。もし誰かに目を付けられたとしても、僕が誤魔化せば済む話だ。あくまで一般人だからね、それくらいのことは出来る……何より、もし1人で死ぬなんてことになったら。そんなのつまらないじゃないか、折角助けてもらったのに。今は君に殺されるか、看取られるかの二択だ。死ぬなら、ね」前々からずっと言ってる楽しい人生は、誰かと話し、誰かを知り、誰かを愛すこと。それが出来ない人生は、生きるに値しない。せめて、誰かを知りその新鮮さの中で朽ちたいと彼は口にする。   (2022/9/23 14:44:06)

楊貴妃/比嘉屋省吾((遅筆申し訳なすです……   (2022/9/23 14:46:30)

一宮 / 玲世 鈍色((ロルに1時間前後かける人間なのでお構いなく〜〜!! 私より全然はやい 大丈夫です(?)   (2022/9/23 14:47:56)

楊貴妃/比嘉屋省吾((わぁい   (2022/9/23 14:48:40)

楊貴妃/比嘉屋省吾((あそうだ、もしお家に連れて行くのでしたら移動はカットしてもらって構いませんよ〜   (2022/9/23 14:49:12)

一宮 / 玲世 鈍色(( 了解しましたわ!   (2022/9/23 14:49:43)

一宮 / 玲世 鈍色『 ねえ、鈍色ちゃん 』( 君の声に瞬きひとつをかえして、言葉は使わずそのままに。) ( 青年の怪我は、『 死ぬことはない 』と言ったけれど、大怪我であることにかわりはなかった。僕が現れなければ出血多量で死んでいた。血溜まりの君を予知し、薬局を経由してきた甲斐があったといううものだ。女子高生ルックに装備している救急セットは絆創膏だけだって、はるか昔から決まっているものね。) ( 『 ホテルを手配するのは悪くないとは思うけど 』と、君は話し出す。物事を論理立てて口にする様子はいつも通りの比嘉屋省吾で、襲われた直後なのに随分と冷静であった。君らしいと言えば君らしいけれど。) 『 僕が頼める事はただ一つ 』 ( 視線がこちらの横顔を向いて、) 『 君の家に連れて行ってもらえないかな。』「 ─────僕の? 」( そんな、予想外極まりない発言が耳朶をうった。)   (2022/9/23 15:33:08)

一宮 / 玲世 鈍色( 反論はいくらだって思いつく。彼は一般人だ。潔白な人間だ。それが複数の退魔師に殺されかけた────否が応でも、その理由には気付いているだろう。それなのに僕の家に行くだなんて、ふざけちゃいないか? 原因から遠ざかることはあっても、わざわざ、より近付こうとする馬鹿はいないはずなのに。) (〝 誤魔化せば済む話ならこんなことにはなっていない 〟) (〝 公共の場に居た方が襲いにくい 〟)( 色々と言うべきことはある気がした。言わなくちゃいけないことはあった気がした。それなのに、僕は一言「 仕方ないなあ。」とだけ言って、再びスマートフォンを取り出したのであった。)   (2022/9/23 15:33:10)

一宮 / 玲世 鈍色( 幸いにも────これは僕の単純な好みだ────タクシーの運転者は先程と違っていた。日に二度も車用ドアの閉まる音を背後にするなんて思わなかったし、これからもないだろう。公園からだいぶ離れた高層マンションの前に僕らを放り出して、車は夜に消えていった。) ( 暗証番号とカードキーで構成されたセキュリティを突破して、エレベーターで十三階へ。角部屋の鍵を開け、彼をリビングに通す。────意外と普通の部屋だ、と思ったかもしれない。フローリングに毛足の長い絨毯、テーブルに各種家電。棚の中には数冊の本や小さな観葉植物が置かれていて、可愛らしいぬいぐるみなんかが目立った。) ( 広いリビング。三人掛けほどもあるソファに君を誘導して、僕はと言えば、キッチンに行っては緑茶を注いだグラス片手にリビングに戻って君に差し出してみたり、消毒液と包帯とを鞄からテーブルに用意する動作に忙しくしていた。)   (2022/9/23 15:33:29)

一宮 / 玲世 鈍色「 ──────さて。怪我にかこつけて婦女子の私室に入った感想はいかがかな、しょうくん。」( 軽口は、僅かばかりの躊躇いの後に音となる。君の隣に座るべきか否か。らしくもない逡巡を現すよう、ソファの隣で所在なさげに立ちすくみながら言ったものだから、何とも不格好ではあったけれど。)   (2022/9/23 15:33:42)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、楊貴妃/比嘉屋省吾さんが自動退室しました。  (2022/9/23 15:56:08)

おしらせ楊貴妃/比嘉屋省吾さんが入室しました♪  (2022/9/23 15:56:54)

楊貴妃/比嘉屋省吾((もう少しお待ちをオオオオオ!   (2022/9/23 16:00:29)

楊貴妃/比嘉屋省吾「失礼するよ」とリビングに入っては、ソファに案内されたのを素直に従って座る。その際、一番出血した右腕でソファを汚さないように……一応強く巻かれている為垂れないとは思うが念のため、膝の上に置く。お茶を出されたら、それを左腕で掬って飲む。「美味しいよ、ありがとう」なんて飲んでる姿と顔は凄くほっこりしている。なんでだろう、男性なのには変わらないけど童顔に近いのもあってか可愛いが先に来てないか君?いや、そんなところを見せる為に部屋にやってきた訳じゃない。確固たる理由があってここに来たが、まずは婦女子の部屋に入ってきた感想を言おう。「君の美貌に相応しい部屋だ、居心地が良いよ。寝ようと思ったら寝れそうだ」感想が雑じゃないか?いいや、怪我してるんだからそんな大事じゃないことペラペラ喋る気力はない。それに、君が殺さないってなったらいつまで話せるかは分からないからな。それに寝ようと思ったら寝れそうは単純に死にかけだから力が抜けて言ってるのが問題じゃないか____とりあえずタイミングは任せるにしても、ずっと立ち尽くしてるな。「ここ君の家でしょ?僕に気にせず座りなよ」とは言っておこう。   (2022/9/23 16:06:06)

楊貴妃/比嘉屋省吾はて、襲われた理由を考えよう。いや、考える必要はないんだが、彼女にどう説明したものか。呪術師というのはその出立を考慮せず、大抵は理知的なものだ。納得出来る理由が欲しいのかもしれないと考えると、あまり適当な言い分はできないかな。「そういえば君の家に転がり込むって言う提案したでしょ?あれってちゃんとした理由があるんだよ。と言っても、男の過去話だから聞いてて気持ちの良い話ではないね」緑茶を飲んで休んだらなにかと口が回るようになってきた、これだこれ。僕が僕であるための、唯一のアイデンティティ。喋らなければただの黒髪メガネだから。「しかしどこから説明したものかな……とりあえず言えば、過去の女性とのしがらみさ。僕の同級生に咲妙高って人が居て、その子は退魔師をしてたんだ。襲い掛かってきた人達はその名前を口にしていた、つまりは、どこか繋がりのある人物が何かしらの理由で僕を襲ったって話になる」____軽く情報をまとめると咲妙高は退魔師であり、伏見稲荷大社の巫女でもある。付き合っていたとかそういうわけでもないから、襲われる筋合いはないと個人的には思ってるそうだ。   (2022/9/23 16:06:21)

楊貴妃/比嘉屋省吾「僕には君という面白くて大切にしたい人が居るから、過去の女性の事なんて忘れようと思ってたんだけどね。結局彼女おかしかったけど、何がおかしかったか分からないし。何考えてるかわからない子だったから。その子がなぜ今になって僕のことを思い出して、殺そうとしてきたかなんて思いつく未来が来るわけない。で、君のところに潜り込んだ理由なんだけど」____ここも真面目らしい。「多分退魔師だから、公衆の面前で殺す事は容易いだろう。たとえ許可が出てなかったとしても、退魔師は武器を携帯して殺しを行える数少ない職業。それに、些か前世紀的な組織だから権力があればそれを合法的に振るう手段もある。例えば、この比嘉屋省吾が呪術師でしたとね。けど僕はどう見たって民間人、検査すれば明らかに一般人なんだ。けど、それを証明する為にはその権力が及ばない場所……退魔師連盟へ行く必要がある。あそこが事務的なことをやる場所だから、きっと深川とかに行くよりは安心できる。その間に死んでしまっては元も子もないでしょ?」つまりは公共の場や何も守るものがない自分の部屋に行くよりは誰かに匿ってもらう方が都合が良い。   (2022/9/23 16:06:44)

楊貴妃/比嘉屋省吾それも、退魔師ではなくかと言って人を襲わない奴。つまり呪術師の住処だ。   (2022/9/23 16:07:17)

楊貴妃/比嘉屋省吾「権力の世界はいつも残酷だ。日本は特にそう、関係のないはずの権力がいつの間にか侵食してきて命を脅かすことがある。だから、君の家に転がり込んだ……といえば呪術師の君は納得するかな?もちろん、君にリターンがない話でもない。僕がもし回復すれば、もう一回傷付けて何かしら呪術の道具を作成できるしそこまで重度の物でなくても料理を作ることができる。カルボナーラとかね?あ、パスタじゃなくても良いよ。ともかく与えるものという責務を負うことになる、君は欲しがりさんだからね?それくらいはするつもりで、頼み事はしてるのさ」ああ、なんて気軽な。いいや彼にとっては、重要な事。あんなひっそりとした、ありきたりな死に方じゃ満足できない。それは楽しくない!君に殺されるとか、呪術師と心を通わせた上で殺されて傷になるとかそれくらいやってみたいじゃないの。死にかけの男の、眼鏡の奥のその瞳は間違いなく“愉しんでいる”男の眼だ。「君はいつもそうだから、自分の全てを利用して欲しいものがある。そうでなくても命を欲しがる奴が五万といる。でも僕は君だったら命を賭ける、変え難い楽しみだから」   (2022/9/23 16:07:19)

楊貴妃/比嘉屋省吾((遅れてしまい申し訳ありません!   (2022/9/23 16:07:36)

一宮 / 玲世 鈍色(( さては口が上手いな省吾くん…………???   (2022/9/23 16:09:10)

楊貴妃/比嘉屋省吾((口が回り続けるのが彼の特技です   (2022/9/23 16:14:15)

一宮 / 玲世 鈍色( 自宅──────とは言え、僕の場合はいくつもある避難場所に過ぎない。そのうちで、使用頻度が高く物資の揃っているここを選んだだけのこと。そこに深い意味はない、ないはずだ。) ( 彼の口から『 美貌 』だの、そういった言葉が落ちるのは慣れたことで、それは疲労した今だって変わりないみたいだった。『 気にせず座りなよ 』とまで言われてしまったら、躊躇っている自分を自覚していたたまれないじゃあないか。ふん、と鼻を鳴らして、それでもソファの端っこに腰を下ろした。) ( 『 しかしどこから説明したものかな…… 』なんて、口の回る君が何かを語りだそうとするのを察して、僕はただ口を噤むだろう。) ( 現在時刻は二十三時過ぎ。学校から君のもとへ、僕の家へ、そうして君の語りを聞いて、時間はだいぶ過ぎてしまったらしい。襲われた理由と、逃げ場として僕の自宅を選んだ理由と、匿った上で僕に訪れるメリットとを、それはもう論理的かつ順序だてて説明する声。質の良い冷房のせいで、室内に響くのはそればかり。意識を逸らす先さえありゃしなかった。次から鳩時計か音の出るおもちゃでも置いておこう。)   (2022/9/23 17:11:06)

一宮 / 玲世 鈍色『 君だったら命を賭ける、変え難い楽しみだから 』( そうやって言葉を締め括った君に、ようやく僕はちらりと視線を送る。見知った眼鏡の奥に、爛々と光る瞳。〝 目は口ほどに物を言う 〟……君に当てはめるのなら、少し違うな。君は目も口も物を言ってきりがない。) 「 ………………なんだ。」「 なんだぁ、てっきり僕は、僕のせいで君が襲われたのかと思っちゃった。」( 初めに言うべきはその台詞。) 「 まず……そうだな、君がちゃんと女っ気のある生活を送っていたみたいで祝福半分嫉妬半分とか。退魔師が余りにも前時代的だって話には、かつて所属していた身としては頷かざるを得ないとか。そういうことを言わせていただこうかな。君は口も回るけど目も良いねえ。」( けらけらと笑いながら、指を一本目の前に立てる。大学生だと言うことは知っていたし、屋外で出会ったことだって無いわけじゃなかったけれど、君はどこか、人間味が無かったから。)   (2022/9/23 17:11:08)

一宮 / 玲世 鈍色「 で、次。こっちは君にとっての本題かな。」( 前置きはここまで。二本目の指が立つ。) 「 君を匿うのは、うん、問題ないとも。元よりそのつもりじゃなきゃ連れてなんて来ない。何度か助けてもらった恩義もあるし…………まぁ、僕はそこまで慈愛に満ち満ちてはいないけれど、恩を返さないほど不義理でもない。」「 ────でも、そう、でも。」( 「 君は〝 呪術師に匿われる 〟ということの意味を、正しく理解している? 」二本の指は緩くたたみ、肘掛けについた頬杖にとって変わった。) 「 君自体は呪術師じゃあない、それは誰の目にも明白だろう。けれどね、しょうくん。殺人にも幇助の罪があるように、呪術師に関わる行為だって、罰する対象になるかもしれないんだ。分かるかい。」( 呪術師に関われば、呪術師対策委員会に目をつけられる可能性がある。協力したというだけで、今の時代では罪になりかねない。それくらいのこと、君が分からないはずもないのに。)   (2022/9/23 17:11:18)

一宮 / 玲世 鈍色「 君は僕を『 面白くて大切にしたい人 』だとか、『 変え難い楽しみ 』だとか呼ぶけどね。僕は、君を光の当たらない場所に堕とす手伝いなんて、したくはないんだよなぁ──────。」( 濁った血の色をした眼差しは、君から離れ、きっちり締め切られた葡萄色のカーテンへと移る。) ( いくら自ら望み〝 愉しんで 〟いるとしても、 )   (2022/9/23 17:11:28)

一宮 / 玲世 鈍色「 ───────────理由が薄いね、省吾くん。」   (2022/9/23 17:11:34)

一宮 / 玲世 鈍色(「 今の時間でも、退魔師連盟なら電話かければ繋がるんじゃない? 」と投げやりに──わざわざ作った声音で──言って、僕は自らのスマートフォンをテーブルに放った。)   (2022/9/23 17:11:43)

一宮 / 玲世 鈍色(( お待たせしましたーーーー!!   (2022/9/23 17:11:54)

楊貴妃/比嘉屋省吾((うおおお葛藤してる感じが少し見えて嬉しみ   (2022/9/23 17:15:41)

一宮 / 玲世 鈍色(( 鈍色、理性が強くて疑り深いとこあるの、で……ね……警戒心の強い猫みたいな感じ……   (2022/9/23 17:18:56)

楊貴妃/比嘉屋省吾((可愛いですね   (2022/9/23 17:24:24)

一宮 / 玲世 鈍色(( 省吾くんは思った以上に格好良い気配がしますね   (2022/9/23 17:30:59)

楊貴妃/比嘉屋省吾((一般人だからこそ脚が動く限りは何処まででもいけるから頑張ろうって思えるのが絶望しない要因なんだろうなって   (2022/9/23 17:34:38)

楊貴妃/比嘉屋省吾「はは、ははははははは!いやあ、参ったなあ。困った困った、結構君も頭がキレるねえ!どうしたもんだろう」____見落としてる事、ないかな?と彼は思う。家に来る前には確か、この傷を手当てしてもらえるやつがこの人しか居なかった、という建前が存在する。建前というよりは事実だ、間違いようのない事実。つまり彼が舌を回せば彼女に匿われた自分自身の名誉と匿ってくれた彼女の名誉、両方を守ることが可能になる。「なんのためのこの怪我だと思う?」と、腕を振って見せたのは彼女が止血してくれたガーゼだらけの血濡れの腕。「この傷をつけた奴の正体はわからないけど、止血してくれたのは間違いなく君だ。それに、君は見た目であれば僕より若いし年齢であればほぼ一緒、それなりな情状酌量の余地はあるってもんさ」それでダメだったらもっと頭と舌を回すよ、と楽観な発言を続けている。全く、彼女の気苦労も知らずになって強情な、とは思うんだけど。「何にせよ、君は僕を助けた。もし怖気付いて僕を何かの素材にしようなんて企みが消えたのなら、僕は鈍色ちゃんを擁護する義務がある。助けられた者として、ね」彼の調子は相変わらずだ。(長文省略 半角1000文字)  (2022/9/23 17:53:53)

楊貴妃/比嘉屋省吾彼女はソファーに座って端っこにいる。本来だったらこういうのってやって良いものかどうか考えものなんだけど、折角だ。「出血量が多かったのか、少し寒気がするな……ああ、冷房はそのままで頼む。暑くなったら次に来るのは熱中症だ、好ましくない」てな事言いながら、彼女の肩に寄りかかる。頭も傾けて彼女にぴたっとくっついてみよう。嫌がられたらそれまでだが、多分匿ってくれるから嫌われたとしても問題はない____と思う。「鈍色ちゃんなら、という言葉を何回か使ったよね。それにはちゃんと意味があるんだ……単調直入に言えば、君が好きだ。という事で良いのかな?」隣で言うには少し突拍子もない事を口にし始める。「僕は君が好きだ、どれくらい好きかってそりゃ一緒に“寿命で死んでくれますか?”って頼みたいくらい。だって、ただ一緒に死んでくれますか?じゃすぐに拘束して死ねる、卑怯じゃない?それは嫌だな、レースとして甲斐がなさすぎる」価値観が壊れてるのは、そうかもしれない。けど彼にとって一緒に天寿を全うしよう、というのはあまりにも大きな告白ではある。結婚しよう、とは言わない。けど、一緒に寿命を迎えたい。これがどんな意味を持つか。   (2022/9/23 17:54:15)

楊貴妃/比嘉屋省吾「君が沢山の人に身体を売ってるのは知ってるよ。独占欲が強いから、何としてでも今の幸福を取られまいと必死になる。そして呪術師で、誰からも理解されない美しさの為に人を殺してるのも。けどさ、それらだけで君を語るには正直足りないんだよね」まるで厄介オタクみたいな言種だな、とは自分でも思ってるんだけど。「芸術品にだって褒め言葉は沢山あるんだ。『箱と作家の相性がいいよね』とか『キュレーターのセンスを感じるよね』とか『ロビーに飾りたい絵だよね』とかさ。君を見た人たちの大半は独占欲とその行動がイメージを先行して『悲劇の少女』もしくは『悪役(ヴィラン)』の二択しか見れない。それは、現代社会に絶望した者達が縋る偶像に過ぎない……けど君は生きてる、僕と一緒にいる人間なんだ。だったら、君の隣にいて全てを知りたい。そして、君に相応しい言葉と花とを捧げて“一番美しい君”を見たいんだ。どんなルールであろうとも汚すことのできない姿を、ね」ちょっと気持ち悪かったか、とか言っている。声も少し笑っているが所謂ストーカーみたいな感じじゃない。常にサラッと何かを口にしてる男だ、下劣な感情も高貴な言葉も川の流れと同義だ。   (2022/9/23 17:54:29)

楊貴妃/比嘉屋省吾((この(長文省略)って何で出てきたんだろ   (2022/9/23 17:54:48)

一宮 / 玲世 鈍色(( 1000字より長かったから……?いやでも普通送信自体ができないからな………………   (2022/9/23 17:59:12)

楊貴妃/比嘉屋省吾((びっくりですね   (2022/9/23 18:03:27)

一宮 / 玲世 鈍色( 『 なんのためのこの怪我だと思う? 』と、君は笑って腕を見せつける。まるで、自ら好きこのんで悪漢の刃を受けたみたいな言い草だなあ。君の舌は変わらずにクルクル回る。『 もし怖気付いて──── 』という一連には思わず片眉を上げたものの、続く彼の言葉と行動に、反論しようとした舌の根を動かすことも叶わなくなった。) 「 ──────は、」( ぎしり、と軋むソファのスプリングが、やけに部屋に響いた気がする。) ( 肩に触れる体温は確かに、普段より低いような。あぁでも、そもそも君に触れる機会なんてそうそうなかったから、区別なんて付けられないのだけれど──────思考が滑っていく。どうしたの急に。今日は随分積極的だねえ。死を目前にして寂しくなった? 女の子の部屋に来て変な気分になっちゃった? 今茶化すべき台詞はいくらでも出てくるのに、その全ては音の欠片にすらならず二酸化炭素として排出されていく。ぽかんとした頬を、自分のものじゃない毛先が擽った。) 『 鈍色ちゃんなら、という言葉を何回か使ったよね。それにはちゃんと意味があるんだ……』「 それは、」   (2022/9/23 18:54:24)

一宮 / 玲世 鈍色( 『 単刀直入に言えば、』言葉を遮ることも出来ず、君は、それを口に出した。) 『 君が好きだ。』( 鼓膜が揺れた。呼吸すら、止まったようだった。) 『 どれくらい好きかってそりゃ一緒に“寿命で死んでくれますか?”って頼みたいくらい。』『 君が沢山の人に身体を売ってるのは知ってるよ。けどさ、それらだけで君を語るには正直足りないんだよね。』( 君の舌に差された油は絶えることがないように、たった今されたものが、いわゆる〝 告白 〟の類であることが冗談に思えてくるように、君の語りは長く続いた。よくよく咀嚼してみれば随分と恥ずかしいことを言われたけれど、その長尺な口説き文句たちに流されて、僕は羞恥に頬を染める余裕すらなく。) 「 えっと──────────────本気で言ってる? 」「 あ、いや、ごめん。疑って……はいるけど、君は口が回るけれど、そういう厄介なからかいをするようなタイプじゃあないことは……うん、分かってるんだけど。」( 言葉尻の歯切れが悪いことを喋り出してから自覚して、思わず顔を顰めそうになった。)   (2022/9/23 18:54:27)

一宮 / 玲世 鈍色「 なんていうんだろう、その、……えっと。」「 りゆう、そう、理由が。呪術師とか退魔師とか、そういうのを君が気にしないのは知ってる。けど、僕に好意を抱く理由が君にあったのか、は……よく分からなくて。」( 言いながら、ようやく君の密着の意味を悟る。──────逃げ場がない。) 「 僕は確かに美人だし器量も良いしスタイルも良いし、青少年の心を奪ってしまうのはよくあることだろうけど。」「〝 住む世界が違う 〟って、こういう時に使うんだろうね。君なら、もっと良い人…………悪魔なんかに魂を売っていないような、普通の女の子が、いるんじゃあないかい。」( 勘違いしないでほしいんだ。決して不快だったわけじゃあない。僕の色々を知った上でそういった発言が出るのは嬉しいことだし、君に少なからず良い印象を抱いているのも事実なんだ。けれど。)   (2022/9/23 18:54:43)

一宮 / 玲世 鈍色「 ───────君のそれは、非日常の憧れからではないと、本当に言える? 」   (2022/9/23 18:54:50)

一宮 / 玲世 鈍色( 君と目を合わせることなく、寄りかかられたかたちをそのままに、静かに問うた。) ( 大事なもの、気にいったものは自分のものにしたい。例えば仕事仲間の健忘症だってそうだ。あの綺麗な顔を傍に置いておくことに意味があった。強すぎる独占欲。) ( その欲は、ねえ、君には抱かないようにしていたのに。) ( 僅かな焦りが、頬に滲む。 )   (2022/9/23 18:55:14)

楊貴妃/比嘉屋省吾((おおお可愛い   (2022/9/23 19:07:53)

一宮 / 玲世 鈍色(( じょしこーせーですからね(?)   (2022/9/23 19:11:18)

楊貴妃/比嘉屋省吾((やっぱりええなあ   (2022/9/23 19:13:03)

おしらせ滞在時間が360分を超えたため、一宮 / 玲世 鈍色さんが自動退室しました。  (2022/9/23 19:13:54)

おしらせ一宮 / 玲世 鈍色さんが入室しました♪  (2022/9/23 19:14:25)

一宮 / 玲世 鈍色((うぐぐ   (2022/9/23 19:14:36)

楊貴妃/比嘉屋省吾((おめでとうございます!ってそんな時間!?   (2022/9/23 19:21:54)

一宮 / 玲世 鈍色(( 13時からですもんねぇ、長々とお付き合いいただきまして…………   (2022/9/23 19:22:41)

楊貴妃/比嘉屋省吾((いえいえまだ全然いけますよ!   (2022/9/23 19:26:47)

一宮 / 玲世 鈍色(( じゃあまだまだいきましょうね〜〜〜〜( これは言質 )   (2022/9/23 19:30:37)

楊貴妃/比嘉屋省吾そうか、非日常への憧れかあ。彼女にとってはどれが当てはまるかな?あまりに異性と付き合いないから死ぬことになっても、女性の隣にいたいと言う非日常か。それとも、呪術師に協力して退屈な日常を飛び出そう!という思考からくる非日常か……「鈍色ちゃん言ったよね?『君を光の当たらない場所に堕とす手伝いなんて、したくはないんだよなぁ』って。でもね、太陽は空に登ったら誰彼構わず照らすんだよ。月もそうだ、空に出たが最後例えどんな姿であろうとも人々の眼に映る。思うんだよ、僕も君も太陽を見上げれば例え全てが違っても僕たちはお日様の下に居る。何でお日様は全てを正すと信じてて、闇夜は悪いものを引き寄せるって言われてるんだろうって。きっと、誰かに何かを許されるための言い訳の一つなんだ。でも、実際はただ上で光っててみんなを照らしてるだけ、その事実を直視できない人こそ本当に悪い人なんだ。正義がないと、悪がないと、その両極端のどちらかに自分の意義を見いだせない人は例え一般的に褒められても僕は認めたくない」自分の意思で動いてない人間は人間じゃない、フランスの有名な哲学者パスカルは人は考える葦であると言った通りだと思う。   (2022/9/23 19:30:40)

楊貴妃/比嘉屋省吾「君は正義でも悪でもない。例えその美学の追求をしてる最中、誰かに『お前は害だ』と言われたって正義を盾に攻撃する事も悪を理由に泣き落としすることも無い。美しいから、守りたい。そう信じてる君の美しさに惹かれた男、それが僕だ」目を瞑りながらも、さっきの軽口とは比べ物にならないくらいには少し真面目なトーンである。「さて、答えるべき疑問が残ってたね。“非日常への憧れ”かどうか?ってやつ。さっきのはまあ、今からの回答の予備知識として頭に入れておきたまえ。ここからの告白は長いから……いやどうかな、長いかな。とにかく、ちゃんと聞いてくれ」息を整えて、まだかすかに立っている緑茶の香りを吸い込んで。そうして落ち着いた心で口を開く。「僕の目には今、君の部屋が見える。緑茶を淹れたお椀、観葉植物、テーブル、ソファー。君の目にも見えると思うんだ、だって同じ時間にも部屋にも居るんだから。君の髪色と僕の髪色、君の瞳と僕の瞳、色は違っても同じ景色が見える。僕と君は同じものを見てる」当たり前のことを、しっかり言い聞かせるように口にする。大事なことか?なんて言われたら多少困るけど、でも理解してもらうには丁度いいんだよこれ。   (2022/9/23 19:30:55)

楊貴妃/比嘉屋省吾「つまり僕と君の居る世界は一緒ってことになる。仕事やしている事が違って見ている景色がずれることがあったとしても、ここで同じものが見えているなら同じ世界に居るんだよ」____ここからが本題。「人は主観を排除できない、と言う。それは、一人一人がどうしても小さい経験の差が生まれるから客観的と言う言葉と概念を理解してもそれを実行できないからだと言われてるからだ。だから同じ事が目の前で起こっても、それぞれ感想が違うなんてふつうにあるんだ。しかし、世界ってのは一つなんだ。起こりうる事象も一つしかないし、並行世界はあったとしてもそれを完全に観測できる装置なんてありはしない。まあその、つまりは物事は起こるべくして起こった。そう言うことだね」物事は必ず要因がある。それが例え、科学に反することが要因だったとしてもそれが全ての常識を覆すような、めちゃくちゃなものじゃないって彼は言っているようだ。「だからだよ、僕の目に映るのは全て“日常”だ。みんなが掲げる日常は理想なんだ、何も犯罪や悪い事が起こらないのは理想郷なんだよ」   (2022/9/23 19:31:08)

楊貴妃/比嘉屋省吾「でも、そうじゃない。みんながやりたいことやって、それがどんなに常識から外れたことでも世界で起こったたった一つの事実。僕にとってその事実の連鎖が日常なんだ。君と初めて出会った時は、匿った際に色々不思議なこともあるもんだなーって思ったけど今は普通になってるでしょ?そうやって、日常ってのは増えていくんだ。だから、僕は日常を共にする中で君に好意を抱いた。だから君と天寿を全うしたい」言いたい事は言った気がする。ここまで言えば、真面目なトーンはどこへやらまた声が明るくなっている。「それに何だか話し方も似てるから、もう1人の自分を見てるような気分にもなるんだよね。そこだけはいつまで経っても、不思議な気持ちだなって。無論、どちらかが被らないようにしようとかそう言う話ではないけど。けど、何か運命を感じたと言われれば……それは嘘じゃない。君が生きていく上での業とか欲、僕にも分けてくれ」彼なりのプロポーズだったと言えよう。フランス人の話を出したはいいけど、キザなことを言うのは無しだ。僕の個性が薄れる。   (2022/9/23 19:31:19)

一宮 / 玲世 鈍色((待って、めちゃめちゃ噛みしめちゃった ロルを書きます   (2022/9/23 19:47:05)

楊貴妃/比嘉屋省吾((かみしめてけー?(じょしどー)待ってますぜ   (2022/9/23 19:47:24)

一宮 / 玲世 鈍色( 君の呼ぶ『 鈍色ちゃん 』は、何だか随分暖かで、何だか随分────大事にされた宝物みたいな響きがするものだと、僕は前から不思議に思っていた。細められた瞳とか、柔らかな声音とか、男女間のタブーを犯さないように保たれた距離感とか、そういうものすべてから、甘やかな感情が伝わってこなかったと言えば…………きっと、恐らく嘘なのだろう。) 「 …………人は見たいものを見たいように見る、とか。言われるじゃない? 」( 逃避に似た問いでさえ、君はしっかり隙間なく答えてしまうから。逃げ道のひとつすら見つからない。僕はそもそも、口が上手い方じゃあないんだ。屁理屈を捏ね回すのが得意なだけで、それだって君には敵いやしない。) ( 頭の距離が縮まっているから、君の声は直接鼓膜を揺らすようで。何となく頭がふんわり、頬がじんわりしてくるのを、きゅうと目を瞑っては覚まそうとして。)   (2022/9/23 20:33:26)

一宮 / 玲世 鈍色「 それって事実だと思うんだ、僕。人間と悪魔。彼らが真なる意味で、同じ視点で物を見ることなんて決してない。退魔師と呪術師。彼らは同じ視点を持っているくせに、見ている方向が全然違う。退魔師どうし、呪術師どうしだって、結局は同じなんだ。自分の価値観、自分の偏見、自分の立場。そういうものが邪魔をして、どんなに努力したってまったく同じものを見ることなんて出来ない。」( 深呼吸を、ひとつ。) 「 君の言う『 たったひとつの事象 』も、それぞれの水晶体を通せばまったく違うものになり得るだろうね。」「 君が悪人じゃないと言ってくれた僕は、世間一般の物差しで測ればただの悪逆を為す異常者で、そんな僕を好きだって言う君も異常者だ。」( 「 だから、」「 えっと。」 ) ( そこで舌を回していた歯車は動きを止めて、部屋には再びの静寂が戻ってくる。) ( 困ったなあ、上手く言えない。) 「 んん、と。さ。」   (2022/9/23 20:33:27)

一宮 / 玲世 鈍色「 勘違いはしないで、君の言ってることを詭弁だとか、おためごかしだとか言うつもりはないんだ。むしろ──── 」( ────────思わず、ときめいてしまったくらい。) ( 言わずにチャックを閉めて、す、と足元に瞳を落とす。無造作に肩から滑り落ちた赤が、スカート裾から覗く太腿の白さを強調するようだった。その毛先を片手で弄び、ゆっったりとした瞬きを。暗転、明転。それを二度、三度。) ( 省吾くんの言葉の意味を読み取れないほど頭が茹だってはいない。これ以上ないくらいの愛の言葉は、ちゃんと伝わっている。それでも胸のつっかえが取れないのは、ひとえに、単純に、)   (2022/9/23 20:33:37)

一宮 / 玲世 鈍色( ───────────〝 比嘉屋省吾が、傷付くのを恐れている 〟 )   (2022/9/23 20:33:45)

一宮 / 玲世 鈍色「 君は。」( 深呼吸を、ふたつ。)   (2022/9/23 20:33:54)

一宮 / 玲世 鈍色「 周りをすべて切り捨てて、僕を選べる? 」   (2022/9/23 20:34:01)

一宮 / 玲世 鈍色「 僕と共に、世間一般で言う『 悪事 』へ手を染める覚悟はある? 」   (2022/9/23 20:34:09)

一宮 / 玲世 鈍色「 その選択を、後悔しない自信は、ある? 」   (2022/9/23 20:34:20)

一宮 / 玲世 鈍色( 詰問というには余りに頼りない囁きであった。そうしてまた口を閉ざし、しかし長くは締め切らずに「 いっぱい言ってごめんね。でも、言わずにはいられないんだ。」と蛇足をくっつける。) 「 僕は、君が傷付いたりするのを……たぶん、怖がってる。たぶんね。僕の欠片を君と分け合って、それで君がいなくなってしまうのを。………………………君に、放り出されるのを。」( 指で手なぐさんでいた髪ごと、掌を握りしめた。)「 戦闘も苦手だから君を守ってはあげられないし。まだしばらく女子高生するし。何なら容姿もここから成長することはないから、君が変な目で見られることも増える。口煩いし、君の言う通り『 欲しがりさん 』だし、わがままだし、独占はしたいし、あとなんだろう…………定期的に血とか欲しがっちゃうし、男の子の。変な悪魔に親ヅラされてるからたぶん君にも迷惑かけるし。」( 指折り数えるように言い連ねたのは、不安の塊であろうか。一息、二息の合間に捲し立てて、所在なさげに肩をすくめる。) 「 ────────それでも、僕のこと、好き? 」( 一際小さな響きで喉を震わせては、落としていた瞳を僅かに君の方へ向けるだろう。)   (2022/9/23 20:34:31)

一宮 / 玲世 鈍色(( これがじょしどーかぁ…………( ちがう )   (2022/9/23 20:34:52)

楊貴妃/比嘉屋省吾((25時への熱い風評被害   (2022/9/23 20:35:12)

一宮 / 玲世 鈍色(( お詫びに薄皮饅頭をダースで送り付けましょうねぇ   (2022/9/23 20:35:44)

楊貴妃/比嘉屋省吾((25ダース   (2022/9/23 20:36:02)

一宮 / 玲世 鈍色(( 三食饅頭生活   (2022/9/23 20:37:37)

楊貴妃/比嘉屋省吾「あーそれね、そうそう。君は考えるよねえ。でもね、僕には正直関係ないんだ。君がどんな事を選ぼうが関係無し。君が悪事に手を染めるのであれば、それは眺めるし。君がどうしても善行を積みたいと言うようになれば、それも眺める。僕は君の生活の面倒を見るくらいならできるけど完全に犯罪は出来ないなあ、そこだけは先に謝っておこう」自分にできる事できない事は先に開示しておいて、その上で告白しよう。「僕に出来るのは、何でもない素直な君に与えれる安らぎと支えだ。君の善悪に関係なく、君自身の支えが僕だ。様々な姿の君があるけど、僕に見えてる鈍色ちゃんは呪術師の君だけじゃない」____要約するなら、一般人としてできること。君を許すこと、君を愛すこと、君の欲望を受け止めること。君が欲しいもので自分ができる全てを、君の罪だって一緒に背負うよ。庇うよ、なんて言ってる。ただ、ここら辺は口で転がし続けても意味はない。舌を回す意味がない、だから何も言わない。やるべき事は一つ、男女としての愛を問われるならやれるべき事はただ一つ。彼女の、その不安そうな顔。丁度良い、油断してるし。   (2022/9/23 20:47:13)

楊貴妃/比嘉屋省吾____彼女の唇に、自分の唇を重ねる。もう何も、永遠に出てくる不安をゆっくり優しく包むように。   (2022/9/23 20:47:22)

楊貴妃/比嘉屋省吾((あえて短くしてあります、ごめんね。   (2022/9/23 20:47:32)

一宮 / 玲世 鈍色((いやいや全然良い、むしろ助かるます   (2022/9/23 20:50:21)

一宮 / 玲世 鈍色(( たすかる………( 色んな意味で )   (2022/9/23 20:50:44)

楊貴妃/比嘉屋省吾((本命の告白はスパッと行かないとね!(個人差があります)   (2022/9/23 20:51:30)

一宮 / 玲世 鈍色『 僕は君の生活の面倒を見るくらいならできるけど完全に犯罪は出来ないなあ、そこだけは先に謝っておこう 』「 …………そう、 」( それを聞いて、少し、ほんの少しだけ、ほっとした自分がいる。暗闇に染まることが酷く簡単な今の世の中で、それでもよれずに生きてきたのだから、僕の存在で道を外れてしまうのは勿体ないじゃあないか。それに────君は、平和な日常にいるべき人だ。その方がきっと、君は〝 うつくしい 〟から。自分ができること、出来ないこと。していいこと、しては駄目なことを理解しているのは、君の美点だった。) 「 でも、そう、それならやっぱり──────────、 」( 不自然に、声が途切れた。) ( ふっと視界が暗くなって、ソファがまた軋んで、肩に触れていた君の体温が移動して。そこで気が付かなかったのだから──気付いても、たぶん避けなかったのだろうけど──前言撤回、僕の頭はすっかり茹で上がってしまっていたのだろうと今ならば思う。)   (2022/9/23 21:16:48)

一宮 / 玲世 鈍色「 ─────ふ、」 ( 間近に迫った君のかんばせ。かちゃりと当たる眼鏡。吐息の漏れる音すら、くぐもって消えていく。そうして唇に触れる、暖かなそれ。) ( 僅かに肩を揺らした僕は、コンマ数秒の間に驚愕と躊躇と羞恥に表情を変え、悩んで、溜息を吐きたくても吐けなくって、だから。 )   (2022/9/23 21:16:52)

一宮 / 玲世 鈍色( 〝 ……………あぁもう、どうとでもなれ。馬鹿野郎。〟 )   (2022/9/23 21:17:02)

一宮 / 玲世 鈍色( 心中でそう毒吐いて、強ばっていた両手を君の背中へ、おずおずとまわしたのだった。──────実質的な、了承の意である。) ( 君がどれくらい口付けを楽しむかは知らないけれど、呼吸のために開いた隙間か、顔を離したその時に「 ……君、案外手ぇはやい人? 」なんて軽口を叩くだろう。どれだけ冷たい口調を形作っても、頬や瞳、唇に滲む満更でもない感情は隠しきれずに伝わってしまうというのに。)   (2022/9/23 21:17:13)

楊貴妃/比嘉屋省吾((そろそろ〆書きましょうか?   (2022/9/23 21:18:35)

一宮 / 玲世 鈍色(( でーーーすかねぇ、続けたい気持ちもありますが、ふんわり〆に向かう感じで良いかと!   (2022/9/23 21:19:21)

楊貴妃/比嘉屋省吾((続きはまた別の機会に、熱く交わりましょうぜ!じゃあ、〆は任せてください!!!   (2022/9/23 21:21:37)

一宮 / 玲世 鈍色(( 熱く交わるって何かあれだねって鈍色が言っています(?) じゃあお言葉に甘えましてお願いしちゃいます〜〜〜〜!   (2022/9/23 21:26:47)

楊貴妃/比嘉屋省吾((何だかアレですね(???)お任せを   (2022/9/23 21:30:39)

楊貴妃/比嘉屋省吾キスをした時に、ゆっくり抱きしめてみよう。鈍色ちゃんの感触が、僕の肌にゆっくりと刻み込まれていく。やっぱり彼女は少女なんだ、でもだからこそ興奮を覚えると言うか。僕はやっぱり、そこだけは男なんだなって自覚する事になった。唇を離してみると、揶揄われちゃったのである。「結構遅いよ〜。だってさ、君の警戒心を解くためにはここぞってタイミングで君が望んでる通りのこと……呪術師の君が望んでいる事を挟まないといけないからさ。いやー困った、フットインザドアってのは結構大変だ」____彼は彼女に嘘をついた。自分は悪事に手を染めるつもりはないと、そう言ったのは実は嘘。本命のキスを、本心が溢れる瞬間を狙ってた彼にとっては必要な嘘だったかもしれない。「ほら、僕だって悪い事をする時があるの。証明しないと君は信じないでしょ?でもこれで信じてくれたはずだよ、一緒に居るってね」彼女が後ろに手を回してくれたから、凄くあったかい気がする。   (2022/9/23 21:35:32)

楊貴妃/比嘉屋省吾しかし、そんな熱い時間もここまでだ。なんでか、それは何でこの家に来たかを思い出してくれれば良い。そもそも彼は重傷を負ってここにやってきた、と言うのに飯は食べない横にもならない摂取したのは緑茶だけ……ってなると、もう答えは出てるだろう。要はちゃんと休んでないって事だ。さらに言うなら、熱い告白なんてしてるから、体が全く休まらないって言うか興奮状態になっていたかもしれない。「ごめん、ちょっと……ね」という声を最後に、彼女の胸へと倒れ気絶する。腕はもう出血してないし、単に貧血症状によるものだと推測されるが、こんな感じで頼っていては信頼してくれるんだろうか?なんて倒れる時に思っている____まあ、これからこんな事が続きそうだし。きっと彼女も受け入れてくれるよ、多分ね。さあ寝よう、恋は始まったばかりだ。ずっと起きてたら、疲れが出てきて楽しみが減っていくだろう?   (2022/9/23 21:35:43)

楊貴妃/比嘉屋省吾((〆です。彼女の腕の中で気絶してフィニッシュ   (2022/9/23 21:35:56)

一宮 / 玲世 鈍色(( あ〜〜〜〜〜〜〜( 噛み締め )   (2022/9/23 21:39:06)

一宮 / 玲世 鈍色(( 好きだな……………………………   (2022/9/23 21:39:38)

一宮 / 玲世 鈍色(( パッと見気弱めだったり物腰柔らかな子が見せる男の子っぽいところが大好きなので……なので……ごちそうさまでした……   (2022/9/23 21:41:47)

楊貴妃/比嘉屋省吾((まだ食わせ始めたばかりなので堪能してくださいね♡イケナイJKは私の好きな人種です   (2022/9/23 21:42:38)

一宮 / 玲世 鈍色(( これ以上があるんですか────!?!?これは死の宣告   (2022/9/23 21:44:04)

一宮 / 玲世 鈍色(( 良い〆に良いギャップを浴びました、悔いはないです。昼間過ぎから長時間お付き合いありがとうございました………🙏🙏🙏(?)   (2022/9/23 21:44:47)

楊貴妃/比嘉屋省吾((楊貴妃の攻めはいつもこんな感じなのでよろしくお願いします。今日は昼間から大変長くお付き合い頂きこちらこそありがとうございました!   (2022/9/23 21:47:42)

一宮 / 玲世 鈍色(( ちょっとこちらも思わせぶりなJK(20歳)を勉強しておきますね、あっと言わせます(???)   (2022/9/23 21:53:24)

楊貴妃/比嘉屋省吾((これはぎゃふん!のフラグですね!   (2022/9/23 21:53:46)

一宮 / 玲世 鈍色(( どっちが先にぎゃふんと鳴くかな─────() じゃあ私はこの辺りで失礼しようかな、夕飯がよんでいる気がするので……   (2022/9/23 21:54:13)

楊貴妃/比嘉屋省吾((もうそんな時間ですね〜、お休みなさいませ!   (2022/9/23 21:55:13)

一宮 / 玲世 鈍色(( はぁい!また時間合わせて遊びましょ〜〜〜! おつかれさまでした!!   (2022/9/23 21:55:39)

おしらせ一宮 / 玲世 鈍色さんが退室しました。  (2022/9/23 21:55:41)

おしらせ滞在時間が360分を超えたため、楊貴妃/比嘉屋省吾さんが自動退室しました。  (2022/9/23 21:57:50)

おしらせ夜神月@さんが入室しました♪  (2022/9/28 18:30:21)

おしらせ一宮/さんが入室しました♪  (2022/9/28 18:33:42)

一宮/(( こんばんは〜   (2022/9/28 18:33:57)

夜神月@(こんばんはー   (2022/9/28 18:35:53)

夜神月@(早速やりますー?   (2022/9/28 18:38:12)

一宮/(( ですね! こっちのキャラとか出だしとかご希望あります?   (2022/9/28 18:38:41)

夜神月@(特には大丈夫ですぜ!こっちはありますー?   (2022/9/28 18:39:37)

一宮/(( じゃあ千景出したいので紅さんお願いしちゃおうかな……と! よくいる場所とかシチュエーションとか貰えたら出だし書きますよ〜〜   (2022/9/28 18:42:17)

夜神月@(お、助かりまする…夜なら基本どこにでも湧きます   (2022/9/28 18:42:58)

一宮/(( 了解しました〜〜〜墓場にでもしときますね(?)   (2022/9/28 18:46:04)

一宮/(( ちょっとお時間貰いますーー   (2022/9/28 18:46:15)

夜神月@(はぁーい!   (2022/9/28 18:46:28)

おしらせ夜神月@さんが退室しました。  (2022/9/28 18:52:43)

おしらせ夜神月@鬼龍 紅さんが入室しました♪  (2022/9/28 18:52:48)

おしらせ神楽岡未定さんが入室しました♪  (2022/9/28 18:53:44)

神楽岡未定始めましての方は始めまして、そうでない方も始めまして   (2022/9/28 18:54:04)

おしらせ神楽岡未定さんが退室しました。  (2022/9/28 19:10:16)

一宮/(( CCしてきます〜   (2022/9/28 19:11:31)

おしらせ一宮/さんが退室しました。  (2022/9/28 19:11:33)

おしらせ一宮/紋盗 千景さんが入室しました♪  (2022/9/28 19:11:50)

一宮/紋盗 千景( 月が昇りきった後の墓場というものは、どんな人間にとっても不気味に感じるでしょう。疎らな街灯の合間にある暗闇、自らが踏みしめる地面の下に眠るであろう命無き物体。一歩足を運べば不思議なことに、例え夏場であっても冷気が身体を包む。そういう不吉さや寒気を、嫌悪感と共に目を背けるか。心地好いと受け止めるか。結局、それくらいの違いしかないのでした。) 「 ───────かあさま。」( 打ち水をしたばかりで水滴の滴る墓石の前に、わたしは在りました。時刻はもう24時を回ってしまっていて、墓参りに来るには随分と遅い時間でしたけれど、『 月に1回、満月の日に墓参りをする 』ということが、わたしのルーティンであったのです。) ( 慣れた手付きで線香に火を灯し、煙が細くたなびきだしたそれを香炉にあげ、両手を合わせる。終われば立ち上がり、黒地の着物を申し訳ばかりに叩く。そうやっていつも通りの動作に身を任せながらも、わたしは意識を別なほうへやっておりました。)   (2022/9/28 19:12:18)

一宮/紋盗 千景( ──────人の気配が、するのです。もちろん幽霊やその類ではなく、人間の。困りましたね、と内心眉をひそめる理由は、普段会話を任せている式神を留守番させているからでした。怯えさせても罪悪がありますし、遭遇せぬように帰りましょうか。くるり。出口へ続く道に身体を向けました。)   (2022/9/28 19:12:20)

一宮/紋盗 千景(( お待たせしました〜〜!   (2022/9/28 19:12:48)

夜神月@鬼龍 紅「あっぶね……撒いたか?」少し予定があり、外を出歩いたら真っ先に退魔師と会い、いつもの如く追いかけられていた。襲って来たのであれば抵抗すれば良いのだが、ここに来る前に服を血で汚すのは気が引いた。用があるのは墓場。元特級退魔師であり、今は最も危険視されている呪術師の組織のトップ。常に死と隣合わせな生活を送っているせいか、墓場には用があり過ぎる。1度来ると帰るまでに少し時間が掛かる。ラフな白いTシャツに、いつもの目元のメイクは落としている。墓参りだからか、派手な格好は避けたらしい。墓石の名前を確認しながら歩き、探していた名前を見つけると打ち水をし、線香に火を灯し、両手を合わせて目を瞑る。少しすると目を開いて立ち上がり、また墓石の名前を確認しながら再び歩き始めると、見覚えのある後ろ姿。少し声を掛けてみようか「……千景?」しかし場所が場所だ。もし人違いだったら……何を思われるだろうか。   (2022/9/28 19:36:37)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、一宮/紋盗 千景さんが自動退室しました。  (2022/9/28 19:37:52)

おしらせ一宮/紋盗 千景さんが入室しました♪  (2022/9/28 19:40:19)

夜神月@鬼龍 紅(おかえりなさい   (2022/9/28 19:40:31)

一宮/紋盗 千景(( ただいまです〜〜〜〜!!   (2022/9/28 19:41:18)

一宮/紋盗 千景(( ちなみにこれって、既に内通はしてるって感じで良いです?   (2022/9/28 19:47:11)

夜神月@鬼龍 紅(大丈夫ですー!   (2022/9/28 19:47:28)

一宮/紋盗 千景(( 了解です〜〜!   (2022/9/28 19:49:21)

一宮/紋盗 千景( 足音は近付く。ほんの少しばかりの警戒心が鎌首をもたげる。先程『 墓参りに来るには随分と遅い時間 』と、自分で思ったばかりではないですか。余程の事情がなければ、こんな時間にこんな場所へは来ないものです。 足早に去るべきか、身を隠すべきか。それとも────── ) 『 ……千景? 』「 、ぁ、」( ─────聞こえてきた声は、しかし。酷く耳馴染みの良い、見知ったそのひとのもの。) 「 紅、さま? 」( 鬼龍紅さま。かつての上長、師匠、先輩。今では連盟を離れ、追われる立場となった彼は、いつもとは違うラフな装いに身を包んでこちらへ歩みを進めてらっしゃいました。思わず琥珀の瞳を2度3度瞬いて、その名を口ずさんでしまいます。) ( 自らの身の回りにほつれがないかを軽く確かめて、歩むあなたへ寄りました。かろかろ下駄の音が暗闇に響き、墓石に反響します。いくらこの場が静謐であるからと言って、小さなわたしの声は大変聞こえにくいでしょう。近寄らねば、お手間をお掛けすることになりかねません。彼の正面まで小走りで寄っては、躊躇いがちに視線を頭ひとつぶんは高いあなたのお顔へ上向けて、 )   (2022/9/28 20:05:54)

一宮/紋盗 千景「 ご無沙汰しております、紅さま。…………今日は、お墓、参りでしょうか。」( そう、囁き────自分の声帯から出せる精一杯であるのですが────を落としたのです。)   (2022/9/28 20:05:56)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、夜神月@鬼龍 紅さんが自動退室しました。  (2022/9/28 20:12:52)

おしらせ夜神月@鬼龍 紅さんが入室しました♪  (2022/9/28 20:13:06)

夜神月@鬼龍 紅貴方が声をかけてくると、軽く笑い、手を横に振って口を開く「様は要らないけどね、様は。」良かった。人違いじゃ無かった。人違いで更に退魔師だった場合が最悪のパターンだ。こんな場所でどんちゃん騒ぎをする訳にもいかないし。近づいてくるあなたをキョトンとしながら見つつ。「そうそう、お墓参り。ちょっとね……結構やらなきゃいけない所が多くてさ……あー、無理に喋らなくても……ってアレ?夜鴉は?」いつも一緒の黒猫が居ないことに気づき、少しキョロキョロと見渡してみる。   (2022/9/28 20:27:30)

夜神月@鬼龍 紅(文字が伸びない   (2022/9/28 20:27:37)

一宮/紋盗 千景(( こちらもまちまちで急に長くなったりするのでお気になさらず!!!   (2022/9/28 20:33:19)

一宮/紋盗 千景(( 句読点どこいった?   (2022/9/28 20:33:30)

夜神月@鬼龍 紅(助かりまする…さよなら句読点   (2022/9/28 20:33:43)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、夜神月@鬼龍 紅さんが自動退室しました。  (2022/9/28 20:59:07)

おしらせ夜神月@鬼龍 紅さんが入室しました♪  (2022/9/28 21:00:50)

一宮/紋盗 千景「 これは、えっと、ご存知の通り昔からの癖ですので……。お嫌でしたら、変えれるよう、努力致しますけれど……。」( 『 様は要らないけどね 』と言われてしまえば、困ったように首を傾けながらそんな風に弁解を重ねました。) ( 紋盗家は特に目立って裕福であったり、歴史の深い家系ではありませんけれど、祖父は非常に礼儀作法に厳しいひとです。良いお家からの婿養子であるからとか、曾祖母の教育の賜物だとか、理由は様々でしたが、とにかくわたしは幼い頃からあらかたの作法を叩き込まれました。自分の生来の性格も影響したものでしょうか。誰に対しても謙ったような口調になってしまうのは、やや日常生活や人間関係に要らぬ壁を立ててしまいがちで、わたしとしても少し気にしてはいたのです。…………どうせ余り口を開かないのだから良いか、などと考えてはおりません。本当でございます。) ( きょとんとしたお顔は、紅さまが退魔師の中で最も強大な元〝 特級 〟であり、今は各地でテロ行為を行う呪術師であるなど、とても信じられないほどに青年らしく。どこかあどけない様相すら感じられるのですから、人は見かけによらないのでしょう。)   (2022/9/28 21:01:13)

一宮/紋盗 千景『 ……あー、無理に喋らなくても……ってアレ?夜鴉は?』( ここに至る理由を説明しながら、紅さまは辺りを見回します。〝 夜鴉 〟と言う名前に、無意識に浮かぶのは苦笑いと僅かな怒りです。垂れていた眉をきりりと上げて「 夜鴉は、留守番させております。」と、口を尖らせてしまいました。) 「 夕方頃に、退魔の仕事が入っていたのです、けれど、酷いんですよ、夜鴉。『 アッチにべらぼうキュートな美猫を見かけたから行ってくるわ 』なんて言って、仕事が終わるまで、帰って来なかったんですもの。」( お世辞にも上手いとは言えない物真似を口にしたところで、は、と片手で口元を押さえる。直前まで声音を支配していた怒気をすぐに引っ込め、「 ─────ごめんなさい。……つい。」と、あなたの表情を窺うでしょう。)   (2022/9/28 21:01:23)

夜神月@鬼龍 紅「いやいや!別に気にしてはいないよ。呼びやすい呼び方で呼んで。」別に気にしちゃいない。好きな様に呼べばいい。そうか、自分なんざ礼儀どうこう、かなり失礼極まりない。それに比べて千景は……と考えると、少しは貴方を見習った方が良いのかも、だなんて考えてみる。そして皆もこれぐらい礼儀正しければ……いや、逆に考えると他がおかしいのか……?部屋を血だらけにする奴も居れば物を壊しまくる奴もいる……ウチの団員達がおかしい。それは大いにあるな。「あ、そう?留守番か。」眉を上げて口を尖らせる貴方の反応を見、何か揉めたりしたか?地雷でも踏んだか?と少し心配になるが話を聞いているとそんな事は無さげだろうか。「うんうん……ぷっ……あははは!ぽいぽい!雰囲気は似てる。……ちょっとうるさいかな。べらぼうキュートな美猫とは上手くいったの?」貴方が物真似をし、謝罪をした事をガン無視で笑ってみせる。少し大きな声で笑ってしまったか、時間も時間だ。気を付けなればいけない。それと夜鴉がどうなったのかは普通に気になったりもする。首を傾げて聞いてみようか。   (2022/9/28 21:23:49)

2022年09月17日 21時33分 ~ 2022年09月28日 21時23分 の過去ログ
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