ミナコイチャット

「【BL】私立ステラ学園/ソロル部屋/成りチャ」の過去ログ

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2022年02月15日 12時34分 ~ 2023年01月28日 03時54分 の過去ログ
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おしらせ毒嶌 亜酔さんが退室しました。  (2022/2/15 12:34:32)

おしらせ一ノ瀬 澪 .さんが入室しました♪  (2022/2/15 23:44:42)

一ノ瀬 澪 .(( 軽く書いた .. 。   (2022/2/15 23:44:50)

一ノ瀬 澪 .( 満月が差し込む深夜帯。寮の自室にて_。明日は土曜日らしい。カーテンを開けると月光が差し込んでくる。窓越しに空を見上げると月明かりが明るいせいで星々が影に隠れてしまっている。“ 可哀想に ” 。そういえば明日が土曜日ということは “ 彼 ” には会えないのだ。丸2日。自身の知らないところで何か起こるかもしれない。先日バレンタインデーとやらがあったし、もしかしたらデート、なんてものも起こりうるかも。自分らの関係は一ノ瀬の記憶に “ 残るため ” に結ばれたもの。好きというのはただ恋人ということに流されてしまっているだけ。“ 彼 ” には綺麗な人がお似合いだ。一ノ瀬なんか、隣にいるのには相応しくないのに。だからきっといつか離れていくのだろう。ただ記憶に残るために結んだ様なものだから。好意など存在しない。切るのも簡単である。それに記憶に残るだなんて高校を出てしまえばもう終わりだ。関係すらも終わるであろう。そしていつか彼に素敵な人ができるのだ。それが一番良いハッピーエンドとやらだろうか。   (2022/2/15 23:45:03)

一ノ瀬 澪 ... 、彼には一ノ瀬ではなく、他の方がお似合いなのです。それに、一ノ瀬なんて隣には相応しくない。( 何故ここまで離れる前提なのか。それは一ノ瀬の過去の問題。親や友達、好きな人。それらから切り離されていったのだ。要らないだとか、変な人だとか、諸々理由をつけられ、挙句の果てに近くからいなくなっていった。そして親密になればなるほど、心の傷は深く抉られていく。それがもう嫌なのだ。なら最初から期待なんてせず、いつ別れてもいい様にしているのが一番いいのかもしれない。例え好きであっても。きっといつか離れていくと思っていれば傷は浅く済むはずなのだ。... 、 でもそんなの単なる思い込みである。離れていくと思っていても、それを思う度に胸が痛む。苦しくなる。他に好きな人ができるかもしれないとか思うと寂しくなる。いつか彼の隣に違う素敵な人が並ぶだなんて思うと泣きそうになる。結局苦しいし、痛いまま。結局どうやったって無理みたいだ。この頑張りも無意味。でも今までの人達が証明している。いつか離れていくことを。   (2022/2/15 23:45:46)

一ノ瀬 澪 ... 、 例え理由が ” 記憶に残すため “ だとしても恋人になんてならなければよかった。好きでもない人と一緒だなんて、香坂くんに申し訳ないや、( いつか切れてなくなる関係。そんなのをずたずたと引き摺ったところで彼の出会いの場を失わせてしまう。自分の感情は置いておかないと。表に出る前に、切って、それから消そう。月を見上げるなり浮かぶ涙。そして頬を伝って下に落ちる。夜空の下で交わした言葉。それが今となっては辛い。ベッドに寝そべり、月明かりで照らされる真っ暗な部屋の天井。) .. 、 好きになって、ごめんなさい。( そんな謝罪の声は部屋の中を飛んで消えた。彼になんて届くわけなく。夜独特の静寂が部屋を包み込んでいった_。   (2022/2/15 23:46:00)

一ノ瀬 澪 .(( 思ってたより長かった .. 、 では、!( んば、)   (2022/2/15 23:46:14)

おしらせ一ノ瀬 澪 .さんが退室しました。  (2022/2/15 23:46:17)

おしらせ天容 レイスさんが入室しました♪  (2022/2/18 01:20:13)

天容 レイス((天容レイスのifストーリー アナザールートhttps://uranai.nosv.org/u.php/novel/Wraith_ANOTHER/   (2022/2/18 01:21:15)

おしらせ天容 レイスさんが退室しました。  (2022/2/18 01:21:31)

おしらせ天容 レイスさんが入室しました♪  (2022/2/18 01:23:38)

天容 レイス((天容レイスのifストーリー 順番は此方の???からhttps://uranai.nosv.org/u.php/novel/ChristmaWraith/   (2022/2/18 01:25:05)

おしらせ天容 レイスさんが退室しました。  (2022/2/18 01:25:17)

おしらせ隠 阿幌さんが入室しました♪  (2022/2/23 15:32:30)

隠 阿幌やあ諸君。僕に会いに来てくれたのかい?嬉しいものだね、感激だよ。さて、ここで会ったのも何かの縁だ。昔話を一つ、聞いていってはくれないか。なぁに…苦労した時の話なんて僕がしたくないからしないさ。僕がするのは輝き始めた頃の話。そこには一際輝く美しい天使がいたんだ。天使……紛れもなくあれは天使のようだった。勿論、ただの比喩表現だ。ミカエルだの、ガブリエルだの、そういう意味での天使じゃない。それでも彼は天使であったよ。今日は、その話をしようと思う。是非楽しんで欲しい。僕も楽しませる努力を惜しまないからね。   (2022/2/23 15:32:56)

隠 阿幌僕が中学生になって間もない時。そうだね、僕が着飾るようになった頃だ。誰よりも輝く努力をしていたよ。しかし、そんな時に現れた彼。プライバシー保護という至極真っ当な観点に於いて、彼の名前を公表はしないが、まあ名前が無いのも語るときに些か不便だ。仮に“永天 麗(ながあめ れい)”とでも名付けておこうか。うん、我ながら良い名前だ。あつらえたようによく似合う。麗は一つ上の先輩だった。中学の演劇部に所属していて、その時は部長でこそなかったが、明らかに麗がトップの座に君臨していたように思う。容姿端麗であり、演技力は誰よりも高く、物腰柔らかで向上心もある。実際に大舞台に立つこともあっただの、俳優として活動しているだの、話題には事欠かない人物だった。誰もが理想としても良いであろう存在。そんな麗に、どうしてか僕が声を掛けられたのだから、当時の僕は腰を抜かすほど驚いたさ。そして麗は僕に、演劇部に入部するよう言った。その気迫と、その美しさ。僕は魅入られるように入部を決めた。まだ入学して間もなかったから、どの部活にも入部していなかった。そして麗は、演劇に触れてきたことなどない僕に役を与えた。   (2022/2/23 15:33:21)

隠 阿幌僕に与えられた役は、なんと主役だった。ぽっと出の自分に何故、このような役を与えるのだろう。周りの部員達にも、酷く冷たい目線を送られたような気がする。しかし、これに屈してはいけない気がした。試されているような気がした。巻き込まれるように誘われた立場の僕が、どうしてここまで躍起になっていたのか、正直今では疑問ばかり抱いている。しかし当時は、本当に必死だった。そんなこと、考えていられなかった。その主役と言うのは、探偵の役だった。中学生が成人した人物を演じられるか、凄く不安であった。しかし、そんな時に麗は、僕に「君なら絶対に上手くいく」と…そう言ったのだ。だが、何の根拠があるかも分からないその台詞に、言われもない自信が湧いた。必死に練習を重ねた。役にのめり込み、影の薄い自分のを忘れることが出来た。自分ではない存在になることで、輝けるのだと気付いた。それが嬉しくて、何度も何度も台本を…それはもう紙がよれよれになる程に読み、台本の探偵に思いを馳せた。いつしか、自分を認めてくれたかのように、演劇部員からの接し方が優しくなってきた。全員で意見を言い合いながらの練習は、本当に楽しかった。   (2022/2/23 15:33:55)

隠 阿幌出身中学の演劇部は、なんと全国大会にも出場する程の実力だった。それ故に、我が中学の演劇部は様々な舞台に出演するらしい。僕の初めて立った舞台は、そこまで大きくもない場所だった。しかし、そこでも麗の人気により、席は満席だった。あちこちから麗の名を呼ぶ声が聞こえた。演劇が始まる前の、舞台袖にいるときですら。そして、そんな舞台袖にいるとき。僕が初めて舞台に立ったときから、麗が卒業する舞台に立つときまで、麗はあることを必ず言っていた。「僕達は天使だ。そして台本は神だ。民である観客に、神の声を届けるのが僕達の仕事だ。さあ、神の声を渇望する民に、僕達が声を届けに行こう」役者は天使。台本は神。観客は民。麗はそう表現し、舞台に君臨していた。さながら、天使共をまとめあげる大天使のように。   (2022/2/23 15:34:45)

隠 阿幌((中学時代の隠です!前の樒くんのソロルからインスピを…()   (2022/2/23 15:35:32)

隠 阿幌((麗は勿論仮名ですが、ええまあ、レモラに出す予定の奴です   (2022/2/23 15:36:32)

おしらせ隠 阿幌さんが退室しました。  (2022/2/23 15:36:35)

おしらせ星宮来夢さんが入室しました♪  (2022/2/23 16:58:44)

星宮来夢((お久しぶりです!ソロル貼ります!   (2022/2/23 16:59:04)

星宮来夢来夢が中学生だった時の話。部活は何に入ろうか迷っていた時のこと。来夢は昔からクラブも何も入っていなかったため、帰宅部に入ろうか、なんて考えていた。先輩達が皆、部活勧誘の為に放課後の賑わいのある中庭にいる。来夢がそそくさと中庭を通った時。目に入った部活があった。弓道部だ。来夢の姉も弓道部に入っていた為、少し興味を持っていた。勧誘している先輩は3人ほど。部員は少ないのかもしれない。弓道部の部員の目の前を通った時、先輩の1人に話しかけられた。「君、弓道に興味は…ってもしかして君、夢菜さん(ゆめな。来夢の姉)の弟!?」と言われた。「え、はいそうですけど…」と来夢が答える。すると先輩は来夢と夢菜の2人が写っている写真を出して「夢菜さんから聞いてるんだ!この写真に写っているのが私の弟だから、勧誘してみなって。」来夢は先輩の話を聞いた。   (2022/2/23 16:59:09)

星宮来夢どうやら姉のいた弓道部は現在部員が3人しかおらず、あと2人以上入らなければ廃部になってしまうとのこと。夢菜が「来夢は運動神経が良いから、入ってくれたら全国狙えるよ。」と言っていたとのこと。来夢は確かに運動神経には自信があるし、弓道も姉がやっているのを見て少し興味を持っていた。来夢は部体験に参加する事にした。部体験では来夢は驚異の身体能力を先輩に見せ、弓道をやったことがあるのでは無いかと疑われるほどの成績を見せた。来夢も弓道に興味が湧いてきて、弓道部に入ることにした。そして部員も、ノルマの1人どころか女子から人気の来夢のおかげで、新しく3人も入った。そして来夢は、弓道部での活動を始めた。来夢はめきめきと腕を上げていき、3年生の先輩に追いつくほどの成果を見せた。   (2022/2/23 16:59:22)

星宮来夢来夢が中学2年になった夏のこと。3年生は最後の中総体があった。去年から来夢達は県大会3位と良い成績を残していたため、今年も県大会に余裕で参加。1位をとり、全国大会に行くことになった。全国大会でも来夢は驚異の成績を出した。活躍したのは来夢だけではない。来夢の憧れている「奏(そう)先輩」も来夢以上の成績を出し、ついに来夢達は決勝まで行った。頑張ったもののあまり良い結果が出せず、2位で終わってしまった。普段は泣かない来夢だが試合で負けて初めて泣いた。その時に来夢は奏先輩に頭を撫でられた。「頑張ったな、来夢。俺も来夢も頑張った。だからもう泣かないで。来夢。また次、次があるから。」と奏先輩は優しく告げた。   (2022/2/23 16:59:37)

星宮来夢来夢は「でも奏先輩はもう次がないじゃないですか…」と言う。「来夢、俺はもう良い。また来年のお前の活躍、楽しみにしてる。お前は俺を超えられる。絶対。頑張れ、来夢。」奏先輩はそう言って、来夢の頭をポンと、優しく撫でてくれた。来夢は何か心が暖かいような、痛いような不思議な感触を味わった。来夢に「好き」の感情が芽生えた瞬間だった。その後も来夢は弓道を続けている。いつか、その先輩に追いつく為に。   (2022/2/23 16:59:47)

星宮来夢((来夢に男性に対する好きの感情が芽生えた時と、弓道を続けると決めた時の話です!時間ある時にお読みください!   (2022/2/23 17:00:39)

おしらせ星宮来夢さんが退室しました。  (2022/2/23 17:00:49)

おしらせ支 絵心さんが入室しました♪  (2022/2/23 22:38:42)

支 絵心((皆のソロルは自分が吸いますね……じゅる(?)ソロル投下失礼します……   (2022/2/23 22:39:13)

支 絵心(緑の絵の具がパレットの上で暴れている。頬が痒くなってぐし、と掻けば手に着いていた絵の具が頬に着いた。そんなことも気にせずに風が強い日の木漏れ日のようにコロコロと変わる目の色を大きなキャンバスに向け、パチリと目を一度開閉すれば悲しそうに眉を下げる。)……違う、これじゃない。(広がった緑と彼の髪色のような色合いの幹。そこに止まる青や赤の色鮮やかな鳥。雲ひとつ無い青空が印象的なその絵はどうやら彼の思っていた通りの景色ではないようだ。あの時は爽やかな風が吹いていて、もっと美しい景色なのに。違う。違う違う違う違う違う……こんなんじゃない。パレットを椅子の上に置き、カッターナイフを取り出して絵の上に刃を突き立てた。そのまま斜めに引くと綺麗に切った跡が浮かぶ。逆側も同様に破けばキャンバスから布地を引き剥がすと傍らに放った。パサリという小さな音だけが響き渡り、一度だけその布を見れば新しいものを取り出してキャンバスの木目に無理やり合わせて釘を打つ。その姿はいつもは騒がしい彼とは違い、大人しいものだった。)   (2022/2/23 22:39:40)

支 絵心(―――不意に先程使ったカッターナイフに目が行く。引き寄せられるように掴んだそれは、随分と軽くて、まだ絵が乾ききってなかったのか刃に絵の具が着いていた。一度呼吸を置いて、腕をまくって白い皮膚に刃を乗せる。)………い”っ、(プチリ、と音を立てて皮膚が裂けた。途端に溢れる赤い糸は消して絵の具のようなものでは無い。痛い、けれど何処か心地が良くて。はーはーと息が荒くなって何も耳に入らない。このまま意識を飛ばせたら、もしかしたらきっと。けれどそれも更に鋭い痛みが襲いかかれば思わず手を離した。カラカラと音を立ててカッターナイフは床に落ちていく。残ったのは腕に残った赤い線だけ。痛々しくて肉肉しくてあの光景にとても似合わなさそうな傷だけ。段々と悲しくなって床にしゃがみこんで泣く。腕も胸も何もかも痛い。自分はただまたここに行きたいだけなのに。何もかも上手くいかない。両親も友人もきっと信じてないだろうし、薄々勘づいてはいるのだ。あそこは存在しない世界なのだと。それでも、縋ってしまう。諦めたくなくなってしまう。天文的確率だと言われてもきっと次はたどり着けると信じてしまうのだ。)   (2022/2/23 22:39:58)

支 絵心………行きたいな…………(こんなに執着するのに理由なんてない。人が何かを食べなきゃ生きられないように、彼もそれに縋らなきゃ生きていけない。それがどんなに遠い存在でも、手を伸ばして必死に求めないといけない。でももう今日は疲れてしまった。キャンバスに布は貼ったはいいけれど、もう気力がない。バスの時間まで寝てしまおう。そう思いのろのろと鞄の場所まで辿り着くと、スマホを取りだし目覚ましを設定した。一時間とちょっと。今日は『あの夢』を見れる気がする。毎日毎日そう思っているのだけれど。くあ、と一つ欠伸をして机につっ伏す。外の人の声がやけに騒がしいけれど睡眠欲を擽るのには持って来いだ。)……おやすみなさい……(誰に言うわけでもなく、強いて言うならば破り捨てた絵に向かって呟くように。ゆっくりゆっくり意識は闇の中へ落ちていった。誰でもいいから救い出して欲しい。僕の話を信じて、手を繋いで、そばにいて欲しい。……そんな思いは、我儘なのだろうか。今回も願いは叶わず不透明な夢の中に消えていく。―――今日も掌は何も掴めなかった。)   (2022/2/23 22:40:11)

支 絵心((うーん、もう少し長くかけるようになりたい……暗い過去や闇がある三枚目キャラが好きです(???)   (2022/2/23 22:40:47)

おしらせ支 絵心さんが退室しました。  (2022/2/23 22:40:48)

おしらせ神楽 結月さんが入室しました♪  (2022/2/24 23:14:28)

神楽 結月便箋を机の上に置いてペンを握る。この手紙は渡すつもりはないけれど…強いて言うなら言えないから思いをしたためて書く証として。「親愛なるお兄ちゃんへ、僕にとっては憧れで、美しくて綺麗で、優しくてそして何より愛され方も愛し方も知らない僕に弟のように接してくれている多分最初で最後の先輩。家族のような愛を与えてくれる先輩、僕はそんな先輩の事がお兄ちゃんとして大好きです。これは恋心とは明らかに違うし恋人とは違うのも分かっていますがそれでもです。至らない、未熟すぎる僕ですがこれからも頼りたいので宜しくお願い致します」………書いてみて思う、あぁ、僕は先輩の事が好きなんだ、けどこれは家族に向ける好き、決して恋心ではない…そう思うと胸が切なくなる。この手紙はどうしよう…自分の机にしまっておこう、その便箋は鷲の翼に封を神楽結月と言う自分のサインで綴じていた。   (2022/2/24 23:21:41)

神楽 結月((勢いのままに書いてしまった…しばらく忘れられなくなりそう…(結月の鷲尾先輩への手紙)   (2022/2/24 23:22:41)

おしらせ神楽 結月さんが退室しました。  (2022/2/24 23:22:56)

おしらせ輦道 椿さんが入室しました♪  (2022/3/3 01:00:14)

輦道 椿((そそそとソロルをば……   (2022/3/3 01:00:31)

輦道 椿人生のターニングポイントとは突然来るものである。実際あの日あの時あの場所に居なければ俺はまだ『俺』のはずだったんだ。「……輦道椿さん、ですか?」「…………そうだけど」互いに互いの沈黙を尊重しながら発した言葉はこんな感じだったか。放課後の空き教室にて尋ねてきた客人はなんとも頼りなくて、それでも澄んだ瞳をしていた。俺は俺で椅子の上で足を組んで客人を見据えてはニヤリと笑う。獲物が来たと思っていた。随分と好みで、食べごたえがある獲物だと。丁度自分も腹が空いていたのだ。今も臍の下がきゅう、と疼いて仕方がない。舌なめずりをしては椅子から降りて近寄ると客人は怯えるように一歩下がった。   (2022/3/3 01:00:50)

輦道 椿「まさか獲物がホイホイ自分の方からやってくるとはな。それとも食われたい願望でもあるのか?変態」「ちっ………違います。俺は」「違う?何が。ここまで来たら二択しかねえの。食うか食われるか。それ以外に何が―――」「っ、俺は!……貴方を正しに、人喰いを、殺しに来ました」「……はぁ?」遮られた言葉が何とも頼りなくて思わず間抜けな声を出す。此奴が、俺を……『人喰い』を?馬鹿馬鹿しい。何か得でもあるのか。そんなことをして?ポカンと開いていた口からくすくすと笑い声が零れて、漸く自分が笑いだしたのに気づく。客人―――勇者、とでもしとこうか。訝しんだような目を自身の目で捉えながら其奴の強ばった顎を撫でると、片足で乱暴に教室の扉を閉めた。   (2022/3/3 01:01:17)

輦道 椿「はーっ、おっかし……俺が殺されるわけねーじゃん。お前は知ってんの?ずっと腹の底が足りないような、空腹状態が続く感覚を。足りない足りないって本能が囁くあの渇望を。それが、殺されるわけねーじゃん」「……俺は、人は変われると信じてます。貴方だって」この言葉を、信じてりゃよかったかもしれない。後悔するのはずっとずっと後のこと。真っ直ぐで痛々しいくらい誠実な言葉は俺には正に毒の盃で、眉間にしわが寄っては其奴の腹を蹴り飛ばす。息が詰まるような音と咳き込む声。そこへ何度も何度も蹴りを入れれば大きく息を吸った。   (2022/3/3 01:01:22)

輦道 椿「綺麗事並べて俺が改心するとでも思ったのかよ勇者様ぁ!?んなら神父は一人だけいりゃあ世界平和になるっつーの!大体何だよ変われるって。俺だって変われば傀儡人形から卒業できっと思ってた!でも彼奴らは結局子供なんてただのアクセサリーでしかなかった!だから反抗して何が悪ぃんだよ、生きたいように生きて何が悪ぃんだよ!」張り裂けるみたいな声は只管な本音だった。ぶつけて憂さ晴らしするように飛ばして、息が切れて呼吸音にノイズが走る。足をゆっくり上げると勇者は腹の当たりを抑えながら蹲っていた。それすらイライラして、手なんか使わず足で其奴を仰向けにすると抑えていた腕の上から腹に乗っかる。そのまま腕を伸ばしてシャツのボタンをプチプチと外せば、其奴の顔が苦しそうに歪む。「安心しろよ。終わったら食われるのが気持ちいいとしか思えねえよ」「れんど、さ」「それとも何だ?恋人でも居るのか?……まぁ俺には関係ねぇけど」「……何で、そんな寂しそうな顔をしてるんですか?」「……はぁ?」   (2022/3/3 01:01:41)

輦道 椿今度の『はぁ?』に感情なんか込められなかった。俺が、寂しそう?そんな事ない。俺は寂しくなんざない。今だってこうして獲物がいて、腹を満たして欲を満たしていれば何の悲しさも寂しさも辛さも。感じない、感じないはず、なのに。……訪れた獲物を全部喰らえば、巣穴に残るのはひとりだけ。分かりきっているはずなのに認めたくなくて、指がピタリと止まった。それがいけなかったのか、緩んだ力により勇者の腕が自由になった。その手は素早く俺の首を捉えると、ギチリと音を立て締め付ける。「ガッ、ぐ、う……!?」「……は、は。捕まえた」首の皮に指が食い込む感覚が痛い。其奴の手首を掴んで引き剥がそうとするが火事場の馬鹿力なのか全く離れる様子もない。徐々に酸素が足りなくなって頭の中もクラクラしてきた。力強く抵抗しているのに離れない腕。頭に浮かんだのは『死』の一言で血の気が引いた。死にたくない。死にたくない!こんなところで、場所で、死んでたまるか!   (2022/3/3 01:01:55)

輦道 椿「はなっ、ぜ、ッヴ、っ、死ぬ、しっ……」爪を立てて、引っ張って、それでも尚も離れない腕。無言で見開いたまま此方を見る目も怖くて仕方がなくて、意地から恐怖に変わった感情は目に涙を浮かべていた。「な”ぁ、あ”、謝る”、謝っ、がら、手ぇ、手ぇはな、ぜ、手ぇ」「………………」「何とか、いえ”、よぉ、ごめん、て、なぁ、あ”」「………………」「見ん、な、そんな顔で、見んな、ぁ”」冷たい目だった。腹の底から冷えるような冷たい目。ずっと突きつけられているナイフのようなそれに、俺の心は限界だった。生きるのに必要な酸素濃度もとうに薄れて、体の先まで痺れていく。「ごめ、んなざい、ごめんなざい、ごめっ、ごめんな、ざぃ……」「………………」   (2022/3/3 01:03:02)

輦道 椿謝っても謝っても許されないまま、首に張り付いた腕は呼吸を許さない。罰。罰なんだ。本能のままに生きて食らって一人を願った罰なんだ。このまま死ななきゃきっと許されない。頭の中が霞がかっていく。もう、何も考えられない。「…………ぉ、れ………」ふつうに、いきたかった。ネメスの森のライオンだって、人の味さえ知らなければ普通に生きられたはずだった。一つ歯車が欠け違えば、それはきっと化け物になり得る。他人と違うのは、生きたいように生きるのは、いけないことなんだ。気づくのが少し遅すぎた。そのまま意識が急降下する。―――きっと彼は英雄になるのだろう。自分のような化け物を殺した、英雄に。   (2022/3/3 01:03:15)

輦道 椿生まれ変わったかのような長い時間の後、ふと瞼が動いた。見上げた天井には既に黄昏時の色が浮かんでいて、ぼんやりとそれを見つめる。が、ハッと目を見開くと咳き込みながら大きく息を吸った。生きてる?何で?ボタボタと落ちる汗は暫く止みそうもなく、首元を手で押えながらカタカタ震えてるしかない。死にそうになった。死んだかと思った。死ぬ寸前って、あんなに恐ろしいものなのだと悟った。その上で、記憶の中に酷く焼けこんだ。チリチリと痛い。苦しい。人はこれをトラウマと呼ぶのだろう。フラフラと立ち上がりぶつかるように出入口に向かう。窓ガラスに映った自分の姿。その首には痛々しいくらい赤い手形が沈みこんでいる。首輪、だ。自分が好き勝手できないような、大きな首輪。一生残る傷。眼鏡越しのその景色は悲惨で、哀れだった。   (2022/3/3 01:03:53)

輦道 椿生き残った化け物ライオンは、どう生きたらいいのだろう。食うなと言われても欲や体は食えと望む。その度に首輪が囁いてくるのだ。また苦しみたいかと。葛藤も虚しく食らいつくせば残るのは一瞬の満足感と勇者の姿だけ。せめて、殺してくれればよかったのかもしれない。苦しみながら生きることなんかなかったかもしれないから。いや、『あの日』。『あの日』さえなかったら、俺は今も―――能無しの化け物として、幸せだったのかもしれない。   (2022/3/3 01:04:03)

輦道 椿((打ち込みながら気づいたけどネメアの森じゃね?()ターニングポイントの話でした。これさえなかったら椿はある意味幸せに生きれたかもですね、人としては定かじゃないですけど   (2022/3/3 01:04:50)

おしらせ輦道 椿さんが退室しました。  (2022/3/3 01:04:52)

おしらせ水鏡 來乃 .さんが入室しました♪  (2022/3/3 02:20:32)

水鏡 來乃 .(( 区切りがちょっと変かもですが節目として考えてもろて ..。( ぐ、)   (2022/3/3 02:21:05)

水鏡 來乃 .いつもは満天の星空が見えるはずの屋上。でも今日はその面影すらもないどんよりとした雲が覆ってしまっている。風に運ばれて香る雨の匂い。きっともう少し経ったら雨が降り始めるだろう_。水鏡のお話をするには丁度いい天候かもしれない。ここで一つ、昔のお話をしよう。   (2022/3/3 02:21:26)

水鏡 來乃 .幼少期の記憶は欠けている部分が多い。そのため祖父母から聞いた話を混ぜながらゆっくり話していこう。水鏡は金星と太陽の間に生まれた。雑誌モデルやCM、女優として有名であった " 金星 " 。オーケストラに入団しており、ピアノ奏者としても活躍している " 太陽 " 。その間に生まれた水鏡だ。生まれた段階で不可解な点があったらしい。両親二人に似ていないという点や妊娠中で分かった性別と違う点などがあり、違う子供を預かったと問い合わせた。だが病院側は「 その子で間違いありません 」とのことだったみたい。不可解な点がありながらも、先祖の血筋を引いたと考え育ててくれていた。何かしら習い物をしていると将来に役立つということでピアノを習い始めた。これが後に事件を引き起こすことになるものとなることは惑星も星座も知らなかった。太陽の指導のもとでピアノを習うことになり、上達も早く難しい曲もこなしていくという才能を発揮した。それによって芸術系のセンスがあるとして金星のツテで演劇を習い始める。そこでもまた開花。   (2022/3/3 02:21:37)

水鏡 來乃 .そこから始まったみたいだ。CMや雑誌、ピアノコンクールなどに引っ張りだこになってしまった。太陽と金星の子だとメディアに出回り注目も浴びてしまうほどだった。そのままの調子で勉学も問題なくこなし、小学校中学年の頃。人生を変えることとなるピアノコンクールに出た。ただの発表会なのだが、水鏡目当てで沢山の人が来てくれた。注目を浴びるのは楽しい。そう思っていたはずなのに舞台に上がり、お辞儀をした途端拍手が会場全体を包んだ。水鏡も一緒に。その渦にどんどんと飲み込まれてしまい、椅子に座るのもやっとだった。目の前の白鍵も黒鍵も見分けがつかない。上からのスポットライトが早くと急かすように照らしつける。司会の人も、水星も太陽も、穴が開くほどに見つめてくる。" もう、だめだ " 。手も足も動かず、金縛りにあったみたいだ。椅子に座ってからどれくらい時間が経ったのだろう。もう何もできない。終わろう。立ち上がり、お辞儀をするなり幕の後ろに戻っていく。水星も太陽も優しく包んでくれた。『 緊張しすぎちゃったのかしら .. 、』『 今日は人が多かったからな、仕方ない 』   (2022/3/3 02:21:53)

水鏡 來乃 .優しい家族だと思ったのは束の間、出番が終わったということで家に帰るなり地獄の時間が始まった。『 貴方、さっきのは何!? 』『 流石にあれは酷すぎる。今まで何してきてたんだ!!』_あれ?先程までの優しい両親は何処に行っちゃったんだろう。やはり最初はそう思う。でも次第にわかってしまった。大人というのは外ではいい顔をしたがるものだと。だから内心こんなことを思いながらも外面はいい両親を演じていたのだ。やっぱり優しい世界なんてものはない。もう疲れて笑いが出てしまう。勿論笑うと余計怒らせるわけで遂には手を出されたらしい。叩く、殴る、蹴る_首絞め、斬りつけ。部屋の中は白から赤に染まっていく。白薔薇に赤色の絵の具を垂らしていくみたいに、どんどんと染まっていきながらも滴る。『 お前は..っ、私たちの子供じゃない!!!』 今でも覚えてる言葉。厳しいレッスンで予定も詰め詰め、その中で優しい両親は見たことなかった。唯一見たとしたらピアノコンクールでやらかした後の両親。外面良くしているだけで上部だけの優しさでも水鏡にはそれすらも優しく感じられた。   (2022/3/3 02:22:08)

水鏡 來乃 .そのあとどん底まで落とされたのですが。両親からの愛ってもらったことないって今になって気づきました。あぁ、それからのお話がまだでした。_ 雨、降ってきちゃいましたけどあと少し付き合ってください。   (2022/3/3 02:22:32)

水鏡 來乃 .それから隣の家の人が警察を呼んでくれたらしく生死の境を彷徨う程度で済みました。病院に入院しながらも勉強は惜しまずに続け、なんとか此処に入学できました。と言ってもランクは下げました。それからというものやはり愛に飢えているもので、何でも欲しかったんです。お金で買える愛でも、欲に塗れた愛でも、嘘の愛でも。身体を売ったこともあります。" 本当の愛 " というのはもう貰えないことを知っているので何でもいい。愛というものであればなんでも。だって水鏡には " 本当の愛 " をくれる人なんて居ませんから。お金で買えるならそれでいい。欲のままでも必要としてくれるならそれでもいい。その場だけで嘘でも好きだと言ってくれるならそれでいい。それらだって " 愛 " には変わりないのだから。   (2022/3/3 02:22:43)

水鏡 來乃 .あぁ、失礼。話が逸れすぎちゃいましたね。ん? いやいや、これは雨です。続きはまた今度にするとして、さて貴方はそろそろ戻って、暖かくしてください。_ 「 本当の愛 .. 、 欲しくないと言ったら嘘になる。暖かく包んでくれるらしいじゃないですか。いつか、それを手にすることができたらいいですけど。來乃には、そんなのできっこないから .. 、偽りの愛でいいのかも。」   (2022/3/3 02:23:11)

水鏡 來乃 .(( 水鏡の過去のお話でした! 惑星の子だとされていたのに手違い(?)で星座の子が育てられて捨てられたお話です...   (2022/3/3 02:24:31)

おしらせ水鏡 來乃 .さんが退室しました。  (2022/3/3 02:24:33)

おしらせ支 絵心さんが入室しました♪  (2022/3/3 22:46:28)

支 絵心((お休みだったから書きなぐったけど言うタイミング失いました()こっそり投下をば…   (2022/3/3 22:46:56)

支 絵心「貴方がちゃんとしないのがいけないんでしょう!?全部全部私のせいにして!」「お前が幼い頃からしっかり面倒見てないからこんなことになったんだろうが!俺ばっかり悪者にしてんじゃねえよ!」この会話も今日だけで何回聞いただろうか。冷めたご飯におかずのトンカツを乗せて一緒に口に含みながらもぐもぐと咀嚼する。テレビの向こうのニュースキャスターの声が聞こえず、何も考えないで音量をあげれば二人の声はシャットアウトされた。今日も理不尽で暗いニュースが流れている。他人事のようなその顔はきっと僕も同じなのだろう。ご飯の味がしない。甘いのかしょっぱいのか、辛いのかすらも分からない殆ど物のようなそれを一つ一つ口に入れながら悠長に皿の上をまっさらにしていく。あ、なんか親父ギャグみたい。親の喧嘩はまだ一区切りも着いてないようだ。こんなに怒鳴って喉を痛めないあたりやはり親子なんだなとニュースを見てるかのような感想が溢れそうになる。気にしないでおこうと何も無くなった自分の前の皿を見て「ご馳走様でした」と両手を合わせた。母が作ってくれたそれに感想は言わず、僕はそれらを流し台に持っていく。   (2022/3/3 22:47:10)

支 絵心少し乱暴に、皿と皿が合わさってガシャンという音が響くものの割れてはいない様子で、少しほっとしつつ軽く水で食べた跡を流すと拠れてくたりとしたスポンジに手を伸ばして洗剤をつけた。わしゃわしゃと泡立てるとモコモコ膨らむ泡は酷く楽しくて、その楽しさを糧に汚れたものを洗っていけば心の底まで洗われてるみたい。まぁ、馬鹿につける薬はないと言うし本当に洗われてる訳では無いのだけど。楽しくなった時と同じくらいの虚しさと共に泡を水で洗い流せば水切りラックに一つ一つ乗っけていく。冷たさに関節の皮膚が悲鳴をあげているのを感じるけれど止めてる暇もなくひぃひぃ悲鳴をあげた。嗚呼、赤切れしてる。痛い。けれども水絆創膏なんて便利なものもなくて絆創膏もきっと剥がれてしまう。我慢するしかないかと全部洗い終わってスポンジの泡を落とせば手を洗い、沁みる傷口に痛い痛いと悲鳴をあげながら乾いた布で手を拭いた。その布で今度はラックに入れた食器を拭く。洗う時と違ってこっちは冷たくもないから楽だ。手が濡れても一緒に拭けばなんの問題もない。   (2022/3/3 22:47:44)

支 絵心黙々と必死に拭いて、一滴残らず拭ききったグラスに少しだけ自慢げな顔をすれば食器棚に戻していく。一回扉に頭をぶつけて痛い思いをしたから今日は気をつけて―――「だっ!?っ、う”~~~~………!!」―――いこうとしたのだが、僕の頭はやはり多くのものを記憶できないらしい。脳天に直撃した扉の攻撃力は相変わらず凄まじく、思わず呻き声を上げてしゃがみこむと痛みに身を捩らせた。「欠陥品しか産めねえアバズレが俺に口出しするんじゃねえよ!」「はぁ!?あんたの精子が腐ってたんじゃないの!?もういい!あんたなんかと結婚しなきゃよかった!」……親の怒号が聞こえてスッと冷静になる。その『欠陥品』がいる中でよく話せたもんだ。肝が据わってるのか、僕なんて関係ないのか。もう涙もとっくに枯れている。少なくとも家の中では。代わりに大きなため息を着くと片付けを再開する。今度は頭をぶつけずに慎重に。   (2022/3/3 22:48:02)

支 絵心きちっと片付けて扉を閉めたら人仕事終えたとばかりに伸びをして、喧嘩の絶えないリビングを横目に自室に向かった。結局離婚はしないのだろう。残った僕をどっちが引き取るかでまた押しつけ合いが始まるのだから。そう、僕さえいなければ幸せに暮らせるんだ。この人たちは。自室の扉を開いて目に入ったのは何枚もの紙と大きめのイーゼル。壁に乱雑に立てかけられたキャンバスはどれも布地が引き裂かれていた。全部やったのは僕なのだけれど、ここまで来ると嫌がらせにでもあったかの光景で笑ってしまう。慣れた手つきで真新しい百円ショップで買った大きめのキャンバスを手に取ってイーゼルに乗せると、木炭を持って下描きを。この間は木漏れ日の表現が悪かったんだ。あと幹の力強さも、鳥の影も。つまりは全部が気に入らなくて、手のひらを真っ黒にしながら叩きつけるように大きな木のアタリと影を取っていくと満足いったところで筆を手に取った。あの木は確か何百年も生きてきたような力強い茶色に、若草のような綺麗な緑をしていたっけ。思いつくように色を作って筆に乗せれば時間を忘れて描き殴る。   (2022/3/3 22:48:22)

支 絵心けれど期待するような色にも形にもならなくて、焦っているからか息が徐々に切れていく。「……違う、違う違う違う違う違う違う違う……」こんなんじゃない。本物はもっとたおやかで美しくて澄み切った景色なのに。汚れきったこんな景色じゃない、色じゃない。違う。全く違うんだ。他の人が綺麗だと褒めてくれても僕はこれを綺麗だとは認めない。例え世界の偉い人が絶賛しても、僕からしたら駄作以下の存在だ。ギリ、と奥歯を噛み締める音が聞こえる。カッターナイフを取り出してまたキャンバスに突き立てると布地は綺麗に裂けた。どうして上手く描けないんだろう。どうして自分は上手くいかないんだろう。イライラで腕が震えて、握りしめすぎていた爪から血が出てきた。赤切れの時より痛くはない。胸の中の方がずっとずっと痛いから。嗚呼でも行きたい。ここに行ったらきっとこの心の痛みも晴れるはず。風の香りを感じて、向かって、そして……そして?   (2022/3/3 22:48:38)

支 絵心『見つけたらどうするんです?まさかとは思いますがそれで終わりではないですよね?』   (2022/3/3 22:48:46)

支 絵心不意に後輩の言葉が頭の中で繰り返し繰り返し響く。見つけたらどうするんだろう。木に近寄って鳥と戯れて、それから?汗がぶわりと溢れ出す。どうしよう、どうすればいい?行きたい気持ちだけは強いのにその先だけは真っ暗で空っぽだ。全部をあの光景に捧げていたのにその望みが叶った時どうしたらいいのか分からない。体の震えは先程のイライラのせいじゃない。これは恐怖なのだろうか。息が荒い。辛い。怖い。置いてあったタオルを強く掴んで顔に押し付けて大きく息を吸って吐き出して。バクバクと跳ねる心臓を押さえ込もうと必死にしゃがみこんで、漸く落ち着いたのか身体中から力が抜けた。ベッドの側面に体重を預けてタオルで汗を拭う。見上げた天井はとても白くて、まるでキャンバスのようだ。ここに描いたらまた何か変われるだろうか。そうは思って手を伸ばしても届くはずもなく、小さく笑いを零せば疲れきったように起き上がって鞄に手を突っ込んだ。   (2022/3/3 22:49:20)

支 絵心取り出したのは白い錠剤が入った透明な瓶。慣れ親しんだそれは高校生には程遠いものだろう。ラベルも何も貼っていないそれから二錠ほど粒を取り出すと、持ってきていたお茶のペットボトルのキャップを外して薬と共に飲み込むとカラカラとどちらの蓋も閉じた。何も考えたくない。あの夢だろうと違かろうと逃げ込んでしまいたかった。即効性のそれはすぐに身体に気だるさを感じさせる。倒れ込む前にベッドに沈み込めば自慢の目を閉じて体の力を抜いた。こうして逃げることしか出来ない。呪いのような指摘の言葉から、現実から、逃げてばかりだ。もし、もし本当にあの光景に出会えたら、僕は。……今は、やめよう。たどり着くことだけを考えていたい。嗚呼、きっとこれも逃避なんだろう。親のことも、僕のことも、全部放ってしまいたいから。テレビの中のニュースキャスターだったらよかったのかもしれない。そしたら、遠くで他人事のように話すだけでよかったから。今日も、『欠陥品』はまともになれませんでした。   (2022/3/3 22:49:35)

支 絵心((支家は平和じゃないです!!!!(?)『アルティメットセンパイ』とか聴きながら打ちました。睡眠薬は貰い物です(危ない)   (2022/3/3 22:51:18)

おしらせ支 絵心さんが退室しました。  (2022/3/3 22:51:19)

おしらせ神楽 結月さんが入室しました♪  (2022/3/4 20:16:29)

神楽 結月「僕の子供の頃の話をするけど聞いてくれますか?」いつものような口調で淡々と語り出す。自分は幼少期の頃から理由は不明だったが人との距離を図る事は苦手だった。その癖クレヨンや絵筆等美術に関するものを握らせて絵を描かせては本物のように、あるいは幻のように描き上げる 。その才能に両親は大喜びした。「結月は天才だ!この調子で描いてくれ」「良かったわね、結月!褒めてあげる」…今思えばこれが親から受けた愛の最後だったように感じる。小学生に上がって祖父の誕生日、その祖父は芸術家で知らない人はいない程の大物だった。両親は言う「結月、おじいちゃんに絵を描いて渡したら?きっと喜ぶわよ」「そうだ、認めて貰えたら成功間違いなしだ」両親が言うままに絵を描き上げて祖父に送った。その翌日。その祖父はこの世からいなくなった。まさかその理由が自分の子供の絵とは言えないがその祖父の死は不思議な事に「喜ばれてしまった」人々は言う「あの人は頑固な人だし人の作品貶す事で有名だったからね、良かったんじゃない?」「これで新しい芸術家来るかもな、楽しみだ」   (2022/3/4 20:32:40)

神楽 結月けど。当の本人は「自分の絵によって人を死なせた」と言う罪悪感に苛まれた。でも筆を下ろす事を止めさせてくれなかった。中学に上がったら最優秀賞を尽く総なめにしたけどやっぱりあの事は心に残っているのだ。いつかこの罪が晴れればいい、どうせ絵を描くのは高校で終わり、その後は銀行員にでも就職しようーそう思いながら今日も絵を描き続けるーーーーだけなら絵を描く才能に恵まれただけの画家の高校生の話なのにね?   (2022/3/4 20:33:23)

神楽 結月「本当に話したいのはこっちなんです。僕にも愛を知ろうとした時期はありました。」そう言いながら憎しみと哀れみは自分に向けられた物か否かも分からぬまま話し出す。中学生の頃だ、両親から「誕生日おめでとう結月!」と同時に取り出されたのは新しい絵筆に欲しかった画家の画集…その当時は回りに誕生日ケーキ、自分の好きな料理があったように思う。でも次の瞬間その空間を「破壊した」「僕が何も知らなかったと思う!?おじいちゃんが死んだ日、そうでなくても毎日、僕の隣の部屋で2人が影を重ねて何かをしてたの僕はずっと見てた!あんなのが愛と言うのなら僕は一生知らなくていい!触るな!近寄るな!」誕生日パーティーは一瞬にして地獄と化した。友達も両親も唖然としてた。滑稽に見えて仕方なかった。その次の日からお手伝いさん…確か「紫音さん」だっけ…その人が代わりに来るようになった。あの人は「途中まで」良い人だった。「結月様は何も知らなくて良いのです。愛も恋も知らずに絵を描き続ければ良いのです」…だから信頼してたのに   (2022/3/4 20:47:24)

神楽 結月ある日紫音さんから社交ダンスに誘われて手を緩く握られた瞬間顔を近寄られて「私と付き合ってくれますか?ずっと結月様が好きでした」ーそれを聞いた途端ビンタしたっけ。「君だけは、違うって信じてたのに!何で、何で僕の周りに来る人間はこういう人ばかりなの?!」途中からは泣いていた。慟哭だった。こんな思いをするのなら愛も恋も知らなくて良い、愛される資格なんて散々放棄したのにない。……そう言えば僕の「お兄ちゃん」はどうなんだろ?拒否反応は起きないけど恐ろしくて仕方ない。どうか僕に拒否反応を起こさないで、離れないでーーこれで語りは終わり。   (2022/3/4 20:52:33)

神楽 結月((結月の子供の頃、と愛を拒絶する理由。   (2022/3/4 20:53:10)

おしらせ神楽 結月さんが退室しました。  (2022/3/4 20:53:16)

おしらせ泰杯 或斗さんが入室しました♪  (2022/3/20 00:20:34)

泰杯 或斗((本日は或斗くんと羅針盤くんの文通内容です   (2022/3/20 00:21:00)

泰杯 或斗『春の日射しが暖かな季節になって参りました、お元気ですか……』(母方の親戚からの手紙。今年からそういえば同じ学校だったか。他の人とあんまり関わりを持ってこなかったし、自分に直接あって失望されるのも怖いから会わないでと話したらその通りにしてくれた。丁寧な文面。しっかりとした形式に乗っ取った書き出しから続く自分への心配やらなんやらの内容。学園でも会いたいが姿形を知らないから探せなくて残念だとか、良かったら今度自分がブレンドした紅茶を飲んでくれないかとか、ボードゲーム部を作ったから貴殿も入らないかとかそんな話題が連ねられ、最後にきっちりとした文字で『井佐信弥』と明記してあった。相変わらずきっちりとした文面だなあなんて思いながら裏面を見る。いつもこっちの文面が何より楽しみだった)『ああ、そうさ、今回も先生に添削されてぼっこぼこにされたよこんちくしょう。信弥だ。俺様だ。』(と、砕けた口調の連ねられた文章。こっちの方が友達らしくて好きなのだ。)『   (2022/3/20 00:21:55)

泰杯 或斗『とりあえず、貴殿の、いや、貴殿たちの幸せを祝福する。おめでとう。初めての恋人とはやるじゃないか。もし結婚式場をご所望なら手配は任せろ、俺様が完璧に完璧な舞台を用意してやるさ。ついでにいうと作家としてのポストだって用意しているんだ。勧誘を受け入れてほしいんだが…』(何て最近大切な人が出来ましたと報告したら、こんな文章が帰って来た。相変わらず僕が作家になって彼の会社で出版することを諦めていないらしい。そんなに凄いのかなあ…そうは思えないけどなあ何てやんわり断ってはいるんだがアピールは続いている。)『それで凄く下世話な話をするがヤったのか?』(思わず咳き込んでしまった。唐突に入ってきた性的な話で混乱したまま読み進める)『男子高校生ってのは性欲ワクワクの時期だろう?やっぱりそういうのに興味はたっぷりだと思うんだ。ずっと繋ぎ止めておくなら避けては通れないだろう?』(確かにそうだ。納得がいってしまう。世間一般はそうだが先輩はそんな俗物的な……いやいや!抜け出させたいといった僕がそういう風に神聖視しちゃだめだめ!と首を振る。)   (2022/3/20 00:22:34)

泰杯 或斗『どうせ或斗のことだ。無縁だろう?そういうのは。お前が選んだ人間がどういう人だかは知らないが、相手からが無理そうならお前からモーションかけとけ。ま、一概にヤらなきゃいけないって訳でもないから焦りはするなよ、一説ってだけだ。自分のペースで行けよ。あと一応挟んどく。どうせ或斗は買えないだろうし、蛇にいから拝借しちゃった。俺様も使わないし、やるよ』(フォローと勧め。そして封筒の中から出てくるゴム。かあああと顔が熱くなるのを感じた。先輩と…先輩と!?いや、えええええムリムリムリ!そんな勇気ないよ!でも…先輩、よ、喜んでくれるかな…?引かない…かな?何てゴムをじっと見つめる。蛇にいというのは彼の兄弟子で現在は医者のお方だったから安全性は折り紙つき、というやつだろう。ええええ…と顔を真っ赤にして頭が悶々としながら、その日は、眠れなかった。   (2022/3/20 00:22:38)

泰杯 或斗((さらばっ   (2022/3/20 00:22:50)

おしらせ泰杯 或斗さんが退室しました。  (2022/3/20 00:22:52)

おしらせ絢瀬 慶太さんが入室しました♪  (2022/3/20 00:35:29)

絢瀬 慶太「桧山警視正、ちょっとお話があります」そう呼ばれて出てきたのは隠し部屋。自分しか入れない部屋。そこに通されて見えたのは慶太の両親の会話だった。「警視正、あの計画は急いだ方が慶太様のためにはよろしいかと…でないとあの両親一生閉じ込めるつもりでいますよ」その会話はこうだった。「なぁ母さん、最近慶太の様子おかしくないか?前よりも威厳がないし何よりも俗世に染まりすぎている」「そうね、やっぱりあの幼馴染のせいなのかしら?けど慶太に限って恋人は作らないように何度も話したかし幼馴染とも遠ざけているから恐らく友達のせいね」「なら決まりだ、今度の会議で慶太を次の当主に指名して閉じ込めさせる。全ては絢瀬家の存続のために」「そのためなら協力しますよお父さん」   (2022/3/20 00:40:30)

絢瀬 慶太それを聞いた途端怒りが爆発して「警視正!お控えください、冷静に!」…分かったよ、そっちがその気なら「私」にも考えがある。せいぜい楽しみにしておけ、あの古いしきたりに縛られた者達に地獄を見せてやろう、必ず。そして助けだそう、慶太とその恋人を。   (2022/3/20 00:43:08)

絢瀬 慶太((慶太に危機が迫っている…?慶太の両親と桧山警視正の話。   (2022/3/20 00:43:47)

おしらせ絢瀬 慶太さんが退室しました。  (2022/3/20 00:43:51)

おしらせ白兎湊さんが入室しました♪  (2022/5/20 23:52:52)

白兎湊((片思い。   (2022/5/20 23:53:20)

白兎湊(不思議な感情ができた。言葉では形容し難い感情がただ頭の中で流れていて。時間が経てば経つほどほろほろと次から次へと止めどなく溢れてくる涙を拭い続ける。こんなに涙が溢れて止まらないのは、久しぶりだし、こんな時どうすればいいのか分からない、その上自分が悩んでいるのは“不思議なもの”だからこそ、今まで何とも思っていなかった貴方の仕草が気になったり、貴方の事を目で追ってしまったり、空いた時間は貴方の事を考えてしまったり、貴方の笑顔をずっと見ていたいと思ってしまったりと、貴方のことをずっと考えてしまった。)   (2022/5/20 23:56:46)

白兎湊(こんな意味の分からない感情は初めてで、思考回路も感情もぐちゃぐちゃに掻き乱されてしまう。いい歳した大人である自分がまるで思春期の頃の様な悩みを抱えてしまうなんて誰が想像しただろうか。少なくとも白兎湊は勿論、その家族ですら予想なんて出来なかっただろう。この感情に名前を付けたくない。そもそもこの感情を認めたくもない。)本当に人間ってというのはめんどくさい……。(今、俺ががこんなにも貴方という存在に感情を掻き乱されているのに貴方は勿論ここにはいないし、きっと俺の事なんて眼中に無いんでしょう。本当に私は惨めで憐れだ。……でも、1回でいい。本当にそれ以上は望まない。1回でいいから。)俺に、俺だけに微笑みかけてくれてもいいじゃん   (2022/5/21 00:00:42)

白兎湊((以上、白兎湊片思い劇でした   (2022/5/21 00:01:01)

おしらせ白兎湊さんが退室しました。  (2022/5/21 00:01:02)

おしらせ己己己己 己己さんが入室しました♪  (2022/5/28 00:50:37)

己己己己 己己己が在学しているステラ学園には、どうやら姉妹校というものが存在しているらしい。その存在を知る者は少なく、名前や場所を知っている者は何百人といる中で数十人しかいないという。交流も少なく何かを合同ですることも無く日常生活で名前も何も聞かないため存在自体を知らずに卒業していく生徒が大半らしい。姉妹校は内情について知る者は在籍している生徒以外にはおらず、口コミは異様な程に高い。ただ、あの学園は口コミのような居心地のいい学園ではないのだろう。己は過去に一度だけ、その「学園」を見た事がある。   (2022/5/28 00:56:49)

己己己己 己己その建物は極めて異質で周りの何よりも悪目立ちをしていた。死が近い人間から見えるあのもやが、黒い霞が、あの建物全体を覆っていた。並大抵の病院とは比べ物にならない何かがあった。あまりにもそれが濃いせいで、その建物がなんなのか己にはわからなかった。異質。あまりにもおかしかった。首筋に刃物が当てられているかと錯覚するくらい、冷たく奇怪なものを見ていた。この世に存在しない何かがいるのでは、この世に存在するものでは無いのでは、と思うほどに。今でも心のどこかで夢なんじゃないか、幻覚なんじゃないかと疑ってしまう。   (2022/5/28 01:02:55)

己己己己 己己だがあれは実在している。間違いなくそこにある。あの学園を呆然と見つめていた時、あの学園からひとり人が出てきた。その人は俺の姿を認めると、虚ろな目を向けて挨拶代わりのように口角を上げた。傍から見れば微笑んでいるように見えたのだろうが、己にはそれが笑顔に見えなかった。何かに取り憑かれて糸に引かれているようだった。自分の意思に関係なく、ただ「笑え」と命令されそれに従っているだけ。『人間じゃない』己はその顔を見た時、直感がそう言った。あの学園に入ってはいけない。あの学園に近づいてはいけない。存在が知られていない理由があの顔ともやに全て現われていた。 「あの学園には関わらない方がいい」 己が知っているのはこれが全てだ。   (2022/5/28 01:19:39)

おしらせ己己己己 己己さんが退室しました。  (2022/5/28 01:19:41)

おしらせ後片 内人さんが入室しました♪  (2022/6/6 23:25:14)

後片 内人授業中に倒れた。今までなんとか我慢できていたが、ここまでなってしまったら、なるだけ急いで病院へ行った方が良い。思い立ったが吉日とはよく言うもので、内人はその足で1度、丁度法事等で誰も居ない実家へ帰った。勿論学園から許可を貰った。その日すぐは流石に病院側が難しいから、明日にしようと予約をした。既に遅い時間であったこともあり、疲れた内人は何の支度もせず、そのまま自室の布団で寝てしまった。それからどれだけの時間が経ったか定かではないが、内人が目を覚ますと、もう明るくなっていた。窓から差す日光を理解したのと同時に、いつもの頭痛に襲われた。いつものことだ。と言い聞かせたとて、痛みが和らぐ訳でもないし、慣れる訳でもない。痛いものは痛いのだ。しばらく動くことすら出来ず、布団や枕などを力の限り引っ掻いたり、奥歯が軋む音を聞きながら歯を食い縛ったり。そして今日も吐いた。結局吐いた。前に思い切り吐いた日から、ほぼ毎日吐いている気がする。どうして日に日に酷くなるのだろう。たまにはすこぶる元気な日があったって良いだろうに。まだマシと思える日があるくらいだ。日中は朝ほどじゃないのが唯一の救いだろうか。   (2022/6/6 23:26:06)

後片 内人体調もあるし、フラフラしているので、仕方なく家にタクシーを呼んで、小さい頃からいつも通っている病院へ向かった。そこにいる院長がかかりつけ医だった。今自分が使っている頭痛薬も、その院長が処方してくれた物だった。   (2022/6/6 23:26:09)

後片 内人「お久しぶりです、先生」「本当に久しぶりだね……内人くん。大きくなったね、あはは」「そうですか?なら良かったです」「良い事だよ。……そして、まだ薬は足りそうだったけど、どうしたんだい?風邪でも?」「いや、風邪じゃあないんです。最近、頭痛が酷くて、薬が効かなかったり、なんか、吐いたりとかもしちゃって。どうすればいいか分からなかったから」「そうか、それは大変だったね。じゃあ、とりあえず、もっと強い薬を出しておくよ」院長はそれだけ言った。流石にどうしても気になった内人は、恐る恐る聞いた。「あの…俺が吐くのとかって、何が原因なんですかね…」「簡単だよ。それも頭痛に伴う症状。だから、『君と同じ』頭痛に悩まされている人達は同じようなことを味わっているんだ」頭痛が顕著になってきて不安だった時と、ほとんど全く同じことを言われた。「だから、内人くん。辛いだろうけど、頑張って耐えてね_______君一人の苦しみじゃないんだから」院長の優しげな笑みが、一瞬悪魔のように感じられた。そして、内人は明日も明後日も明明後日も、真相に気付くその日まで、きっと我慢を続けるのだ。   (2022/6/6 23:26:39)

後片 内人((突発的に書きたくなった内人のかかりつけ医との話✌️こんな感じの藪医者ですどうぞよろしく!知っての通りロスト禁止なので誰かこいつをちゃんとした病院へ連れてってください🙇‍♀️🙇‍♂️   (2022/6/6 23:30:57)

おしらせ後片 内人さんが退室しました。  (2022/6/6 23:31:03)

おしらせ朝霧 羽鳥さんが入室しました♪  (2022/6/7 01:55:05)

朝霧 羽鳥「羽鳥先生、”向こうの”学園ではどんな仕事を?」レモラ学園の生徒からよく問われる質問には「そうですね、普通に教師と牧師の仕事をしますがここは教会があるので本来の牧師の仕事が出来るので助かっています」といつも通り穏やかな笑みを浮かべて答える。それで良かったはずなのだ。けれど何故だろう、何故?最近ピアノもオルガンも"音色が濁っている気がする"けれどその原因は分からないまま。どうせ疲れが溜まっていたからだろうなんて放っておいたらツケと言うのは回ってくるもので。ある日ステラ学園で普段通り音楽の授業をしていたら身体が大きくぐらついて「羽鳥先生!?」「誰か、保健室に!急いで運べ!!!」生徒達の切羽詰まった声を子守唄にして気絶するように床に倒れ込んで眠りに落ちていった。   (2022/6/7 02:01:57)

朝霧 羽鳥───夢を見ていた。それは「本来ならあり得ない夢」〇〇主催コンクールでの事だ。今回は"いつもの人がいる"なら真剣に勝負しないと。そう思っていたのに"その人は"自分でも驚くようなミスをした。その人が弾いたのは「ショパンの幻想即興曲」それも普通ならミスなんてしない場所。その場所で"あり得ないミスをした"。現実をなぞらえているように。その次は自分が弾く番、演奏する曲は「ショパンのノクターン第20番通称──遺作」弾いている間だけは夢中になれた。まるでピアノと自分しかいないような世界に入っているような気がして。弾き終わった後万雷の拍手が起きてその後の結果は──分かってる。自分が優勝して"その人"は2位だって。これだけなら良かったのに。もう1つの夢が問題だった。目が覚めると周りには檻、自分には手錠と足枷。"その人"は笑顔で言う。「羽鳥先生が悪いんですよ?いつもいつも────勝つからだからこうするしかなかった」聞いた瞬間に冷たい床に倒れ込む。「羽鳥先生───ずっと俺の事を忘れないでくださいね」   (2022/6/7 02:13:45)

朝霧 羽鳥保健室のベッドでゆっくりと目を開くと「大丈夫ですか!?だって先生うなされてましたよ?」と心配する生徒……あぁ、自分は慕われているのか。それが分かっただけで安心できる。「俺は大丈夫ですから、さぁ、自分の教室に戻ってくださいね」と優しく促してベッドに座る。──今回の件で分かった事がある。当分は悩まされそうだと、少なくとも"その人"に会うまでは。   (2022/6/7 02:18:29)

朝霧 羽鳥((羽鳥先生と"ある人"の話。   (2022/6/7 02:19:37)

おしらせ朝霧 羽鳥さんが退室しました。  (2022/6/7 02:19:41)

おしらせ平島 和さんが入室しました♪  (2022/6/22 23:19:39)

平島 和「和」そんな自分を呼ぶ優しい声が聞えた。振り向けば長い髪を一つに束ねた、眼鏡のよく似合う女性の姿があった。その女性はこちらに 微笑みかけ、手招いた。幼い頃の、まだ幸せだった頃の、ちゃんと家族の形が綺麗だった頃の話。何か手伝いをすれば、頭をなでられ、一緒に遊びたいと言えば、公園で競走をし、ヒーローに憧れていれば、悪役を演じてくれた。だが、別にそんな日がいつまでも続くとは、 慈悲深い天使でさえも言わないのだ。   (2022/6/22 23:20:33)

平島 和怒声が度々聞こえると思ったら、両親 が親しげに話すこともするすると消え、いつの間にか家には自分と父しかいなかった。それでも、母は月に1度だけ、家に来ては一緒に遊んでくれていた。そんな生活を1年か2年程続けていた頃だった。いつもは何があるか分からないと言って傍にいた父が不在だった。どうやらどちらかが日を間違えていたのだろう。母はそれでも気にした様子はなく、我が息子と遊ぼうと家に入った。自分も特に気にしていなかった。その日も、いつものように遊べると思っていた。 雨が降っていたので、室内で遊んでいた。カーテンは母に閉められた。雪が鳴ったら光った時に怖いでしょう、と言って。確かにそうだと納得してしまった。その日は工作をしていた。ハサミを使って牛乳パックを切ったり、色紙を好きな形に切ったりしていたのだ。母はそんな自分を愛おしげに見つめていた。   (2022/6/22 23:22:30)

平島 和母は唐突に、「今、和は幸せ?」と聞いた。まだ小学生だった自分は、よく分からなかった。「幸せ?」という質問は母にとって、かなりの分岐点だったというのは、今なら分かる。でも、当時の自分にはそれが分からなかった。「しあわせって、なに?」と聞くのは流石にしなかった。しなかったと言うよりできなかった。だから、「しあわせだよ」と 答えた。すると、母は不気味に笑った。「幸せなら、いいよね」なんで 声が聞こえた気がした。 空耳だったかもしれない。とても、怖かったから。まだ雷の方がマシだと思えるくらいには。母は思い立ったようにハサミを持ち、こちらに刃を向けてきた。何をされるか分かったようでまだ分からない自分は、漠然とした恐怖でひどく震えながら、母に背を向けないまま這いずって逃げようとした。恐ろしくて立つことさえできなかった。そのままずるずるとじりじりと、背中が壁に当たるまでに追い詰められてしまった。   (2022/6/22 23:23:26)

平島 和「やまと……わたしのかわいいこ……」なんて声までもが空目だとは流石に思えない。「しあわせを、わけてちょうだい」 口の端が気持ち悪い程に吊り上がっていた。自分は何も言えなかった。 まるで何かに縛られたかのように動けなかった。冷や汗が噴き出しては垂れた。母はその握りしめたハサミを、我が息子に刃を向けたハサミ を、振りかぶった。そして、それを自分の視界の右寄りに向かって振り降ろしてきた。自分…そう、和にとっては、そこからの記憶がない。しかしその当時の、意識を手放す前までの和が語ってくれるだろう。いや、 もしかしたら、現在を生きる和…自分も、覚えているかもしれない。あまりの恐怖に、覚えていないと言って逃げているだけかもしれない。   (2022/6/22 23:23:42)

平島 和__一瞬、何が起きたのか分からなかった。右目に謎の異物感があった。 でもそれも本当に一瞬のことだったと思う。自分には何秒も経ったように感じられたが、ごりゅ、というような、まさしく何かを抉るような音が聞こえた。すると、右目にあった異物感が痛みに変わって襲いかかってきた。その後も、右目を潰してしまおうとしているかのような動きで、右目に刺したハサミが暴れた。自分は「痛い」とも言えず、喉の奥からひねり出したかのような、言葉にもならない、声にすらならない音を上げていた。 溢れた涙は、右側だけ赤く染まって色白の肌を流れた。冷や汗だったものが脂汗に変わる。床を今までにないくらいに引っ掻いて、爪を立てて痛みに耐えようとした。焦点も合わず、母が今どのような顔をしていたのかも分からなかった。そして、また今までとは違うような音と共に、今までと違う感覚をおぼえた。それと同時に、視界が暗転した。   (2022/6/22 23:23:54)

平島 和目が醒めたと思えば、そこは家ではなかった。無機質な心拍を測る機械の音が響いた、天井も壁も真っ白な、正しく病室だと思わざるを得ない空間に寝ていた。自分がどうしてここにいるのか、全く理解が出来なかった。目を醒ましたとはいえ、右目はもはや瞼を動かすことも禁じられた。眼帯で覆われている。起きたことに気付いた父が、子供のように嬉しそうな顔をし、涙を溜めながら抱き締めてきた。生きてて良かった、とか、本当にごめんな、とか、そんな声が聞こえてきた。自分は、ありがとう。とだけ返した。「今、和は幸せ?」そんな声がまだ脳裏に残っている。父の愛情に触れて、嬉しい筈なのに、多幸感がある筈なのに、どうしてか、今同じことを聞かれたら、幸せだとは答えられない気がした。幸せだと答えたら、幸せじゃなくなる気がした。まだか細く残っているであろう幸せを握り締めるように、和は幸せになろうという意欲を捨てた。これ以上幸せだと感じてはいけないと、そう思ったから。   (2022/6/22 23:23:57)

平島 和「己の幸せを求めなくなった、今はただ平和を願う少年の昔話」   (2022/6/22 23:26:04)

平島 和((途中結構可哀想な描写があるのでお気を付けて………!!!🙇‍♂️   (2022/6/22 23:26:45)

おしらせ平島 和さんが退室しました。  (2022/6/22 23:26:53)

おしらせ星宮来夢さんが入室しました♪  (2022/7/20 23:15:14)

星宮来夢((どうも伝説の副会長です。中々参加できないのでソロル置いていきます   (2022/7/20 23:16:08)

星宮来夢六月の話。来夢は雨が沢山降る日は苦手だ。それがなぜか。姉がいなくなった日が激しい雷雨だったから。来夢はこういう日は常に家にいる。反動を起こしかねないからである。しかし今日はそういうわけにはいかない。休日の寮は滞在する人が少ないと食事が提供されないので、ご飯を買いに行かなければならない。来夢は仕方なく外を出た。早く帰りたかったので少し急ぎ足になりながらも、滑らないように気を付けて誰もいない道を歩く。学園は近くに小さな商店があるのだが今日はやってない様子だ。来夢は仕方なくバスで町に行くことにした。   (2022/7/20 23:23:00)

星宮来夢しばらくしてバスを降り、目の前の踏切を渡ろうとすると、突然警報器がカンカンと鳴りだした。「なんだ、電車か」と呟く。憂鬱そうに   (2022/7/20 23:24:25)

星宮来夢待っていると、突然服に変な感触がした。見ると、中学生くらいの女の子がすぐ近くに立っていた。少し距離をとろうと、震えそうな体を落ち着かせて少しずつあとずさる。すると女の子が「お兄さん、もう、電車来る?」とゆっくりか細い声で呟いた。「はい」と小さく返すと、「行かなきゃ」と言って女の子は踏切に向かい走りだす。来夢が腕をガッと掴み、「まって!」と言う。女の子は美しい目をうるうるさせてこう言う。「もう嫌なの。離して。お腹が空いた…腕が痛い…」ガタンゴトンとやけに大きな電車の音が耳に響く。耳障りだった電車の音も踏切の音も消え、遮断機が上がる。来夢はどうしたらいいか分からなかった。女の子はお腹が空いたと言うので、とりあえず来夢が何かをコンビニで買ってあげることにした。来夢は分かるのだ。この女の子はいじめられている。そう考えると、あの日がフラッシュバックする。   (2022/7/20 23:33:01)

星宮来夢来夢は元々、今の音楽家の両親の所ではなく、別の所で生まれた。生んでくれたのが誰かなんて、もう分からない。ただ分かるのは、自分はその生んでくれた母に売られたということ。来夢には記憶がある。荒い性格の男女に買われ、毎日虐待を受けた。時には性的虐待もされた。背中だってナイフで切られた。最悪の日々だった。ところがある日、その男女が喧嘩し別れることになり、来夢は見捨てられた。激しい雷雨の日、川の橋の下に放られた。その時、来夢も今の女の子と同じように踏切で命を消そうとした。それをたまたま見つけたのが姉。姉に救われ、その後来夢は姉の所で育てられた。だからその女の子がどうしたいのか分かる。助けてほしいのだ。しかし、来夢は寮に住んでいる身だし、両親も今はいない。どうしようもなかった。とりあえず来夢はコンビニで買ったおにぎりを女の子に渡した。女の子は獣のようにガツガツとおにぎりを平らげた。その後、来夢に向かって踏切へと歩きながらこう言った。「天国も地獄もこんなクソみたいな世界には存在しないよね。だから少し食らう」   (2022/7/20 23:45:08)

星宮来夢((誤字w   (2022/7/20 23:45:23)

星宮来夢「天国も地獄もこんなクソみたいな世界には存在しないよね。だから少しくらいいなくなったっていいよね。誰かが呼んでる。行かなくちゃ。」踏切は警報器がなり響いている。遮断機はもう降りた。女の子は遮断機を飛び越えこう言った。「とても素敵な、六月だったな」…警報器がこれでもかというくらいうるさい。汽激しく響く音が耳に残り続けるまま、来夢は全速力でそこから駆け出した。…そこからあの子がどうなったのかは分からない。来夢は感情なんてない人間のようにずっと放心状態だ。あの日がフラッシュバックする。あの女の子はニュースには   (2022/7/20 23:51:37)

星宮来夢載っていなかった。あの女の子の正体は誰にも、分からなかった…。   (2022/7/20 23:52:32)

星宮来夢((んw途中誤字だ…『汽激しく響く』→警報器が激しく響く   (2022/7/20 23:53:42)

星宮来夢((来夢の過去に触れるストーリーですね。来夢の今の両親に拾われる前のことがフラッシュバックする話。だから来夢の過去にさらに触れられたと思います。ちなみに過去来夢の話はなんとなく「とても素敵な六月でした」をイメージさせています。聞いてみてね。   (2022/7/20 23:56:26)

おしらせ星宮来夢さんが退室しました。  (2022/7/20 23:56:33)

おしらせ朝霧 羽鳥さんが入室しました♪  (2022/9/23 22:50:49)

朝霧 羽鳥「あれ?どうして?何で何で何で何で…」"一音"が弾けない、届かない。その音さえ弾ければ後はスラスラと水が勢いに乗るようにいつも通りに弾ける"はずなのに"どうしてだろうか弾けない、首に引っかかっているような嫌な感覚。あぁ、ゴメンなさい、私は…"本来仕えないといけない神様に背いた、教えを破った"一体これは誰に対する謝罪だろう?牧師として仕えていた神様?それとも"あの時"本当にやりたい事を告白した先の生徒?それとも…自分を犯した、禁忌を踏み抜いた先生?それ以外に謝罪する相手が見つからない。しかも最悪な事に倒れる回数が以前より増えた気がする。これが何もないと良い、あぁ、ごめんなさい…今日も私は抗う事が出来ませんでした。そう思いながら意識は暗闇の底に落ちて消えていった。   (2022/9/23 22:50:56)

朝霧 羽鳥((羽鳥先生のスランプ。原因は…?   (2022/9/23 22:51:21)

おしらせ朝霧 羽鳥さんが退室しました。  (2022/9/23 22:51:41)

おしらせ美濃 真唯さんが入室しました♪  (2022/9/29 00:11:08)

美濃 真唯(下手から射すライトに目が眩む。少しの間眼を覆った腕。繊細に縫われた眼前の黒い袖。今、やっとの想いですべてを乗り越え、俺は主役を張ってここに立って____必ず演じ切ってやる。)「…?」(何か、忘れているような。セリフも、ミザンスも、全部完璧にしてきた。間違いなんて一寸も無い、要件以上の出来栄えを死に物狂いで磨いたはず。ミスなんて有り得ない。そうして生きてきた。折れた腕のまま羽ばたけないか弱い雛なんてどこにもいない。何もかも、自分の力で、ここに…)「「自分だけの力で」?」(あの、どうしようも無いほど煮え滾った気持ちを乗り越えたのは、本当に自分の力だけだったのか?今この舞台に立っているという事実は、自分は何か大切な何かを踏みつけにしたから為し得てしまったことではないか?)「…ッ」(開演ブザーが鳴っている。行かないと。楽屋に映る己の姿は、驚く程に輝いて見えた。「美しい」、そう言った声の主は誰だっただろうか。)   (2022/9/29 00:11:23)

美濃 真唯(自信に満ちた微笑みと共に舞い、スポットライトを独り占めにする自分を想像した。最前列中央に席を一つ残した客席から送られる盛大な拍手が聞こえる。そんな自らの"美しい"姿が、誰よりも憎らしく映ってたまらない。その空席に座り、舞い踊る自分を睨み付ける俺は、得体の知れない憎らしい悪魔の顔が、嫌で、嫌で、しかたがなくって)「…醜くなれ」(手には蓋のない小瓶が握られていた。それを放ると、そこには顔面を覆って悶え苦しむ自分の姿があった。)____「…夢?」(目が覚めると、四肢は鎖に繋がれていた。)   (2022/9/29 00:11:28)

美濃 真唯『箱庭の夢』   (2022/9/29 00:12:05)

おしらせ美濃 真唯さんが退室しました。  (2022/9/29 00:12:06)

おしらせ神楽 結月さんが入室しました♪  (2022/10/4 01:52:55)

神楽 結月最近はとある先輩とお兄ちゃん限定で拒否反応が出なくなった。愛を求めなくなった。渇いてなどいない事の証明のように。それは2人に守られているからだろうか?それともお兄ちゃんが止めているからだろうか?理由はともかくとしてこれは本当に良い傾向だと思う。しかしどうしても他の先輩方、同級生には相変わらず出てしまうがもうこれは仕方ない事なのだと諦めた。さて、いつお兄ちゃんに紹介しよう?驚くだろうか?それともやっぱりその方でしたかと言われるだろうか?何より問い詰められるだろうか?"とある先輩"もそれは心配していた。お兄ちゃんの尋問はかなり激しいから無理もないと思う。自分が守らなければ、自分が選んだ人なのだから安心してほしいと。説得しなければ。対策を綿密に考えよう、でないとお兄ちゃんには勝てない   (2022/10/4 01:53:01)

神楽 結月((三者面談に関しての結月の考え   (2022/10/4 01:53:41)

おしらせ神楽 結月さんが退室しました。  (2022/10/4 01:53:44)

おしらせ小野寺さんが入室しました♪  (2022/11/30 20:59:26)

小野寺小野寺   (2022/11/30 20:59:30)

おしらせ小野寺さんが退室しました。  (2022/11/30 20:59:39)

おしらせ小野寺さんが入室しました♪  (2022/12/4 21:44:02)

小野寺小野寺   (2022/12/4 21:44:06)

おしらせ小野寺さんが退室しました。  (2022/12/4 21:44:14)

おしらせ一ノ瀬 澪 .さんが入室しました♪  (2023/1/28 03:53:51)

一ノ瀬 澪 .(( 久々にソロルを ... ( こそ、)   (2023/1/28 03:54:07)

一ノ瀬 澪 .( 夜半 _ 寮の自室にて __ ) もう少しでも1年、ですか ... 、( クリスマスなどのイベントはお互いバラバラで過ごした。自分は勿論一人、寮の自室でずっと空を眺めていただけだが、彼はどうだったのだろうか。きっと家族と一緒に過ごしたのだろう。もしかしたら素敵な人との可能性もある。かれこれ1年が経過してしまったが彼の前にはまだ素敵な人は現れないのだろうか。最初は一ノ瀬の記憶に残るように、それを口実にお付き合いが始まった。日に日にずっと一緒にいたいと思いようになったものの、未だ不安は完全には消し切れない。少し時間が経ってしまったからか記憶が薄れ始めてきてしまっている。もしかしたら恋人関係であることすら消えてしまいそうだ。)   (2023/1/28 03:54:24)

2022年02月15日 12時34分 ~ 2023年01月28日 03時54分 の過去ログ
【BL】私立ステラ学園/ソロル部屋/成りチャ
現在のルーム
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