ルーム紹介
本家に登場するオリキャラ達のちょっとしたお話。またはそれぞれの物語。
本家→ http://www.3751chat.com/ChatRoom?room_id=409592
設定部屋→http://www.3751chat.com/ChatRoom?room_id=665308
こちらはソロルを投下する部屋です。(※本部屋の利用は本家関係者のみです。よろしくおねがいします。)
 [×消]
おしらせさん(iPhone 27.93.***.27)が退室しました。  (2023/11/26 18:20:30)

((更新   (2023/11/26 18:20:07)

おしらせさん(iPhone 27.93.***.27)が入室しました♪  (2023/11/26 18:20:01)

おしらせ赤い人さん(iPhone SoftBank)が退室しました。  (2023/6/12 21:04:34)

赤い人いつもなら野生動物の鳴き声しか聞こえない山に魔猪の足音と悪魔の咆哮が轟く。木々が薙ぎ倒される騒音が何度か続いた後、火柱が噴き上がった。「さっさと止まれ畜生め」体を火柱に貫かれて尚未だ逃げようとする気配を見せる猪の首に炎刀を刺しこみトドメを入れる。勢い良く噴き出した血液を被らないように避けながら首を切り落とし傍に転がす。さて何処から食べてやろうか等と考えていたのに、視線は猪ではなく上空へと向けられている。「あれ、気付かれてる?」「隠す気無いだろ。テンシサマ」渚の視線の先にいるのは夕日に照らされた天使の姿。魔力も姿も正体を隠そうという気概は感じられず、渚は痛いほどその魔力を感じていた。「楽しそうだから見てたの」「そっか〜。俺はデジャブ感じて頭痛が痛い〜。天使って猪と関わり深いの〜?」「何のことかわからないけど、そんなこと無いと思うよ」苦い顔で首を振る悪魔とケラケラと笑う天使。やがて、不本意だと呟きながらニッコリと笑顔を向ける。「……渚。悪魔。どうせ殺るんだろ」「……?…あぁ。私、燐音。天使。まぁ目と目が合えばって言うしね」そんな軽いノリで天使と悪魔の戦い…とも呼び難い殴り合いは始まった。   (2023/6/12 21:04:17)

おしらせ赤い人さん(iPhone SoftBank)が入室しました♪  (2023/6/12 21:03:22)

おしらせ赤い人さん(iPhone SoftBank)が退室しました。  (2023/5/22 00:33:31)

赤い人拠点からそう遠くない位置に座する山。仕事で渚が来るのは二度目だった。あの時も猪を追いかけていた。「……あの時は…なんだっけ」幾月か前の記憶を思い出し、顔を歪める。「そうだ…」あの時は天使と邂逅し、彼女の能力で思い出したくないものを思い出した。見たくないものを見せられた。3度。能力を警戒せずに掛かる方が悪い。しかし相手の意地も悪い。渚は嫌そうに唾を吐き捨てた。「今度の猪は焼いて食ってやる」八つ当たりとも呼べる敵意を持たれた魔猪は餌しかいなかった縄張りで悪魔に出会い、捕食される側の気持ちを死ぬ間際まで味わった。   (2023/5/22 00:33:19)

おしらせ赤い人さん(iPhone SoftBank)が入室しました♪  (2023/5/22 00:33:12)

おしらせ赤い人さん(iPhone SoftBank)が退室しました。  (2023/5/14 22:58:16)

赤い人早朝。一枚の紙を手に希羅が渚の部屋に入る。「渚ー。仕事っス…何してんスか」「ん。遊んでる」「見たらわかるっスけど…」此方も見ずに答える渚はベッドに座り両手に繋がれた炎で遊んでいた。端を口に咥えて離されそうなゴムパッチン、希羅が思い浮かべたのはあんなイメージ。…そんな事はどうでもいい。「仕事っス」「はいはい」「この前のとこと同じ猪退治っスね」「またぁ?!山駆け回るのめんどくせぇって…」文句を言いながら炎を消して項垂れるが、すぐに顔を上げ立ち上がる。「誰か連れてくっスか?」「どうせまた詳しくは調査するなとか余計なことするなとか言われるんだろ。ただの猪狩なら1人でいいよ」ジャージの上からパーカーを着て、希羅の横を通る。一度持ち物を探るように自分のポケットを触ってから頷いて。「じゃ、行ってくる」「猪肉はいらないっス」「何も言ってねぇだろ…」そう言って階段を降りる渚の背中を見送り、部屋を振り返って手元の依頼書に目を落とす。「……紙持って行かなかったっスね」どうしたものかと顔を上げ、部屋に散乱した紙を見て、溜め息を吐く。「今日は掃除っスね…」   (2023/5/14 22:58:10)

おしらせ赤い人さん(iPhone SoftBank)が入室しました♪  (2023/5/14 22:58:02)

おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が退室しました。  (2023/3/22 15:05:03)

小野寺小野寺   (2023/3/22 15:04:57)

おしらせ小野寺さん(118.7.***.12)が入室しました♪  (2023/3/22 15:04:51)

おしらせ渚@黒と白と刀さん(iPhone SoftBank)が退室しました。  (2023/3/20 04:12:10)

渚@黒と白と刀((コピペは便利ですね。なんでこんな時間に出してるんですかね?   (2023/3/20 04:11:38)

渚@黒と白と刀「……お前らそんな確執大きかったっけ」「……色々あったんだよ」「元カノ?」「……だったらもっと分かりやすかったのにな」「そりゃそうか。そもそも朴念仁に元カノなんているわけないし」「なんか今ものすごい悪口言われた気分なんだが」「ハッハ。いつも思ってる事さ」「どういうことだ?!」「うるさいって」パン、と鼻頭を叩き家の方へと歩き出す。「実際問題お前らの過去に興味なんかないけどよ。レンレン含め他所に迷惑かけたらめんどくさいお兄ちゃん出てくるのわかってんだろ」「……身に染みてな」「だったらさっさと解決しとけよ」歩きながらチラりと忍を見る。鼻を擦りながら俯く彼が何を考えてるかは分からないし、興味もない。ここから先は二人の過去に興味がある奴が首を突っ込めばいい。   (2023/3/20 04:11:10)

渚@黒と白と刀気の入らない声で落とした刀を拾い立ち上がると鞘に納め背を向ける。「……けど諦めたわけじゃないわよ、忍。その為ならあの小娘だって……」「…っ!レンは関係ないないだろ!」忍が立ち上がる前に梓の体は闇に溶けその姿を消した。   (2023/3/20 04:10:48)

渚@黒と白と刀「俺の勝ち」渾身の一手だった両者の刀はぶつからず、暗い街並みに瞬間的に炎が灯る。「なっ…渚!?」「黒いの…」驚きに手を止めた二人が二言目を発する前に二人の頭部に拳骨が落ちる。「うるせぇよお前ら」「っ…!!」「…った…」二人とも刀を手放し殴られた頭を抑えて屈んだまま俺の事見上げてら。「真夜中に何度も何度もキンコンカンコン。喧嘩なら昼にやれ」溜め息を吐いてパーカーのポケットに手を突っ込む。「これ以上やりたきゃ俺が相手だ。二人とも刀無くなるまで溶かしきってやるから覚悟しろ」フン、と鼻を鳴らし両者の反応を見るが、既に梓は此方を見ていなかった。「……興醒めよ」   (2023/3/20 04:10:24)

渚@黒と白と刀「お前が使うから問題なんだろ!刀は自分の快楽のために振るう物じゃない!」「いつもそうやって綺麗事ばかり。あれだけ人を斬っておきながら」剣撃の打ち合いは続く。街が寝静まった真夜中に金属がぶつかる甲高い音が幾度と無く響く。どちらが正しいのだろう。どちらが正義なのだろう。きっと正解は勝った方、なのだろう。「お前は自分の欲望ばかり!」「結局は貴方も自分の意見以外が気に食わないのでしょう!」だから。   (2023/3/20 04:09:55)

渚@黒と白と刀そんな彼女が真作を持っていた場合を考えてほしい。もちろん、分かりきっている結末が待つ。人を斬れて人外もサクサク。そんな凶器を彼女が持てば狂気に溢れ狂喜することだろう。いや、していたというのが正しいのか。だからこそ彼女からその真作は奪われた。そして忍に渡され、贋作として彼が活用しているという構図。奪われた上に使われてすらいないし偽物まで造られる始末。彼女としては憤りどころではないことは容易に想像できる。   (2023/3/20 04:09:38)

渚@黒と白と刀「私の刀を私が使って何の問題があると言うの」ここで視線を移して彼女の癖の話をしよう。声を大にして言える彼女の悪癖。それは『斬りたい』という欲を抑えようともせず自分以外の外界へ盛大に発散していること。特に人外は個体によって斬る感触が違うらしく、人外を見ればすぐに刀を抜いている。依頼請負人という形でコミュニティに属しているのも手っ取り早く人外を斬れるからだということも知っている。   (2023/3/20 04:09:07)

渚@黒と白と刀「俺が使わないからと言ってお前に渡す道理はない!」何故彼の傑作なのか。それは彼の模倣品の中で不必要な要素を削りながらも求めた要素を限りなく真作に近付けることができたから、と彼は言っていた。では、彼の言う『不必要な要素』と『求めた要素』とは一体何であったか。それは『人を斬る力』と『人以外を斬る力』。   (2023/3/20 04:08:39)

渚@黒と白と刀「貴方には必要のない代物なのでしよう。そんな贋作まで使って」忍の使っている刀。傑作、と言ったが真作ではない。『彼の能力で造り出した贋作の中で傑作』という意味である。刃がないことに対して比喩として模造刀という言葉を使ったがあながち間違いでもない。彼の今使っている刀は元々存在する刀を模倣して造った刀だから。その模倣先の刀の持ち主が梓ということらしい。   (2023/3/20 04:08:20)

渚@黒と白と刀「話の通じない男ね。私の刀を返せと、そう言っているだけでしょう」続いて女が不敵に笑う。白蓮梓。"白"と名前に入っているがその身は黒ずくめ。愛刀──彼女に「人斬り」と呼ばれるその刀も合わせるように刀身は黒く、淡い月明かりに反射しているから金属であろうことを確認できる。彼女の呼び名通り人を斬ることに特化した刀。彼女の癖のせいで本来の用途で使われることは少ないのだが。   (2023/3/20 04:07:54)

渚@黒と白と刀「いつまでこんなことを続けるつもりだ!」先に声を荒らげたのは男の方。衛宮忍。褐色に白い髪が映える。高身長の上に顔も良いので異性…主に叔母様方に人気な主夫。持つ刀は模造刀に近い刃がない刀。しかし彼の傑作。人間以外に対しては凶器以外の何物でもない。まぁ、今の相手は人間なのだが。人間だよな?   (2023/3/20 04:07:39)

渚@黒と白と刀 生き物の寝静まった時間。月もとっくに頂点を超え沈み始めた頃。甲高い金属音が静かな街に響く。一度や二度ではなく、何度も何度も。音がする方へと歩を進めると二人の男女が優雅に刀を合わせていた。いや、全力の嘘だ。男女の得物を振るう動きでわかる。優雅どころか殺意を持って殺し合っている。さて、二人の会話に耳を傾けてみよう。   (2023/3/20 04:07:23)

渚@黒と白と刀((フフフ   (2023/3/20 04:07:17)

おしらせ渚@黒と白と刀さん(iPhone SoftBank)が入室しました♪  (2023/3/20 04:07:09)

おしらせ渚@黒崎家さん(iPhone SoftBank)が退室しました。  (2023/1/24 22:31:38)

渚@黒崎家((皆雪でもはしゃぎすぎないようにな   (2023/1/24 22:31:35)

渚@黒崎家雪化粧に包まれる街を見ながら待ち合わせ場所まで歩く。「お待たせ」そう声をかけると、彼女は嬉しそうに駆け寄って来て転びそうなとこを咄嗟に支えられる。「ギリギリセーフだな」先程と同じような景色を見ることにならずに済んだと笑い、彼女は恥ずかしさからか少し頬を膨らませる。「悪かったよ。ほら」ソッと手を差し出すと彼女はまだ頬を膨らませたまま手を取り、二人一緒に歩き出す。何処まで行こうか。何を食べようか。何をしようか。そんな他愛ない話をしながら隣を歩く。その程度の日常の話。   (2023/1/24 22:31:16)

渚@黒崎家((もう1つ幕間   (2023/1/24 22:31:04)

渚@黒崎家遠くに聞こえる家族達の声を聞きながらサクサクと新雪を踏み固めながら歩く。特に何処に行けば良いなどわかっちゃいないがなんとなく進めばいるだろう。彼は根拠もなくそう信じ、彼女はそこにいた。「よう。何してんだ」彼はいつも通り声をかける。彼女は振り向くなりあからさまに嫌な顔を向ける。「そんな顔すんなよ。仕事だろ?付き合わせろよ」ケラケラと笑い当たり前のように隣に立つ。彼女は拒否するが、やがて諦めたように歩き出す。ついでのように彼の持つ袋について言及する。「これ?単なる防寒具セット。予報じゃこの後も吹雪く可能性あるらしいからよ」彼は自分の気持ちに気付かない。彼女がどう捉えるかも視野では無い。しかし彼はそうすることが正しいと感じたから行動した。たったそれだけの幕間の物語。   (2023/1/24 22:30:54)

渚@黒崎家((ここから幕間   (2023/1/24 22:30:50)

渚@黒崎家見れば希羅がウキウキで雪玉を装填している。遥は一度困ったように渚を見ると「相手してやれ」と目で指示される。「よーし、手加減無しですからね!」「望むところっスよ!」キャーキャーと騒ぎ出した二人を横目にライズが歩き出し、最後に凛が玄関から現れ扉を閉める。「雷と同等くらいに動ける希羅ちゃんと反射神経で避けるって意味では最速の遥くん…決着つくのかな?」「確かに……銀は?」「この程度見慣れてるってさ」「面白くない奴…」「…フフ。照れ隠しかもよ」凛が小さく笑った頃、既に家には人の気配がないことは凛だけが察していた。「…渚、遊ぶ?」「俺の仕事は夜でしょ。昼間は姉ちゃんに任せるよ」「そうだね」パン、と手を叩くと氷で様々な動物を形作り、そこら中に散りばめる。チラホラと街に人影が見え始めた頃、渚が元気良く叫ぶ。「ほらほら!老若男女人間人外関係ねぇぞ!雪祭りだ祭りだ祭りぃ!」ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃねぇか完成度たけーなオイ。   (2023/1/24 22:30:20)

渚@黒崎家某日某所。この街にしては珍しく雪が積もった日。黒崎家の面々は浮かれていた。「渚!渚!雪っスよ!」「うるせー見たらわかるから滑るなよ」年相応にはしゃぐ希羅は「はーい!」と元気良く返事し勢いよく足を滑らし豪快に顔から積雪へ突っ込んだ。「んばぁ!?」「あーあーだから言ったのに…」「積雪で良かったな。怪我したら大変だ」元気に滑った希羅を見て微笑みながら忍が歩き出す。「どっか行くのか?」「折角の雪景色だからな。レンと出掛けてくる」デートかよ、と小さく呟きその背中を見送る。その目の端に袋を持ったライズが家から現れる。「お前もお出かけ?」「ん?いやぁまぁ、天気とか後先とか考えずに仕事行きそうなのを一人知ってるからな。届けに行こうと思って」「ほーん?まぁ気をつけてな」「おうよ。遥はどうするんだ?」ライズが振り返って開けたままの玄関へ声をかけると防寒具に身を包んだ遥が顔を見せる。「僕は…特に行く宛も無いしこの辺で…」話してる最中の遥の横顔にバスッ、と雪玉がぶつけられる。「遥くーん!雪合戦しましょーよ!」   (2023/1/24 22:29:59)

渚@黒崎家((タイムリーな話題だっていいじゃない   (2023/1/24 22:28:21)

渚@黒崎家((昨日の今日で私です   (2023/1/24 22:28:13)

おしらせ渚@黒崎家さん(iPhone SoftBank)が入室しました♪  (2023/1/24 22:28:03)

おしらせ渚@悪魔さん(iPhone SoftBank)が退室しました。  (2023/1/23 23:02:55)

渚@悪魔((たまには『悪魔』目線をば   (2023/1/23 23:02:00)

渚@悪魔「虐めたくなるだろ」彼が最後視たものは黒い炎と『悪魔のような笑み』だった。   (2023/1/23 23:01:36)

渚@悪魔「こ、ここまで来れば……大丈夫だろう」思わず口に出していた。次は負けないという彼の意地は、肩に置かれた手に砕かれた。「うんうん、わかるわかる。さすがにここまでは来ないよな〜」体中が震え上がり飛び退くが足がもつれ地に手をつく。立ち上がる間もなく見上げると赤い悪魔がニコリと笑みを浮かべていた。月夜に浮かぶ赤い瞳は彼の逃げようとする気力すら打ち砕いた。『逃げれない、殺される、負ける、俺が、我が、私が!』彼の心を恐怖が支配した時、赤い悪魔はより一層口角を上げる。「そんな顔するなよ。」   (2023/1/23 23:01:20)

渚@悪魔頭の中でグルグルと思考を回しながら街を抜け、平野を駆け、森に入る。ガサガサと草木を掻き分けながら進み、幹に手を着いて肩で息をする。   (2023/1/23 23:00:57)

渚@悪魔「同種の力量差も量れない奴が……食べた人間は美味かったか?殺した悪魔は弱かったか?」赤い悪魔がゆっくりと歩き出した途端、彼は全速力で逃げ出した。このままでは殺される。人間と共生するような悪魔に。負けるわけがない。擬態した時間が長かったから本調子でなかっただけだ。   (2023/1/23 23:00:35)

渚@悪魔恐怖?畏怖?そんなもの我々が感じるわけが無い。そんなこと……。   (2023/1/23 23:00:17)

渚@悪魔──振るったはずだ。彼の腕は赤い悪魔に直撃し致命傷とは言わずとも痛手になった。それが彼の見たビジョンだった。現実はどうだ?加速しようと足を踏み込み後ろに傾けた腕が…赤い悪魔にピタリと止められていた。腕どころか足も動かない。何をした、いつ動いた、何故動かない!そんな彼の思考を遮るように赤い悪魔はヘラリと笑う。「困るんだよなぁ。あんまり荒らされると。事大きくしたくねぇんだわ、お前みたいな低級に」理性や知覚が薄くとも尊厳はある。同種に、それも人間といるような奴に見下された。その事実は彼にとって許し難いものである。無理矢理体を動かすと大きく距離を取り、咆哮と共に再び突進を仕掛ける。「一度ならず二度も同じ攻撃。魔力は全ツッパ。考えもない攻撃。気合いだけの声。うーん、これぞまさしく低級だな」赤い悪魔は変わらずヘラヘラと笑い避ける素振りすら見せず正面から受けたが、彼の攻撃は薄い炎の膜で防がれていた。赤い悪魔が炎と共に腕をあげた時、彼は思わずその身を退いていた。   (2023/1/23 22:59:44)

渚@悪魔聞こえてきた声音は男のものだ。彼の前に飛び降りてきた男は体から炎を出し音もなく着地した。高身長であり、炎を扱う。赤と黒の服装に身を包んだ男。そして嫌でも感じる同種であるという感覚。(コイツだ…)この赤い悪魔が噂に聞いた『異端』だと彼は理解する。それと同時に彼は攻撃を開始した。擬態していた人間の体を内から破るように本来の姿に戻り、加速し、腕を振るう。   (2023/1/23 22:59:11)

渚@悪魔「見つけた」   (2023/1/23 22:58:46)

渚@悪魔獲物が見つかりやすい薄暗い裏路地をヒタヒタと歩いていると月光が照らす一本の細い路地に出る。日光よりはマシだが月光も好むわけではない彼は早く通ってしまおうと少し足を早めると、不意に影が落ちる。なんだ、と足元を見てその影がどうやら人間に似た影であると認識すると影の持ち主を視認するため視線を上げる。「自殺でも試みようとしているならついでに貰っていってしまおう」そう考えた彼の目に飛び込んできたのは夜空に揺らめく赤い炎と、自殺とは程遠いようなニタリとした笑顔を浮かべた人物だった。   (2023/1/23 22:58:37)

渚@悪魔──生物が寝静まった深夜。人間に擬態した彼は行動を開始する。恨み合いで殺されかけている輩。精神を病み死のうとする女。自らの欲を満たそうとするだけの低俗者。思った通り、彼はこの街に着いてから食事に事欠かない数日を送っていた。「しかし、この街は奇怪だ」聞いていた話以上に人間と共生する悪魔が多い。手頃な悪魔を捕まえて話を聞くと家族だ等と嘯いたので半殺しにした上で目の前で人間を喰らった日もあった。何がここまで腑抜けにしているのか。そんなことを考えながらも彼は次の獲物を探す。   (2023/1/23 22:58:12)

渚@悪魔「彼」もまた、その話を聞きこの街へやってきた。明確な自我すら怪しい下級すらランク外の低級悪魔。しかし、意志は持っていた。「我々が人間に屈するなど論外である。きっと件の悪魔は人間に縋り生きている。ならば我が力を持って屠るが幸だろう」もちろん、相手の力量なんて視野に入っていない。それを考える理性なんてものは彼の思考回路には備わっていないのだから。「人間に屈した悪魔より自分の方が強い」と。彼はそう信じて疑わなかった。さて、標的がいるという街まで来たが中々どうして人間が大量だ。正確には人間以外も散見されるが、格好の餌場として申し分ない。なるほど、ここを自らの領地としているのか?そんな考えが頭をよぎる。ここを件の悪魔の領地とした場合、それだけの力量があるのだと理解すれば自身との力量差も量れそうなものだが、彼にそんな思考回路は備わっていない。彼が考えたのは「こんな餌場を独占するのは許されざるべきだ」という至極当然浅はかなる考えだった。   (2023/1/23 22:57:25)

渚@悪魔故に、『異端』の話は否が応でも耳にする。群れるわけではなくとも顔を合わせれば最低限の情報共有くらいはする。その中で幾度もその話を耳にする。「人間と共に生き、人間のために行動し、時には人間のために同胞ですら手にかける」そんな悪魔がいる、と。   (2023/1/23 22:56:46)

渚@悪魔元来明確な行動理念を持たざる生物である。敢えてあげるとするならば欲望。生きるために、強くあるために自他の欲望を糧に身を振るう。その触媒として『人間』というのは格好の餌だった。老若男女、善悪を問わず欲望を掲げており、その先の未来を示唆してやれば喜んでその身を捧げ、「思った未来と違う」等と宣い、自ら捧げた身が消失していくのを感じながらそれでも尚「生きたい」と欲望を吐き散らかす。悪魔はその全てを平らげ、自らの糧とする。それが自己の存在意義だと本能が告げるから。だから新たな餌を見つけては食す。食しては新たな餌を探す。その繰り返しだ。   (2023/1/23 22:56:03)

渚@悪魔悪魔とは。   (2023/1/23 22:55:45)

渚@悪魔((こんにちわこんばんはこんにちわ   (2023/1/23 22:54:57)

おしらせ渚@悪魔さん(iPhone SoftBank)が入室しました♪  (2023/1/23 22:54:44)

おしらせさん(iPhone au)が退室しました。  (2022/8/24 00:20:41)

((正直ここまで書くなら小説で1から書きたいなぁ……1から…!?ようやく書きたかったとこまで書けそうです。では、また。ノシ   (2022/8/24 00:20:37)

「やれやれ。」(振るわれた赤紫の禍々しい剣は白い真っ直ぐな剣に弾かれる。)「最後まで俺は手を出さないつもりだったんだが。」(『両者』の放った衝撃は互いへダメージを与えた。アンナの悪魔を模した角を砕き、アーサーの前に現れた男の頭部を包む甲冑を砕き、その素顔を晒す)アンナ「貴様…やはり意識があったか…」「あぁ。魂を遺体の記憶の中に隠しておいたからな」(アーサーはその声に聞き覚えがあった。以前聞いた時は限界状態だったからか気づくことは無かったが、今こうして改めて聞くことで気づけた。甲冑に隠された長い金色の髪に、振動の能力。)「大切な弟を痛めつけられて黙っているほど俺は温厚では無かったようだ。」アンナ「アルトリウス・フォン・アルザッ!」(その時再びアーサーの運命は動き出していた。)   (2022/8/24 00:19:48)

アーサー「お、俺は……」【忘れるな】アーサー「俺の、道は……」【迷うな】アーサー「………」【迷うな、正義を忘れるな】アーサー「悪ぃな、俺の道は兄貴と同じ道だ。いずれ兄貴を追い抜いて王になる道だ。」(アーサーは笑う。何度自分に死が襲おうとも、絶望に苛まれ惑うことがあれども、幼き頃に誓った復讐すら霞む幸せをくれた友に恥じぬ生き方のために。最期までアーサーは笑うことにした。)アンナ「消えろ愚弟。来世こそ私に全てを捧げろ」(急所を狙うアンナの剣を最後にアーサーは目を閉じる。最後の最後までアーサーは友の幸せとここから逃げて無事生き延びることを)   (2022/8/24 00:19:24)

(アルトリウス・フォン・アーサーは惑う。父を殺され、兄を失った日から心に宿した復讐という生きがいの為に手に入れた力も、何もかも無駄だった。友にさえ隠し通した怒りはどこへ向かうのだろうか。)(絶望するアーサーの目の前にカツンと足音を鳴らしアンナが現れる。両手をぶら下げ焦点の定まらぬ瞳を揺らし今も尚口から血を流すアーサーを見て嬉しそうにアンナは笑みを浮かべた。)アンナ「力とは、優劣を決めるに一番分かりやすい手段だと私は思う。さて、私たちの場合はどちらが劣っているんだろうなぁ?」アンナ「しかし私は支配者。劣等人にも慈悲を与える者だ。私の靴を舐めろ、そして私に生涯を捧げ、忠誠を誓え。そうしたら助けてやろう。」(目の前に助かる道が開かれたアーサー。力の差を痛いほど思い知らされ、絶望するアーサーの道はひとつだった。)   (2022/8/24 00:19:00)

(両腕を交差し少しでも衝撃を抑えようとしたアーサーをアンナの一撃が襲う。拳だけの衝撃ではなく、アーサーの兄の能力を再現し振動を加えた一撃はアーサーを吹き飛ばすには十分すぎた。)アンナ「すまないな、先程お前が勝手に宙を舞っていると言ったがどうやら私の適当に放った一撃によるものだったようだな。」「いやすまない、力を持て余すとこういうことが起こる。」(アーサーは吹き飛ばされた先で瓦礫をかき分け立ち上がる。悪態のひとつでも吐いてやろうとしたアーサーは込み上げるものを吐き出す。それは悪態でも、不屈の闘志でもなく、真っ赤な鮮血だった。滝のように流れるそれを理解する前に体が悲鳴をあげた。)(両膝をつき、身を包む英雄達の力の結晶もいつの間にか解けてしまっていた。)アーサー『スキルも……俺の今までの努力も…何もかもが通じない……。じゃあ…俺の復讐は、なんだったんだ?』   (2022/8/24 00:18:35)

(姿を変えたアンナの容姿はまさに悪魔そのものだった。)アンナ「あぁ…良い気分だ。やはり力だ。力こそ何よりも価値がある。そう思わないか?弟よ。」「金も、命も名声も。何もかもが圧倒的な力の前では等しくひれ伏す。」「そう、こんな風に」(その瞬間、アーサーの体は宙を舞っていた。何が起きたか分からずただただ混乱する。混乱するアーサーの視界に悪魔が現れる。その時アーサーは気づく。目の前の悪魔は目にも止まらぬ程のスピードで自分を攻撃したのだと。そして目の前で更に拳を構える悪魔は悪魔のような姿をした、自分の復讐相手であった。)アンナ「はははは!何勝手に宙を舞っている?足元がおぼつかなくなったか!?」(アーサーは狂気的に笑うアンナを見て気づく。自分が無意識に防御する姿勢をしていたことに。本能的にアンナを恐れていることを。)   (2022/8/24 00:18:04)

アーサー「ハァ…ハァ……」(能力の全てを出し切ったような一撃により壁や床が崩れ、倒壊したことによって生まれた煙が晴れていく。)アンナ「素晴らしい。素晴らしい一撃だった。」(そこに憎むべき相手はいた。剣先をアーサーに向けて立っているアンナの姿は先程と違う姿になっていた。)アンナ「どれ程お前が本気の力を出しても、復讐しようと足掻こうと私には絶対に勝てない」(元々禍々しかった剣が更に禍々しさを帯びるかのような化け物の牙や角を彷彿とさせる突起に加え、剣から伸びる黒い棘のようなものがアンナの半身を覆っていた。アンナの頭にはそれらの正体を物語るかのような角が生えていた。)アンナ「この力の正体は魔剣。魔の力を秘めた剣だ。」アーサー「魔剣…だと…?」アンナ「魔剣の力は凄まじい。あまりにも膨大な力により半身を飲み込まれてしまうのが難点だな。」   (2022/8/24 00:17:41)

アーサー「うるせぇよ。」(アーサーは自分に向けられる剣を掴みながら立ち上がる。刃を掴んだせいで掴む手から血が流れるが、アーサーは気にせずに掴み続けていた。)アーサー「世界を支配だとか、兄貴の真似っこだとかこれ以上俺の家族を侮辱するんじゃねぇ!!!」「親父は俺に王としてのあり方を教えてくれた!!兄貴は俺に優しさを教えてくれた!!」アーサー『折れるな、最後まで戦い抜け』(剣を掴んでいないもう片方の腕がアンナの頬を捉える。アンナはアーサーからの抵抗に一瞬怯む。しかしその一瞬をアーサーは逃さなかった。)アーサー「吹き飛べ。」(アーサーは両手をアンナに向け、突風を放った。風は壁や床を抉り、壁を破壊しながら吹き荒れていく。)   (2022/8/24 00:17:20)

(アンナがアーサーに触れた瞬間、ズンっと重たい振動がアーサーを襲う。ビリビリと体を伝うそれには覚えがあった。遠い遠い兄との記憶。)アーサー「ゲホッ……!?い、今のは…?」アンナ「私の再現の能力では私に干渉したものを一つだけなら再現する事が出来る。つまり、今の私はお前の兄の振動も使うことが出来るのだよ」(アーサーは膝を叩きなんとか立ち上がるもアーサーの目の前にアンナの剣が突きつけられる。)アンナ「理解したか、お前は私に絶対に勝てないことを。そして親父殿の風を操る力、私の再現。それらが揃えば世界を支配することも可能だ。お前は黙って私に従えば良いんだ。」(圧倒的な力の差、そしてアーサーの兄の能力、アンナは勝利を確信しアーサーを見下ろす。)   (2022/8/24 00:16:46)

(再び剣と剣がぶつかり合う。しかし。アーサーの培った剣技でもアンナの体に傷1つ付けることができなかった。)アーサー『認めるわけねぇだろ、こんなやつに「衝撃」持ちの兄貴が負けたなんて。こんなやつに俺の復讐が止められるわけねぇ!!』アンナ「焦っているな。」アーサー「っ!?」アンナ「お前の剣を見れば分かるさ。自分の力が通じぬ相手に、自分の復讐相手に叶わぬ現実に、焦っているのだろう?いや、その感情こそ正しい。」「人間として正しい恐怖という感情だ。」(アーサーはアンナの言葉に更に苛立ち、片手で突風を巻き起こしアンナを吹き飛ばそうとする。しかしアンナは攻撃が分かっていたのか容易くかわすとアーサーに近づき、アーサーの胸元に手を添える)アンナ「お前との初めての姉弟喧嘩を記念して良いものをやろう。お前と兄との思い出だ。」   (2022/8/24 00:16:21)

アンナ「ふふっ、混乱しているな?混乱しているな、可愛い愚弟よ。」(アンナは無傷で立っていた。それもダメージを受けボロボロになったはずの服も何もかも元の状態に戻っていた。)アンナ「答え合わせをしてやろう。まず、前に言った私の能力は破壊と再生、では無い。正しくは【再現】【衝撃無効】だ。」アーサー「再現、と衝撃無効…?」アンナ「そうだ。私が攻撃を受けた時、お前以外の時間を巻き戻し無傷の状態の私を再現した。」「そして以前お前が使った、自爆紛いの技の衝撃は全て無効化した。さて、ここまでは理解できたかな?愚弟よ」(傷が無くなったとはいえ、満身創痍のアーサーを馬鹿にするかのように笑うアンナにアーサーは更に斬り掛かる)アーサー「あぁ理解したよ!てめぇがただの真似っこ野郎で、無効化できるのは衝撃だけだってな!」   (2022/8/24 00:15:56)

(アーサーの猛攻は続く。風で作った球を無数に作り、全てをアンナに向けて放つ。マシンガンのように放たれる球にアンナは一切動くことも弾くことも出来なかった。)アーサー「んでもってこいつが!」(アーサーは攻撃をくらい続けるアンナの背後に時間を止め移動する。)「兄貴と親父の痛みを乗せた剣だ!!」(アーサーは無防備のアンナの背中を切りつける。血を吹き出しながら倒れゆくアンナを見下ろしながら、復讐を達成し小さな笑みを浮かべるアーサーの胸をアンナの剣が貫いていた。)アーサー「…はっ?」(そして抉るように剣が抜かれアーサーはおびただしい量の血を流し続ける。意識を失う瞬間にアーサーは剣で貫かれる前の無傷の状態に体の時を戻す。)アーサー『今のはあいつの剣!?馬鹿な、剣が勝手に動くはずがねぇ!!』(アーサーは混乱していた。なぜ殺した筈の敵の剣が自分の体を貫いていたのか。そしてなぜ目の前で倒れていたはずの女の体が無くなっているのか)   (2022/8/24 00:15:37)

アンナ「フフッ、やはりその力は良いな。親父殿を王にした力。ぜひとも私のモノにしたいものだ。」(アーサーが剣を構えたのを見てアンナ自身も剣を抜いた。黒と紫色が混じったような禍々しいその剣はまるで生きているようにも見えた。)アーサー「違ぇ!!親父はこの力で王になったんじゃねぇ!平和を願ったからだ!代々民を守ろうと想う優しい王様たちの願いが込められた力だ!!それと、俺達の親父を殺したてめぇが親父だなんて口にするんじゃねぇ!!」(瞬間剣と剣がぶつかり合う。ギィンという甲高い音が空間全体に響く。)アンナ「これがお前の本気、というわけだな?」アーサー「そうだ!まぁこんなもんじゃねぇけどよ!」(アーサーは剣を弾くとアンナに向かって風で作った球をぶつける。球を受けたアンナに対しアーサーは追い討ちを止めない。)   (2022/8/24 00:15:23)

(あちこちで戦いが始まる中、女はそこにたどり着いた。)アーサー「よう、待ってたぜ。」(その場にいたのは胡座をかいて座るアーサーだった。アーサーの視界の先にいた女の正体は麻薬や国そのものの売買を行う組織のボスであり、アーサーの義姉であった。)アンナ「私がここにくると分かっていたのか?」アーサー「いんや?てめぇのことだからきっと俺を力づくでも言うことを聞かせるつもりだろうと思っただけだ」(アーサーは立ち上がると剣を抜き剣先をアンナに向ける。)アーサー「てめぇは、親父の夢を、守ってきたモノたちを全部全部壊した。親父だけじゃねぇ、俺の大好きだった国も、兄貴も!」「ここでぶっ殺してやるッ!!」(アーサーは剣を構えたまま能力を全解放させる。金髪だった髪は白髪に変わり、後頭部の髪が腰元まで伸びる。この力、この姿こそアーサーが代々受け継いできた力だった。)   (2022/8/24 00:15:04)

((はい。最早なんの続きかも分からないようなやつ投下しにきました   (2022/8/24 00:14:44)

おしらせさん(iPhone au)が入室しました♪  (2022/8/24 00:14:22)

おしらせさん(iPhone 27.93.***.27)が退室しました。  (2022/5/22 03:13:22)

((こんな長いソロル書いたの初めてかも。いつか小説とか書いてみたいなぁなんて。では、また。ノシ   (2022/5/22 03:13:20)

【記録】重大任務のため現世へ降りた天使、『アルファ・フローメル』、『ラベータ=ミカエラ』『ザガン・マルケス』の3名が異常事態に見舞われ一名片腕を失う重症を負い、うち一名死亡。片腕を失った天使は新人天使達の育成の為に別の管轄へ移動を命ずる。そして遺体を遺族のもとへ【記録はここで途切れている】ーーーー1人の勇敢な天使がいなくなったことで天界は少しづつ歪んでいく。正しさと規律を重んじ悪を討つ事が正義の天界へと、その1人の天使が望まなかった未来へ進んでいく。最早原型を留めていない像が今日もまた少し崩れる。また何年も経ち、再びあの現象が起こるのだがそれは天使の英雄が消えて何百年先の未来の話ーーーー   (2022/5/22 03:12:48)

(廃墟のような家でベッドで横たわる少年はケホケホと小さな咳を繰り返す。薬で少しだけ延命できたが病が悪化したことにより衰弱が酷く、どんどん弱っていった)(走馬灯のように流れた記憶で触れた初めて出会う悪魔という種族の優しさと、決して忘れぬ何度も支えてくれた家族の姿。瞼を開くことすら出来なくなった少年の瞳から涙がうっすらと流れ頬を伝っていく。花瓶に生けてあるお気に入りのキンセンカの花はゆらゆらと揺れている。そして少年はたった1人、静かに息を引き取り最後まで孤独のまま、天へ逝く)【正しき、清き魂は巡り巡って神の元へ帰っていく。新たな正しく、清くあるべき存在へ向かっていく。】   (2022/5/22 03:12:28)


更新時刻 11:09:03 | 過去ログ | ルーム管理 | 文字サイズ変更 初期値 縮小- 拡大+
新着発言の通知音を
有効にするために
画面をクリックして下さい