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「【 置きロル 】涅槃の死に際に」の過去ログ

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タグ 涅槃の死に際に


2022年02月14日 16時59分 ~ 2023年04月02日 13時19分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

迷 / 瞋門 八衣「 ふふ、まさか。私はまだ若輩。当主と言う立場も、前当主から受け継いだものに過ぎません。あなたから見れば、子供であることに間違いはないのですから。」御三家当主だなんだと呼ばれていても、未だ私は子供である。18歳。同年代の子息子女たちは大人ぶりたくなる年頃でしょうか? 分かりません、私の周りに同じ年頃の方などはなかなかいませんでしたから。 物心ついた時から子供らしい扱いをされたことはなく、大人に混じって鍛錬し、妖を殺し、人を殺してきた。( 初めて人の命を奪ったのは、齢が10になった頃。) ( 小さな手には重すぎる刀を握って、) ( 後ろ手に縛られたひとの首を。) 鮮明に覚えているかと聞かれれば、薄れた記憶であると答えよう。8年も前のこと。それからも幾多数多を手にかけたのだ。妖より人間を殺したことの方が多くなってしまった今、初めの1回なんか覚えていない。( それがどれだけ『 異常 』なことか。よくよく理解出来てしまうのも、また考えものですね。)   (2022/2/14 16:59:03)

迷 / 瞋門 八衣血の匂いも、人の肉を断つ感触も、最早日常に溶け込んでしまった。食事をし、睡眠をとること。それと同じように、私は命を散らすのでしょう。そう考えてみれば、ほら。あなたも私も、何ら変わりのない『 ひとごろし 』ではないですか。立ち位置が違うだけ。たったそれだけ。碧羅さまがまともな人間の素振りをすればするほど、自分の異端さが浮き彫りになるようで_____と、見つめていたテーブルの角に影がかかって、初めて碧羅さまが隣まで来ていたことに気付く。考え事に沈むと、これだからいけない。長くしなやかな指がこちらの顎を掬う。くい、と上向けられてあなたの顔が視界に収まった。好青年ぶった笑顔とは裏腹に、目元に残る涙の跡。『 いただきます。』その言葉と同時、塞がれた唇の意味を理解するには少々時間がかかった。「 んッ、ぅ、」吐息は、どこにも漏れることはなく。ただ2人の間を行き来して。「 _________ッッッ!! 」瞬間。何の躊躇もなく、遠慮もなく。口内に痛みと血の味が広がった。   (2022/2/14 16:59:14)

迷 / 瞋門 八衣男は満足気な顔で私から噛みきった肉を味わっている。『 ご馳走様でした。』なんて彼が呟いて、ようやくいただきますの意味を理解した。唇の内肉。確かに目立たない場所ではあるが、これではしばらくまともな食事が出来ないでしょうに。溜息を吐きたい衝動を抑え、ごくり、と。口内に溜まった血液を嚥下した。「 ………………言、いたいことは。色々とありますが、まずはお粗末さまでしたと。」痛みは鈍い疼痛となって、喋るたびにこちらを襲った。「 そして、折角ですから。風味の感想など、いただいても宜しいでしょうか。」未だ隣に立つ青年を見上げる。155センチの身体だと彼を見上げるにはやや首が痛いな、なんてさっぱり関係のないことが頭を過ぎる。「 先程あなたが食した肉と、今まであなたが食したであろう御三家たちの肉と。」私の味は、同じでしたか。 そう問うては、「 『 なんでも 』話してくださるのでしょう? 」と、滲んだ血を舌で拭ってみせるのである。   (2022/2/14 16:59:26)

迷 / 瞋門 八衣(( 空座ちゃん宅 碧羅くんへ!   (2022/2/14 16:59:59)

おしらせ迷 / 瞋門 八衣さんが退室しました。  (2022/2/14 17:00:06)

おしらせ迷 / 枷ノ宮 鈍色さんが入室しました♪  (2022/2/14 17:00:28)

迷 / 枷ノ宮 鈍色ぱきり。作り上げた甘ったるい空間に亀裂が走った音がした。触れていた指先も余韻すら残さずに消えていって、視線は興味を失くしたようにあらぬ方向へとむかう。( きみの気を引くのは、いつだって命なきものばかりだ。) くすんだ涅槃水晶みたいに綺麗なきみは、同じように生気のないものだけを愛するのだろうか。否、それだって結局は。遠い。きみはどこまでも遠い。捕まえたと思っても、すいといつの間にか手の内をすり抜けている。何の感情も読み取れない横顔をしばし眺めては、僕も彼の視線を追った。外の世界を何にも知らずに揺蕩うもの。らしくもなく、すとんと笑みの抜けた表情で、僕は雨音のように言の葉を落とす。「 …………さて、これは例え話だ。」   (2022/2/14 17:03:23)

迷 / 枷ノ宮 鈍色「 雨が降ると、地面の窪みに水が溜まるだろう? 僕はそれを『 自由 』と呼ぶのだけれどね。」先程頭に過ぎったことを、多少形と表現を変えて語る。難解な語り口調は最早独り言のようで。「 雨粒に打たれていると、自分も地面に落ちた水溜まりのひとつになったみたいで気分がいいんだ。」きみにはよく理解が出来ないだろうか。何をいきなり口走っているんだと、疑問に思うかもしれない。だけれど、きみの反応なんか気にしちゃいない僕だ。お構い無しに一人芝居を続けよう。「 土に還る、なんて言う表現があるけれど…………僕は、海に還りたい。帰る場所があるのなら。」水葬。夢物語。泡となって消える人魚姫を、『 わたし 』は羨ましいと思ったんだ。僅かな静寂。この部屋は、あまりにも音がない。   (2022/2/14 17:03:25)

迷 / 枷ノ宮 鈍色「 と、言うところで。水溜まりを自由と呼ぶならば、きみはまるで『 臆病な仔猫 』みたいだ。」突然の方向転換。自分に矛先が返ってきたことに気付き、うんざりするだろうか。そこに何の関連性があるのだと首を傾げるだろうか。水面に映る月のように掴み所がないきみの思考は、僕にだって読めやしない。考えたって分からないのなら、好きにやらせてもらうよ。きみはいつも通り、聞いているんだかいないんだか、よく分からない顔付きで聞き流していればいいさ。「 さて、じゃあきみは______何に怯えているんだろう。」そこに疑問符は付かない。問いかけではないからだ。答えを求めてはいないからだ。「『 世界に生かされている 』と嘯くきみが、何を足踏みしているのかな。」離れていった指先の変わりに、きみの耳元で揺れる耳飾りをそっと一撫でする。しゃらり。響く音色は鈴のよう……なんて、この流れで口にしたら手痛い皮肉になってしまうか。   (2022/2/14 17:03:44)

迷 / 枷ノ宮 鈍色「 分からなくても別にいいよ。」「 そんなきみも、僕は大好きだからね____。」囁いた甘い言葉とは裏腹に、その視線と声音は酷く冷ややかである。今、きみが此方を振り返って見たのなら、思い出した風にとろりと瞳を溶かして微笑むだろうけど。   (2022/2/14 17:03:56)

迷 / 枷ノ宮 鈍色(( 凪ちゃん宅 黎明くんへ! 何だかめっちゃ返しにくい文章になったので、斜め読みしてください🙏🙏💦   (2022/2/14 17:05:07)

おしらせ迷 / 枷ノ宮 鈍色さんが退室しました。  (2022/2/14 17:05:11)

おしらせ塩鮭/凪さんが入室しました♪  (2022/2/15 07:36:42)

塩鮭/凪「御礼を言うのは…私…ありがとう…ありがとう…!」「そうなの?…えへへ…湖南から初めて贈り物を貰った人になっちゃった…何だかすごくふわふわしてる…」くすくすと嬉しそうに笑い少し特別感のようなものが芽生えながら顔をそっと見てみると涙を流す貴方を見て驚いてしまった。何か悪い事でもしただろうか…そう思ったが嫌そうな顔でも悲しな顔をして泣いている訳では無い…もしかして自分と同じなのだろうか?と思うと嬉しくて堪らなくなってしまう。「ほんと…!頑張る…頑張るから!楽しみにしてて…!」精一杯の微笑みが嬉しくて絶対に成功させると心に決めたのだ。   (2022/2/15 07:36:48)

塩鮭/凪((酸化さん宅の湖南ちゃんへ!!   (2022/2/15 07:37:04)

おしらせ塩鮭/凪さんが退室しました。  (2022/2/15 07:37:07)

おしらせ凪。 / 壊美夜 黎明さんが入室しました♪  (2022/2/17 09:42:08)

凪。 / 壊美夜 黎明「…さぁ、何だろう。」(いつもと変わらない声音で、彼女の演説じみた語り口に短く返事を下した。彼女の言葉はいつだってどこか不可解で、こちらを理解しようとしているのかしていないのかあまり分からない。心に寄り添おうとしているのか、自分の好きなように言葉を選び、脳内に浮かび上がったものをそのまま声として発しているだけなのか──今回の言葉もまた、それだ。彼を“臆病な仔猫”と表現した彼女。言葉の前半はただただ持論を展開していただけなのに、広げられた風呂敷は突然彼に差し向けられる。彼女の方へ目線を戻さず、彼の眼差しは培養槽の中に浸された死体へ注がれたままだ。彼女の言葉を聞いてはいる、内容を理解してもいるが、その思考回路に同調することは出来ない。狂い方の種類が違う、悪意の方向性が違う──同じ悪人、狂人である彼ら二人の間にも、分かち合えることの出来ない違いは存在するのである。自分が何に怯えているのかに対し、彼が煮え切らない返答を零したのは、考えるの面倒だからだとか、どうでも良いから、などではない。純粋に、理解が及ばなかった。……彼は、自分自身にすら気を引かれない故に。)   (2022/2/17 09:42:18)

凪。 / 壊美夜 黎明「そう、それは良かった──君がそう言ってくれるうちは、俺はこの世界に生きていても良い人間な気がするよ。」(この世界に自分が必要なのか不要なのか、生きていて良いのか悪いのか──世界に生かされていると先程自分の口から語ったばかりだと言うのに、すでに彼の言葉は別のものになり替わっている。まるで、彼の言う“世界”が彼女であるとでも言うように。しかし、きっとそういう意味ではない。彼は委ねただけだ、彼女と言う一人の個人に。自身の存在価値を図る判断材料としての立場を…委ねた?いや、押し付けたと言った方が正しいか。“魅力的”だとか“大好き”だとか、甘くて蕩けてしまいそうな言葉を君の口から吐き出させられるうちは。彼女の声音が、甘美に響く言の葉とは裏腹に酷く冷たいのを、知ってか知らずか。   (2022/2/17 09:42:34)

凪。 / 壊美夜 黎明不意に彼女の方を振り返る彼。彼女がいつものように微笑んでいるのが分かったなら、彼も同じように、いつものように“張り付けたような”柔和な笑みを浮かべ、ゆっくりと自身の両手を広げてみせるだろう。こっちへおいでとでも言うように……自分から亀裂を生じさせた甘い空間を、気まぐれに取り繕おうとする。確かに、彼は“気まぐれな猫”と称されるに値するのかもしれない。)   (2022/2/17 09:42:37)

凪。 / 壊美夜 黎明>   (2022/2/17 09:42:44)

凪。 / 壊美夜 黎明鈍色ちゃん   (2022/2/17 09:42:50)

凪。 / 壊美夜 黎明((斜め読みどころか繰り返し読んで返事を考えたよね()   (2022/2/17 09:43:23)

おしらせ凪。 / 壊美夜 黎明さんが退室しました。  (2022/2/17 09:43:29)

おしらせ迷 / 枷ノ宮 鈍色さんが入室しました♪  (2022/2/18 01:16:47)

迷 / 枷ノ宮 鈍色「 …………生きていて悪い人間なんてのは存在しないさ。『 世界 』なんて、結局は人それぞれに違うものを見るのだよ。人はまるで自分が神にでもなったかのように、人間の取捨選択をする。善悪は立場によって変わるし、正義なんてものはこの世に存在するかすら怪しい。」だから、善し悪しなんてもの考えるだけ無駄なんだよ。興味無さげな横顔に「 まぁ、変なこと聞いて、ごめんね? 」などと呟いて、それで話はお終いなのだろう______と、言うまでもないことだが、僕は無神論者だ。神などはただの物語の産物であり、人々が縋るよすがを、責任の押しつけ先を、つまりは都合の良い物言わぬ存在を手に入れたいがために作り出した『 可哀想な偶像 』に過ぎない。ひとは皆、自分の箱庭ってやつを持っていて、周りの全てをミニチュアにして飾り付けている。あの子は可愛いから家の中。彼と彼女は恋仲だから一緒に置いてあげよう。でも、あいつのことは嫌いだから、まな板に乗せてとんとたとんと刻んでしまおう。そんな風に、決まって箱庭の中は賑やかなのだ。その場での神はもちろん自分自身。あぁ、なんて都合の良い役職なのだろう!   (2022/2/18 01:26:37)

迷 / 枷ノ宮 鈍色( きみの箱庭には、きっと人っ子1人いないんだろうねぇ…………。 ) とはいえ、黎明くんの心中なんて僕には分かりえない。きみの凪いだ心を揺さぶる方法なんて、いくら接したって明らかになることはないのだろう。( 生きたものに興味を引かれるきみは見てみたい気もするけれど、いったい何時になることやら。) ( まったく、いつかきみがネクロフィリアに目覚めてしまわないか、僕は気が気じゃないよ。) さて、僕の内心に気付いたのか否か、彼が突然くるりと此方を向いた。その頃には僕も砂糖菓子みたいな『 いつもの笑顔 』を取り戻していたが、無言で行われたきみの行動にそれを再び見失ってしまう。きょとん。彼が広げた両手を、その笑顔の形をした仮面を見つめ___   (2022/2/18 01:26:49)

迷 / 枷ノ宮 鈍色___しょうがないなぁと言うように、僅かな溜息と肩を落とす。そうして僕は軽い調子で黎明くんの膝の上に横座りなんかをして、きみにぎゅうと抱き着いてみせた。下ろした紅色がソファーに落ちて、僅かに振り掛けた香水が空気の甘さを助長する。「 ……なんだい、突然。人肌でも恋しくなった? それともご機嫌取りの一環かな。」自分で飛び込んでおいて、と言われても呼んだのはきみだし。ちらり、と彼の顔を下から見上げては問うてみる。…………話は変わるけれど、猫って大変に可愛らしい動物だ。動物全般が苦手な僕にだってそれは理解出来る。世の中に蔓延る飼い主たちは、躾をしたくともその愛らしさ故に上手くいかない、なんて失敗を多く体験しているらしい。____まぁ、つまりはそういうことである。南無三。   (2022/2/18 01:30:30)

迷 / 枷ノ宮 鈍色(( > 黎明くん / きゃ~~~~~~~申し訳なし! 鈍色は基本的に話が二転三転しちゃうのよな……返しに困ったら放り投げちゃってくだされ……🙏🙏🙏💦💦   (2022/2/18 01:32:41)

おしらせ迷 / 枷ノ宮 鈍色さんが退室しました。  (2022/2/18 01:32:59)

おしらせ凪。 / 壊美夜 黎明さんが入室しました♪  (2022/2/18 09:38:24)

凪。 / 壊美夜 黎明「別に。機嫌を損ねているわけでも、不快に感じたわけでもないからね。」(変なことを聞いてごめんと告げる彼女に、彼は淡々と言葉を返した。淡々と、とは言えども、なにも彼の声が冷淡なものであっただとか、感情が宿されていないものであったとか、そういう意味での淡々と、ではない。まるで最初から決まった台詞を述べる演者のように、定型文でも話すように上記を告げる──そう言う意味での淡々と、であった。彼女の話は、再三言っている通り彼にとって不可思議な部分が多い。しかし、それでも言っていることは何となしに理解出来るし、彼女との言葉によるやり取りが嫌いなわけではない…まあ、こちらに矛先が向いた際の“揶揄”に関しては、少々厄介なものだと感じるが。“生きていて悪い人間なんて存在しない”“善悪は立場によって変動し、正義は端から存在の有無さえあやふやなもの”だと告げる彼女──   (2022/2/18 09:38:45)

凪。 / 壊美夜 黎明思えば彼女は、余程の暴論や彼女の気に障る言論を唱えない限り、こちらの思想や言葉を否定することは無い。遠回しに、あるいは直情的にそれを受け入れ、“そういうのもあり”だと受け止める傾向にあるような気がする。他人に肯定されることが自分にとって何になるのか、彼自身にさえ分からない。が、今は何となく、どこか嬉しそうな笑顔を浮かべておくとしよう。)   (2022/2/18 09:38:48)

凪。 / 壊美夜 黎明「…さぁ、どっちだろう?」(両腕を徐に広げたこちらの意に添うように抱き着いてくる彼女。柔らかな感触と、暖かい体温、彼女から発せられる、鼻腔を擽る甘い香り──こちらを下から見上げる紅色の女性に、彼は小首を傾げながら問い掛けに対して問い掛けを返した。そうして彼はまた、自身の思考の解答権を他人に委ねる。それは裏を返せば、“君の好きなように受け取れば良い”と言っていることにもなるが、同時に酷く無責任だ。“だってそんなこと、考えたところでどうにかなるわけじゃない”──何も考えず、難しいことを思い浮かべず。密接に感じる彼女との距離を実感しようと、彼は灰色の目を薄く閉じた。心臓の鼓動の音が聞こえる、魂が奏でる音色が聞こえる。……君の命の胎動を感じる。なんて脆くてか弱い、小さな生命。なんて、それは彼も同じなのだが。)   (2022/2/18 09:38:51)

凪。 / 壊美夜 黎明((>鈍色ちゃん / ころころ色んな話題持ってくるのすごいと思う(語彙力) まあたぶん次辺りで〆になるかな?たぶん(たぶん)   (2022/2/18 09:40:17)

おしらせ凪。 / 壊美夜 黎明さんが退室しました。  (2022/2/18 09:40:23)

おしらせ迷 / 枷ノ宮 鈍色さんが入室しました♪  (2022/2/18 12:33:43)

迷 / 枷ノ宮 鈍色「 あぁ、そう。それは良かった。」なんて返してみたって、それもまたお決まりの言葉である。僕らのやり取りはどこまでも平行線、上辺の撫で合いになってしまう。今日はきみの言葉尻を掬いあげて揚げ足をとって、つんつん突っつきたい気分でも無かったのが一因だろうか。部屋の主かの如くど真ん中に鎮座せしめる水槽が、この部屋に漂う空気がどこか澱んでいることが、僕の気分を削ぎ落としてしまったのだ。にしても、黎明くんとお話を試みる人間は大変だろうなぁ。自らの『 面倒くささ 』を棚に上げて、そんなことを思うのであった。「……………………。」『 どっちだろう? 』悪戯な問いには曖昧なぼやかしが返ってきて、僕はそれを無言のまま受け取る。無音じゃない、無言だ。音のあるだんまり。……さすがにそろそろ言うべきじゃあなかろうか? 「 きみっていっっつもそうだ。」 ____不満気な吐息が2人の間に落ちた。「 質問に質問で返さないでくれよ、僕は今、きみに聞いているのだからね? 」   (2022/2/18 12:34:10)

迷 / 枷ノ宮 鈍色「 いつもなら『 それも黎明くんの美点かなぁ 』とか受け入れてやれるけど、今日はちょっとあまりにノリが悪いじゃないか。さすがの僕もご立腹せざるを得ないよ。」まるで駄々を捏ねる子供のように、ぷうと頬を膨らませてはむくれてみて。きみは何だかやり切ったような顔をしているけれど、いやいやまったく話は終わっていないのだから。ゼロ距離だったものをぱっと離して__とは言え結局膝の上だ、ほとんど変わらないのだが__きみの顔を、じとりと見つめる。「 …………僕、次の用事があるからもう出ないといけないんだ。きみとの逢瀬も今日はお終い。」「 だけど、最後にひとつ。」手持ち無沙汰になった両手は彼の胸元辺りに置く。指先に伝わる薄い鼓動は、彼が人形でも何でもなく生きた人間だと言うことを知らしめてくる。その当たり前の事実が嬉しいような、嬉しくないような。   (2022/2/18 12:34:22)

迷 / 枷ノ宮 鈍色「 最後にさ______僕のご機嫌を取ってみせてよ。 」問答は無用。具体的に言えば10分以内。一解答の間に。一方的に告げてはぷいと顔を逸らした僕を、きみはいったいどんな顔でみるのだろう。彼の顔は意図的に視界にいれないようにして、理性的な頭で我儘を振るう。髪を彩るグレイみたいにどっちつかずなきみが、自分の意思と考えによって何かを為すことを望む。もしかしたら黎明くんは、それを『 無茶 』だと言うのかもしれないし、もちろん『 無理だ 』と、突き放されることも予想済みで。でもやっぱり、そういう結果に落ち着いてしまうのは少しばかり寂しいなぁと、わざわざ作った不満気な表情の片隅で思い浮かべた。   (2022/2/18 12:35:16)

迷 / 枷ノ宮 鈍色(( 黎明くん / 大丈夫??それ褒めてる???( おろ、 ) 少なくとも次レスで鈍色は帰りますね………………〆にはなります…………😌   (2022/2/18 12:36:45)

おしらせ迷 / 枷ノ宮 鈍色さんが退室しました。  (2022/2/18 12:36:49)

おしらせ小野寺さんが入室しました♪  (2023/4/2 13:19:33)

小野寺小野寺   (2023/4/2 13:19:37)

おしらせ小野寺さんが退室しました。  (2023/4/2 13:19:44)

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