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「【創作成り】Antique Lost Gear【9/24】」の過去ログ

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2022年10月14日 23時34分 ~ 2022年11月13日 20時44分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

ジョカ/イオ「........................毎晩寝る前に『明日の朝が来ませんように、このまま一生目覚めなくてすみますように』と願えばそれを叶えてくれるか?」(何処かで虫のなく声が聞こえる。ずっと、ずうっと孤独を生きてきた彼女は、貴方にもらすんだ。ほんの少し溜め込みすぎてしまった毒々しい蜜を、口から吐き出すんだ。)「阿呆と莫迦全員皆殺しにしてくれって歌えば、神様は殺してくれるか?」(彼女は溢れ出した蜜を抑えるのもやめて、万華鏡から視線を外す。瞳が目指す先はそう、貴方だ。体ごと貴方に向けるでもなく、力なさげに貴方を見やる三日月は、貴方の双眸を捉えて離さない。)「ホントは品も糞もねェ私みたいな奴でも、神に唄えばいつかは願いが叶うと思う?」   (2022/10/14 23:34:16)

ジョカ/イオ(彼女の力無くだらりと下げられた腕の袖口から、鈍色の光がほんの少しだけ反射する。情報屋の貴方ならもしかすると噂くらいは耳にしたことがあるかもしれないね。『再生機構の女に、切った相手を麻痺させるナイフを使う奴がいるらしい。』情報を売る貴方に本性を曝け出してしまうんだ、話が終われば貴方の口を封じるのが合理的。気をつけて、貴方の命は今や風前の灯火も同然。下手な発言でもしようものなら、彼女は今すぐ貴方に切りかかりかねない。)「ごめんね、八つ当たり。アンタはなんも悪くないんだ。全部全部、独りよがりな大馬鹿の塵芥見てぇな妄想だよ。」(相変わらず、彼女は両腕を下げたまま、笑うこともなく無表情で貴方を見つめる。)「でもさ。毎日祈ってりゃ思っちまうんだよ。」(そのまま、ぶっきらぼうにたった一言。)「居ねぇじゃん、カミサマ。」   (2022/10/14 23:36:14)

ジョカ/イオ((馬鹿馬鹿しい毎朝→馬鹿馬鹿しい願いを毎朝   (2022/10/14 23:37:46)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、ジョカ/イオさんが自動退室しました。  (2022/10/15 00:02:50)

おしらせ都 / ジャンヌさんが入室しました♪  (2022/10/15 10:26:50)

都 / ジャンヌ( ─────────パタリ。) ( 静まり返った廃屋には、それすら痛いほどによく響く。 きっかけは些細なこと。彼女のかんばせから彩は消えた。形の良い、しかし乾いた唇から微笑みは消えた。うたうような声音から喜怒哀楽の一切が消えた。『 ......................神様は。』情の読めないかたちをした女は、トタン屋根をかき鳴らす雨音に似た調子で、淡々と言葉を落としていく。) 『 賛美歌を讃えて毎日祈りを捧げ、聖典を読み上げて感謝し続ければ、"私"に何かその対価を与えるでしょうか。』『 ホントは品も糞もねェ私みたいな奴でも、神に唄えばいつかは願いが叶うと思う? 』( ねぇ、これはいわゆる〝 告 解 〟ってヤツでしょうか? ノアは咥内の甘さを舌でなぞりながら、酷い仏頂面で、そのすべてを聞き流していた。いいえ。右から左に流してはいたけれど、言葉の端々に仕込まれた針は確実に彼女の脳髄を切り刻んでおりました。) ( …………だけれども、ずきりずきりと痛む頭をおくびにも出さず、彼女が取った行動は〝 二つ目のチョコチップクッキーを口に含む 〟。それだけです。)   (2022/10/15 10:27:11)

都 / ジャンヌ( だらりと垂れたその袖口から覗くナニカだって、気付かないほど愚かでも馬鹿でも間抜けでもない。こちらに注がれる視線の雨が、どれだけ冷たく凍っているか、分からないほど鈍くもない。さっきまで鳴いていた虫の音がすっかり止んでしまっていることを知りながらも、ノアは洋菓子の甘さで腹を満たすのです。) ( ─────ザクッ。ざく、ざく。ごくり。)「 カミサマ。」( 神さま。) 「 ………………………神サマ。」 ( それは狂った鳩時計のごとく、実に機械的な響き、で。)   (2022/10/15 10:27:39)

都 / ジャンヌ「 神サマ。神サマ。 神サマ。神サマ、神サマ、 神サマ、神サマ、神サマ神サマ神サマ神サマ──────────────────────かみさまーーーーーーーーぁぁ………………………………………?? 」   (2022/10/15 10:28:12)

都 / ジャンヌ( ───────────────────停止。) ( 静寂。) ( 沈黙。) ( そうして、そうして、ノアは………………………教祖と呼ばれた少女は、ことり、首を傾ける。人形の首を落とすように、傾ける。) 「 『 居ねぇじゃん、カミサマ。』 」   (2022/10/15 10:28:21)

都 / ジャンヌ「 ──────────────────いるわけねェーーーーーーでしょぉ、そんな都合良い存在。」   (2022/10/15 10:28:30)

都 / ジャンヌ( 彼女は、倦怠と諦観、遠き過去の絶望に満ち満ちた台詞を、吐いた毒素と共にあなたへ送る。紅色に落とされる砂糖一匙。そんなのすぐに溶けて消えてしまうから、この世界に甘さなんて必要ないの。) 「 賛美歌なんかただの歌です。聖典なんてただの文字です。祈った願いはただの夢です。夢っつぅのは寝てる時に見るモンで、起きてる時に見たって何の意味も無ェ。人は死ぬ。朝は来る。そーーーーいうふうに、セカイは出来ているんですもの。」( まるで何度も何度も繰り返し繰り返し唱えたような。そうやって覚えた文言を、今、あなたに向けて教えてあげているような。) 「 神様なんかいませんよ。いるのは人間だけ。」「 『 八つ当たり 』────ぃとか、駄々こねてんじゃねェよ。クソアマのお嬢ちゃん。」( 陶器で出来た人形みたいな顔。どこかへ感情を落としてきたのでしょうか。光のない瞳も長い睫毛も柔らかな金糸も、ピンと伸びた背筋も繊細なレースから伸びた脚も袖から覗くことのない腕も、そこには温度がないのです。ぱきんと凍った声色で、金糸雀は哀れな告白者へうたいます。)   (2022/10/15 10:30:03)

都 / ジャンヌ「 ─────────────────願いを叶えたいなら、自分でやれば? 」「 神様が欲しいなら、ねぇ、自分で成ればいいんですよ。」( 神様が助けてくれなかったから、ノアは自分を諦めたんです。神様がいらっしゃらなかったから、ノアは神サマを見つけたんです。神様が、神様が叶えてくれなかったから、ノアは。) ( ……………………お前も、そうすりゃいいじゃないですか。手始めに〝 わたし 〟を殺しますか。)( にゃーーーーーーーん、チャン ? )   (2022/10/15 10:30:12)

都 / ジャンヌ(( > イオちゃんへ!   (2022/10/15 10:30:37)

おしらせ都 / ジャンヌさんが退室しました。  (2022/10/15 10:30:43)

おしらせジョカ/イオさんが入室しました♪  (2022/10/15 22:31:52)

ジョカ/イオ(貴方がクッキーを食べる、ほんの少しの静寂は、心地よく彼女の胸を突き刺した。いつも偽ってばかりの少女は、本音を誰かに零すことに慣れてない。何分、毒々しい蜜なものですから。祈りを失った教会、信者を失った神様、粉々のステンドガラス、狂った鳩時計。)『──────────────────いるわけねェーーーーーーでしょぉ、そんな都合良い存在。』(彼女は、声を発さなかった。息を飲むでも荒げるでもない、ただほんの少しだけ。目を、見開いた。)『人は死ぬ。朝は来る。そーーーーいうふうに、セカイは出来ているんですもの。』『『 八つ当たり 』────ぃとか、駄々こねてんじゃねェよ。クソアマのお嬢ちゃん。』(三日月は貴方を見つめたまま、目を見開いて固まっている。固まって、それから。)   (2022/10/15 22:31:55)

ジョカ/イオ「─────────ふっ。」「ふっ、ふっ、ふへへへへへへっ、ひ、ふ、ふひひひ、ひひひひひひっはあっ、はあっ、へひっ、ふひっ.....」(彼女は幼子のように、ケタケタと心底楽しそうに笑い出すの。時々笑いを収めようとして、抑えきれずにまた笑いだしたりして、笑い転げた末に貴方を見つめる。今度は満月だった。)「私が神様になるのは、悪くないね。」「神様になって、周りのことなんてなぁぁんにも考えずに、ただただ自由に面白おかしく生きるのも、きっと楽しいんだろうね。」「でも、でもでも、でもでもでもでもでもでもでもでもでもッッッ.......!」(少しずつ憎しみが強まるように、声の大きさは変わらずとも怒気を孕んだ声は、先を急かすように言葉を続ける。)   (2022/10/15 22:32:21)

ジョカ/イオ「"そ の 程 度 じ ゃ 、 物 足 り な い っ ! " 」「どうせ神様になったからには、私は神様でもなきゃできないことを成し遂げてやりたいんだ。」「阿呆と莫迦共全員皆殺しにして、そいつら莫迦共がこれまで積み上げてきた思い出やら愛やら絆やらもぜぇえええええんぶぶっ壊して、消しゴムでごっしごし削るみたいに消して、それでもってビリビリに破いてやりたい。」「なんの意味もねぇよ糞共がって死体の上で叫んでやりたい。」「駄々もこねるさ、私ァ自分勝手で自己中の駄々っ子なんだよ。」(彼女は心底楽しそうに言葉を紡ぐ。嬉しくて嬉しくて仕方ないとばかりに、水を得た魚のようにはしゃぐ。はしゃいではしゃいで、ひとしきり笑ったら。彼女は袖から出したナイフを小机に置いて、優雅に珈琲を一口ばかり。)   (2022/10/15 22:33:08)

ジョカ/イオ「ねぇ、アンタさ。」(彼女は椅子の上でもう偽ることも辞めて、自分のクッキーを一つ齧りながら貴方に聞くでしょう。)「いつか近い未来、本当に私が世界を終わらせる時、アンタやアンタを慕う奴らもみぃぃいんな私に殺されるとしたら。」「アンタ、私に抵抗する?」(夢物語ではない。これは起きているときに見る夢なんかじゃぁない。彼女が神様になって、自分で自分の願いを叶える瞬間の話。大いなる八つ当たりを、全世界にぶつける瞬間の話。実現性がどうこうじゃない、彼女はもうやると決めているの。その上での質問、彼女は貴方がどう答えるのかを試すように問いかける。机の上に置かれたナイフは、真っ黒な貴方を写して影に沈んでしまいそう。)   (2022/10/15 22:33:21)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、ジョカ/イオさんが自動退室しました。  (2022/10/15 22:58:37)

おしらせ都 / ジャンヌさんが入室しました♪  (2022/10/19 23:09:44)

都 / ジャンヌ( ノアは自分が〝 気狂い 〟と呼ばれていることを知っていた。頭のおかしい女が頭のおかしい神を信奉しているとか、幻覚を見てしまって現実から遠く離れているとか、自分に特別な力があると信じる可哀想な女の子だとか──────とにかく、そういう風に揶揄されていることを知っていた。) ( 知っている上で、そういうヤツらを蹴飛ばして膝をつかせ額を付かせ土や砂や泥を食わせ、軽く足りない頭を自らの御足で踏みしだいてぶるぶる震えながら平身低頭謝罪し陳謝し恩赦と免罪を救いを乞う姿を見ることが、天上に昇るくらいにトキメいてしまうのでした。 ) ( にゃんチャンが腹を抱えてケタケタ笑うのを傾いだ視界で捉えながら、馬鹿な彼ら彼女らにとって自分の姿はこう見えやがっているのかもしれないなぁ……なんて、ちょっとした客観視に思考を割いて。くあ、と漏れ出る欠伸。今は何時? 16歳の少女にはやや夜更かしが過ぎる。) 『 私が神様になるのは、悪くないね。』『 でも、でもでも、でもでもでもでもでもでもでもでもでもッッッ.......!』   (2022/10/19 23:09:47)

都 / ジャンヌ( 壊れたレコードみたいな口調で、彼女は言う。その程度じゃ物足りない、私は自分勝手で自己中の駄々っ子だと、怒りと愉悦を半々に分けっ子した歪な表情で彼女は言う。 ) ( この間のティータイムとは正反対、彼女がはしゃいでノアは静かで、ぱきぱきに割れた鏡写しのよう。コーヒーを飲み、クッキーを食べる彼女は、昼間のカワイ子チャンとは180度違って見えるから不思議。ノアももう一枚クッキーのさくさくを舌で転がしては、にゃんチャンがことりと置いたナイフをまじまじ見つめている。) ( 『 ねぇ、アンタさ。』───────と、見知らぬ表情の彼女の言葉には、横目と耳を傾けて。) 『 アンタ、私に抵抗する? 』( この世界がお前に壊されるとしたら? )( 実現性皆無な寝物語。それでもお前は真面目な顔だったから、笑っても良かったけれどそうしない。同じような顔を貼り付けて、こくり、クッキーだった粉末を喉奥に押し込んだ。) 「 ノアは死にたくない。」( それはノアにしては珍しく、すっかり冷めきったコーヒーのような苦々しさを湛えておりました。)   (2022/10/19 23:09:58)

都 / ジャンヌ「 だって、死んじゃったらノアの神サマには会えなくなる。」「 ノアの神サマは今、ここにいらっしゃる。この世界に、大陸にいらっしゃる。無責任な神様とは違って、限られた生を謳歌し、日々を楽しみ、喜怒哀楽を、移ろう四季を感じていらっしゃいます。ノアが死ねば、神サマと会うことも遊ぶこともお喋りすることも──────手を、握ることも、出来ない。」「 神サマはきっと寂しがりだから、ノアが手を握って抱き締めてお傍にいなきゃならないの。いて、あげたいの。」( 僅かな沈黙は、物思いの証。)「 …………………………………………………………………だって、ノアも、寂しがりだもの。」   (2022/10/19 23:10:09)

都 / ジャンヌ( ヴェールの奥の暗闇を憂いに揺らす。少女の象徴みたいな細っこく白々しい手指を彼女の置いたナイフに向かわせて。その鈍い光すら眩しいと言わんばかりに刃に指を添え、す───────っ……と、なぞる。切れるか切れないかの瀬戸際で、自らを追い詰める。陶器のようだった頬が、ほんの少しだけ色を付ける。) ( 身を切るスリルは、時として快楽にすら勝るのだ。)「 だからーーーーァ、ノアはお前に抵抗しますよぉ。」「 いいじゃあないですか、にゃんチャン。自分から這いつくばる虫をツブすより、ぴちぴち反抗的なヤツをとっ捕まえて屈服させる方が、より愉しいってモンでしょーーーぉ♡ 」   (2022/10/19 23:10:19)

おしらせ都 / ジャンヌさんが退室しました。  (2022/10/19 23:11:01)

おしらせジョカ/イオさんが入室しました♪  (2022/10/23 18:53:30)

ジョカ/イオ(今宵は貴方も、随分饒舌になるのね。)(まるで爛々と輝く月光にあてられて目を耀かせて遠吠えを繰り返す、灰色狼のよう。)『 ノアは死にたくない。』(貴方の神様はずっと貴方といっしょで、ひとりぼっちになんかならない。話し相手に困ることも無ければ、神様が寂しいときは手を握って一緒にいてあげればいい。)『自分から這いつくばる虫をツブすより、ぴちぴち反抗的なヤツをとっ捕まえて屈服させる方が、より愉しいってモンでしょーーーぉ♡ 』   (2022/10/23 18:53:33)

ジョカ/イオ「だよねぇ〜〜〜〜〜♡」(彼女は貴方の言葉にくふふ、と引き笑いで楽しそうに笑いながら、さっきまでの貴方の弱音なんて聞いていなかったかのように振る舞うでしょう。彼女は羽織っていたベストの前ボタンを慣れた手付きで外していけば、ベストの内ポケットからキセルを一本抜き取る。火皿にパチンコ玉サイズの塊を放り込んだ彼女は、指先で支えた煙管を唇に挟んだ。)「ちょっとしつれぇい。」(なんてやる気なさげな声で呟いて、ライターの火を火皿に落とした。)(────────フワリ、フワ、パチ、パチリ、バチッ、バチバチバチバチバチッッッ!)(弾けだした草の塊から煙をすぅーーーーっ、と吸い込んだ彼女は、気だるげで幸福な吐息を吐き出した。)「これ、アンタが持っときなよ。」(彼女は積み上げられた本の塔の一番下から、黒字に金の装飾が入った、少々高級感のある装丁の本を抜き取って、貴方の隣に置いた。)   (2022/10/23 18:53:55)

ジョカ/イオ「好きに使えばいい。私にゃあ勿体ない代物だったから、アンタに譲ったげる。」(もし貴方がその本を手にとって開いてみたのなら、そこには"何も書いていない"。豪華な表紙とは裏腹に、ページは全て白紙でしょう。その本は、新しい一文字が書き込まれるのを待ちわびているかのように、憎ったらしいほどの白が広がっているでしょう。)(幸せがふわり、また宙へと消えてった。)   (2022/10/23 18:54:08)

おしらせジョカ/イオさんが退室しました。  (2022/10/23 18:54:13)

おしらせ都 / ジャンヌさんが入室しました♪  (2022/11/3 18:26:00)

都 / ジャンヌ( くふ、くふふ。息を吐いて、吸いながら笑う。そんな聞いている人間に不快感を与えるような笑声も彼女にかかれば天使の如きものになるのだから、まったく。 ) ( ────────まったく、今すぐここでそのお綺麗な顔面を埃と赤茶けた土、お前が憎らしく語る人間の証である涙と血に塗れさせてあげたくなっちゃうじゃないか。 ねぇ? ) 「 …………んふ、」( もちろん、そんなコトはしないんだ・け・ど。 ) ( お綺麗な顔をした人間は嫌いだ。お綺麗な言葉を喋る人間も、俗に〝 美しい 〟と称される全てが、まるで自分を馬鹿にして見下しているみたいだから。目の前の女だって、女神みてェな慈愛を浮かべたガラス玉の奥に破滅思想に似た気泡を隠している。傷ひとつない宝石を装って、その実踏めば花を散らす火打石。だからノアはお前を信用しないし、対等にも見ない、愛さないし、さっき纏わせた白煙のように柔く包んでやったりもしないの。)   (2022/11/3 18:26:40)

都 / ジャンヌ( 香草の焦がされる独特の臭気に小さな鼻をスンと鳴らして、ノアは彼女を真似るようにハァ──────と肺を空っぽにしようと試みる。) 『 これ、』( 彼女が有害物質に浸りながら声をあげたので、その計画は体内の酸素濃度が三分目ほどになった時点でおじゃんになるのだけれど。) 『 アンタが持っときなよ。』「 なァァァに、これ。…………………本? 」( 小脇に置かれた書籍は、否、中身がないものを書籍とは言わないだろう────ノートブックと評するには些か豪勢すぎる。ぱらぱらとページを捲って、最後までそれが白紙であったことを確かめれば、ノアは胡乱げな視線を彼女に向けたでしょう。) ( 『 好きに使えばいい 』と言われたって、夢物語を書き連ね夢想に浸るような乙女チャンでもあるまいし。日々の出来事を綴っては大事に抱えておくようなクソ真面目チャンでもない。何に使えばいいかなんて、想像力に大きく欠けたノアには分かるはずもないのでした。) 「 …………………………………ま、いーーーケド。貰ってあげる、何に使っても文句とか言わねぇーーーでください、よぉ? 」   (2022/11/3 18:26:59)

都 / ジャンヌ( 要らないものならぽいっと放り投げてしまえばいいのだけれど、プレゼントなんて珍しすぎる彼女の行動はゴミ箱に捨ててしまうには、少しばかりノアの癪に触っていた。もしくは〝 好ましく思えてしまった 〟。) 「 貰いっぱなしってなァんか気持ちわりぃーーですよねぇ、にゃんチャン。かと言って何か渡せるモンもないしぃ……………、 」( 淡々とした口調にしては荒々しく、ガタガタ音を立てながら煙を燻らす少女から離れる。ささくれだった床板は、まるでノアの心模様みたいだった。くッッッだらねぇ。) 「 ──────そうだ。」「 お前のために、うたってやりましょ────か、『 天使サマ 』。」( お月様の輝きを一身に浴びて、天啓でも受けたのだろうか。とろりと、しかし確かに悪どく口の端を上げた彼女は、あなたへ誘いの囁きを。)   (2022/11/3 18:27:14)

おしらせ都 / ジャンヌさんが退室しました。  (2022/11/3 18:27:31)

おしらせジョカ/イオさんが入室しました♪  (2022/11/13 20:42:39)

ジョカ/イオ(息を吸う、吐く。乾いた煙が喉を傷つけながら、体の芯に纏わりつく。吐き出した空気の残り滓、やがて霧散して地に落ちる。質の悪い、何でできているのかも不明なそれを手元に、彼女はまた息を吸う。)「いーーーさ、単なる気まぐれ。アンタがそれをまな板にしようと枕にしようと、それに乗って空を飛ぼうと私には関係ねぇ話だ。」(いつだって透明なガラス玉のように輝く彼女の瞳は、今はもう濁り玉みたい。いらない、と言われてポイと捨てられたのなら、それはそれで貴方らしいと思っていたけれど。『貰ってあげる』なんてあいも変わらず傲慢で高慢なその瞳は、いったい何を考えているのやら。)   (2022/11/13 20:42:44)

ジョカ/イオ『貰いっぱなしってなァんか気持ちわりぃーーですよねぇ、にゃんチャン。』「ほォォォォウ?」(お人形さんのように可愛らしい貴方が放った、いやに人間的な一言。とっても不思議、一体どういう風の吹き回しでしょう。ここはそう、さっきの貴方の言葉に応じて『聞いてあげる』なんて皮肉を言ってあげたら、とっても。とっても、とっても────────)「..........................『聞かせて。』」(取り繕った美しい声色でも、何を考えてるのか分からないような優しい微笑でもなく。ハスキーな地声で零す。あらゆる事に興味がなさそうな真顔、だけどほんの少し、瞳の濁りは貴方を移して金色に輝いている。ささくれだった床を歩いて離れる貴方に、『天使様』ではなく『クリープ・イオ・クリーム』が返事をした。)   (2022/11/13 20:43:56)

おしらせジョカ/イオさんが退室しました。  (2022/11/13 20:44:10)

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